ムシトリナデシコ(虫取撫子)である。
虫取りとあるけれど、食虫植物ではなく、茎のネバネバに虫がくっつくので、そんな名が。
このネバネバは何のためにあるのだろう?
実が粘ついているのは、種を運んでもらうための手段だけど。
虫にとっちゃ、いい迷惑かなと感じる。
これも野生化しているのをよく見かけるなあ。
こちらはムギセンノウ(麦仙翁)。
ムシトリナデシコと同じくナデシコ科。
元々は草原や麦畑に生えていたものを、園芸品種に改良したものだそう。
これは図鑑の中の植物で、ずっと実物を見てみたいものだと思っていた。
今年、だんなの職場の近くのお宅に植えているのを見つけ、嬉しかったな。
種や花苗を見かけたことがないのだが、どこで見つけてくるんだろう...。
朝からどんより曇り空。
たまに雨がぱらついてはいたけれど、大した降りではなかった。
が、6時半近くになって送りのメールが。
いやいや、この調子だったら歩いていけるでしょと、受信確認で返信する。
いつものことながら、甘々の地区である。
だんなは今日も早出だったので、久しぶりに娘の送りは私が。
息子は置いていかれるのも困るので、しっかり起きて同乗していった。
7時半になってから、娘と学校へ。
確かに降ってはいたけれど、傘がなくてもどうにかなるんじゃないか程度であった。
まっすぐ帰らずに、近くの河川敷を散策。
そこからため池に続く農道をウロウロ。
そこで、草地の斜面で足を滑らし、そのまま滑り落ちてしまった。
落ちたのは数mであったけれど、先がコンクリートで、そこも苔で滑りやすくなっていた。
そこで滑ると、コンクリートの斜面をまた落ちることになるので、慌てて体勢を立て直した。
が、右足が取られて、膝をコンクリートに強打してしまった。
そこを滑り落ちずに済んだのはよかったが、しばらく痛みで声が出なかったわ。
落ちてたら、今度はザラザラの急斜面だったので、打撲どころじゃ済まなかったかもしれないので。
雨上がりで草が濡れているのを失念していたのが敗因だったわと反省。
痛みが落ち着いてから、土がむき出しになっている場所を辿りながら上った。
ジーンズは破けていなかったのが救いだったかな(買ったばかりのだったので)。
車に戻って一休み。
痛みが引かないようなら、整形外科かなあとげんなりしていたが、落ち着いてきた。
まあ、このくらいなら大丈夫だろうと移動。
朝からえらい目にあってしまった。
ここもだけど、ちょっと山の方に入った田んぼ沿いに、最近、音が出る機械が設置されている。
いつも行く林道は、おそらく豚のされる際の鳴き声と銃を撃つ音、犬の声が定期的に流れている。
聞いていてあまり気持ちのいいものじゃないのだが、きっとイノシシ対策だろう。
電柵で囲ってある田んぼもあったので。
ここのはセンサー式で、機械の前を通ると銃を放つ音が響く。
が、何とも気の抜けるような銃音で笑ってしまう。
その他、犬の鳴く声、猪の警戒の声?みたいなのが、順繰り流れる仕組み。
先の機械の音声に比べると、全体的に弱く、効果がどれだけあるのかと首を傾げていた。
結局、雨はほとんど降らずで予報はハズレであった。
降っても低気圧由来の雨だったので、梅雨入りにはならなかったようだけど。
明日からはまた晴れで気温は上がる予報になっている。
肌寒くはあっても過ごしやすい日が続いていたので、バテないように気をつけないと。