お笑い三人組

昭和３３年にＮＨＫで毎週火曜日の夜８：３０～９：００まで「お笑い三人組」を楽しみに見ていました。
公開生放送のコメディで家族揃って夕食後のひと時を爆笑します。
「あはは～の　うふふ～の　えへへ～の　へ・・・」軽快な番組の主題歌が茶の間に流れると「お笑い三人組」が始まる。

架空の商店街「あまから横丁」が舞台で竜助（三遊亭小金馬、現在の金馬）、正二（一龍斎貞鳳）、八太郎（江戸家猫八）の三人が繰り広げる爆笑喜劇です。
竜助がクリーニング屋だったと思いますが記憶は定かでは有りません。
楠木トシエさんが脇役の準レギュラーで出演していました。

東京下町の庶民的な人情味あふれる商店の人物が大阪では新鮮でした。
主役の三人は東京のお笑い界「落語」「講談」「物真似」での若手人気者です。
ＴＶと謂う新しいメデアに乗って全国的な人気者に成った「三人組」でした。
一龍斎貞鳳は後に参議院議員の全国区から当選しタレント議員と成ります。

「お笑い三人組」は生放送の公開喜劇番組の幕開けとも謂える番組でした。