氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

まぼろし探偵

2005-09-04 08:19:41 | 懐かしいTV番組
昭和34年にMBS毎日放送で水曜日の夜6:15~6:45まで毎週「まぼろし探偵」を楽しみに見ていた。
「まぼろし探偵」は少年画報に人気連載中の桑田次郎作画「少年探偵王 まぼろし探偵」をTVドラマ実写版化したものです。

「まぼろし探偵」は「赤い帽子に黒マスク~黄色いマフラーなびかせて~・・・」の主題歌で始まった。
主人公は「知恵と力の進君」こと冨士進(加藤弘)です。
進君の父親は警視庁の冨士警部(大平透)でした。

TVドラマでは原作通りまぼろし号のオートバイ使用が考えられたが空陸両用車「F・59まぼろし号」に変更される。
「まぼろし探偵」進君の武器、F・59まぼろし号(空陸両用車)、電波ピストル(殺傷力は無いスタンガン様のピストル)の発明者は吉野博士です。
この頃のヒーロー「月光仮面」「少年ジェット」「まぼろし探偵」達は悪人達を殺さない平和主義者だったのか?
戦争の悪夢や平和憲法が下敷きになっていたのだろう。
吉野博士の孫娘さくらを演じたのがなんと吉永小百合でした。

「まぼろし探偵」の相手は「怪人黒マント」「怪盗紅ばら男爵」「ニセ札団」「白狐」「暗殺団」「まだら蜘蛛」「謎のジョーカー」などです。
進君が黒マスクを付けて「まぼろし探偵」に変身するシーンは斬新で大人気となりました。

番組提供は「日本水産」で魚肉ソーセージが子供達に人気です。
魚肉ソーセージや魚肉ハムがご馳走だった時代でした。