ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

無事に帰宅

2018-05-28 19:00:00 | 白い花

キヌガサソウ(衣笠草)である。
昨日、ミニ尾瀬公園で撮影したものだ。
花が10〜20cmと大きいので、それをぐるっと取り囲む葉っぱの大きさは圧巻。
花が咲いていないと、一体この葉は何だろうと思ってしまう。
でも、この手の車輪状の葉っぱを持つ植物、大小あるけれどこの辺りでは多い。
で、「クルマ〇〇」「クルマバ〇〇」なんて名前が付けられている。
これは天皇や公卿が用いた絹で作った傘=衣笠に、この大きな葉っぱが似ていることからの命名だそう。
白い花弁に見える部分は萼であるが、ゴージャスだなあ。


朝のうちは曇っていたけれど、日中はいい天気に。
起きがけの只見は6度くらいで、上着を羽織らず外に出たら寒くて身震いした。
日中は23度くらい。
日差しが強くて暑かった。

今朝は5時頃に目が覚めたので、近くの林道に散歩へ。
さすがに雪は消え、タニウツギのピンクの花があちこちで斜面を彩っていた。
道沿いの杉林の中ではチゴユリ、イカリソウ、ホウチャクソウが白い花をたくさん咲かせていた。
今年初めてホウチャクソウを山で見たが、只見の家の近くに群生地があるなんて知らなかったよ。
この季節、植物はどんどん入れ替わるので、こうやって知らないでいるものが多いと思われる。

帰宅して簡単に朝食。
旦那も子供たちも、帰るのは火曜でいいよと言ってくれてたけど、悩んだ末戻ることに。
これは最終的に正しい判断となった。

車に荷物を詰め込んで、7時半頃に家を出て、帰る前にもう一箇所林道散策。
こちらは猿がいる山なんだけど、今回は姿は勿論、声すら聞こえてこなかった。
昨年の秋は、私の移動を追いかけるように、山の方から声が響いてきてたんだけどな。

散策を終えて帰路に。
今日は甲子高原ではなく、国道118号線を使って須賀川へ抜けた。
玉川にある道の駅にちょっと用事があったせいだ。
あとはあぶくま高原道路を使って49号線へ。
平田村からいわきへと向かったわけだが...。

積んであるバイクのカウルやタンクは、持ち帰らずにバイク屋さんへ置いてこようと考えていた。
車検の費用のこともあったので、途中、銀行によってお金をおろす。
その頃には空模様がかなり怪しくなっていた。
先に給油を済ませようとGSに入ったら、稲光と共に雷鳴が轟き、大粒の雨が降り始めた。

こりゃ、持って行っても下ろす間に人も荷物も濡れるなあと、寄るのは諦めた。
まっすぐ家に戻りホッと一息。
無事に帰れてよかったんだけど...。
途中、横道から出てきた車が主要幹線に右折しようと、こちらが来ているのに出てきて接触しかけた。
クラクションを鳴らしたのに止まらず、事もあろうに対向車線に入り込んだという。
田舎だからかこういうこと(左右を確認せずに出てくる)って結構あって、本当に危険である。


さて、帰って正解だったのは、学校から雷雨のために迎え要請が入ったから。
でも、迎えに行った頃にはピークも過ぎて、雨も小降りになっていたけれど。
ま、明日は旗当番だったようだし、良しとしよう。

それにしても、奥会津の植物は、今の時期は混沌?としている。
こちらでは終わっている藤や朴の花と一緒に、ハリエンジュやサラサドウダンが咲いている。
ジャーマンアイリスと花菖蒲、黄菖蒲、杜若が、一緒くたに庭先を彩っている。
モッコウバラやオオデマリも見頃だ。
こうやって初春の花と晩春〜初夏の花が入り混じり、気がつくとこちらよりも開花が先行している。
今の季節、奥会津は本当に面白い(二ヶ月くらい居着きたいわ)。
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