ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

久々に熟睡

2017-06-26 18:00:00 | 白い花

土曜日に行った駒止湿原のワタスゲ(綿菅)の群生。
現在、湿原一帯は、このような風景が広がっている。
地面の白いのはワタスゲ、奥の低木の白色はおそらくズミだと思われる。
勿論、これは花ではなく、果実が集まった果穂というもの。

花はスゲと同じく、薄黄色のひも状のものが伸びて球状になっている。
この頃は周囲の色と同化して、ほとんど目立たないが、綿帽子になると遠目からではお花畑のようだ。
フワフワとした果穂は、触るとなんともいえない和める感触が。

その白い平原に色を添えていたのはレンゲツツジ(蓮華躑躅)。

オレンジ色の花はまだ蕾が多くて、これからもしばらくは楽しめそうだ。
全体に毒があるということは初めて知ったのだが、鹿に食べられなくていいんじゃないかなあ?

紫色の小花を咲かせていたのはウラジロヨウラク(裏白瓔珞)。

ウラジロは、葉っぱの裏側が白い植物によくつけられている。
では「ヨウラク」とは??
図鑑で以前、調べた時はあまり気にならなかったのだが、考えてみれば知らない言葉。
「瓔珞」はもともとはインドの装身具のことだそう。
仏様の装身具や、寺の本堂の天井からぶら下がっている、きらびやかな装飾品も、瓔珞というそう。
色合いから、そういうものに見立てて名前が付けられたのか?

これは今がおそらく見頃で、木道沿いにたくさん咲いていた。
色味がまだ少ない湿原で、レンゲツツジと合わせて目立つ花であった。

前回、ここに来た時、次は咲いているかと期待していたコバイケイソウ(小梅蕙草)。
残念ながら、まだ早かったようで、ほとんどが花穂すら伸ばしていない状態でがっかり。
でも、気まぐれなのが必ずいて、見ることができてよかった。

花穂が伸びていても、まだまだ蕾が固いものが多かったし。
あれは間違いなく咲いているというものは、木道からはるか離れた場所だったり。
小花が密集して咲くのだが、なかなかタイミングが合わず、まばらに咲いているのしか見たことがない。

そして、彩りにはならないけれど、同じく白い花を咲かせていたのがズミ(酸実)。

開花期は4〜6月だそうだが、標高が高いので今くらいから咲き出すのだろう。
漢字表記を見れば、まんま実が酸っぱいので「ズミ」だと分かる。
また、樹皮を染料として使ったことから「染める実」で「ズミ」との説もあるらしい。

最後に、木道で出くわしたヤマナメクジを。

これを調べている時、駒止湿原でこれを見たというブログなどが幾つかあった。
あの辺りでは割と目にするナメクジなんだろう。
ただ、縮んでいたためか、最初は巨大な芋虫にしか見えなかった。
移動時の伸びた画像を見たが、成人男子の掌(中指の先から手首)くらいの長さがあってびっくり。
木切れで転がしてみたのだが、うちの界隈にいるナメクジと違って、弾力があって固かったわ。


朝のうちは曇っており、風もひんやり。
雲の動きで日がさしたり陰ったりを繰り返していた。
午後になると雲も切れて青空が広がった。
海岸端は丁度いい気温であったが、街中の道路端の温度表示は29度になっていた。
実際、車から出ると熱気で気分が悪くなるほどだったわ。

昨夜は義父がいなくて、深夜にトイレに起きだす音もなく、ぐっすり眠れたわ〜。
お弁当はお休みにしてもらったので、6時前までゆっくり休めた。
いかに睡眠妨害をやらかしてくれているか、不在だとよく分かる。
トイレに起きるのは仕方ないが、できるだけ音をたてないように、なんて配慮はないものね。

洗濯物は迷ったが外に出した。
雨は降りそうになかったからだが、まあまあの乾き具合であった。
トイレ掃除や子供達が持ち帰ったプリントの整理などを、午前中はしていた。
必要ないものはすぐに広告入れに入れるのだが、どっちつかずのはプリント置き場に。
たまに、必要になるものが出てくるので、迂闊にしまえないこともあるので。

昼前に買い物に出かけた。
先週は家出を企てていたこともあり、生協は最小限しか注文していなかった。
明日からお弁当作りが始まるし、水曜〜金曜は娘もお弁当。
明らかに食材が足りないので仕方なく。
あるものでどうにかできるほど、私の料理のスキルは高くない。


義父は18時半頃に到着予定らしい。
また、いらん物を買ってこないといいんだが。
物珍しさで買うのは構わないんだけど、食品だと結局食べずに処分したりすることが多いのだ。
何せ、買ってきた本人は忘れるし、こちらは添加物が多すぎで食べさせたい物じゃない。
毎度、そのことは言ってるんだけど、忘れちゃうんだろうねえ。
また今夜から安眠妨害の生活再開だ。
コメント