今日は久々に平日休みがとれた。光の条件がいいし、キノコ撮影もいいな、とは思ったけど、名古屋で開催されているCOP10があと少しで閉幕されるというので、せっかくだからと思いそちらへ出かけることにした。
たしか十数年前、京都でCOP3が開催された記憶がある。まだCO2削減という言葉も一般に認知されておらず、自然環境に関する取り組みもグローバル化していない時代、日本でその先駆けとなる重要な国際会議が開かれるというので、注目を浴びたものだったが……いつのまにやら議題が生物多様性に変わってたのね。
成り行きでそうなったのか予定通りなのか、その辺の経緯は不勉強ゆえ、よくわからないけれど、地球温暖化対策が中途半端なままのような気がするのは気のせいか?ま、いいか、生物多様性も重要な問題であることに違いはないし。(※あとで注釈)
実はこの生物多様性という問題、意外にクセモノで、実はそれ自体が何なのか、いまだもってよくわかっていない。もちろん言葉を額面どおりにとれば「生物種の多様性」という、まさにその通りなのだけれど、それをどう扱うか、ということになると、途端に百家争鳴、専門家の中ですら意見がまとまらなくなってしまう。
たとえば外来種。駆除すべし、という意見がある一方、現在の自然が、古いものも含め、すでに大量の外来種を受け入れて成り立っている以上、新たな外来種を途方もない労力をさいて駆除することに意味があるのか、という意見もある。
利害関係がからまない外来種の問題ですらややこしいのに、クジラやマグロなどの生物資源や、熱帯雨林の開発・保護といった利害にからむ問題となったら、それこそ話がもつれるのは当然というもの。こんな短い会期でどうにかなるものとは思えないけど……ま、各国の顔つなぎ、兼デモンストレーションのようなもんだと思えば、それでも意味はある……ハズ。
真面目に文章書いてたら疲れた(←いつもは不真面目なのか)続きはまた。
写真はバス待ってる間にみつけたミゾソバ。コンクリで固めてない田んぼの水路は生物の宝庫。
※COPとはConference of Parties(締約国会議)の略で、ある種の国際会議を示すただの一般名称。CO2削減のCOPと生物多様性のCOPはまったく別物のシリーズだそうです。まぎらわしいからやめてほしい……ちなみにCO2の方はCOP15まで進んでおりました。COP13はすごく強かったに違いない(ズキューーーン)
通りすがりさんご指摘ありがとうございました
たしか十数年前、京都でCOP3が開催された記憶がある。まだCO2削減という言葉も一般に認知されておらず、自然環境に関する取り組みもグローバル化していない時代、日本でその先駆けとなる重要な国際会議が開かれるというので、注目を浴びたものだったが……いつのまにやら議題が生物多様性に変わってたのね。
成り行きでそうなったのか予定通りなのか、その辺の経緯は不勉強ゆえ、よくわからないけれど、地球温暖化対策が中途半端なままのような気がするのは気のせいか?ま、いいか、生物多様性も重要な問題であることに違いはないし。(※あとで注釈)
実はこの生物多様性という問題、意外にクセモノで、実はそれ自体が何なのか、いまだもってよくわかっていない。もちろん言葉を額面どおりにとれば「生物種の多様性」という、まさにその通りなのだけれど、それをどう扱うか、ということになると、途端に百家争鳴、専門家の中ですら意見がまとまらなくなってしまう。
たとえば外来種。駆除すべし、という意見がある一方、現在の自然が、古いものも含め、すでに大量の外来種を受け入れて成り立っている以上、新たな外来種を途方もない労力をさいて駆除することに意味があるのか、という意見もある。
利害関係がからまない外来種の問題ですらややこしいのに、クジラやマグロなどの生物資源や、熱帯雨林の開発・保護といった利害にからむ問題となったら、それこそ話がもつれるのは当然というもの。こんな短い会期でどうにかなるものとは思えないけど……ま、各国の顔つなぎ、兼デモンストレーションのようなもんだと思えば、それでも意味はある……ハズ。
真面目に文章書いてたら疲れた(←いつもは不真面目なのか)続きはまた。
写真はバス待ってる間にみつけたミゾソバ。コンクリで固めてない田んぼの水路は生物の宝庫。
※COPとはConference of Parties(締約国会議)の略で、ある種の国際会議を示すただの一般名称。CO2削減のCOPと生物多様性のCOPはまったく別物のシリーズだそうです。まぎらわしいからやめてほしい……ちなみにCO2の方はCOP15まで進んでおりました。COP13はすごく強かったに違いない(ズキューーーン)
通りすがりさんご指摘ありがとうございました
差し出がましいのですが、今日の話題、ちょっと引っかかったのでお邪魔します。
COP10のCOPですが、Conference of Parties(締約国会議)の略で、これ自体は何の会議かを示していません。京都で行っていたのは気候変動枠組条約の3回目の締約国会議で、この続きの会議としては、COP15が昨年12月にコペンハーゲンで開かれています。今、名古屋でやっているのは、生物多様性条約の10回目の会議でして、別の条約の会議になります。COP10やらCOP15とか条約名を付けずに使われてしまっていて、紛らわしいし不親切と思うのですが、あんまり気にする人もいないみたいです。
そう、確かCOPが二桁台の会議がどこかでやってたような気もしてたんですが、気のせいだろう…と思って気にしてませんでした。
COPはただの一般名称で、CO2のシリーズと今回のはまったく別物なんですね。ややこしいからやめてほしい……
本文に注釈つけときます。
私もブログを拝見して「会えたかも」とは思いましたが、会場に到着したのが2時前くらいだったので、ちょっと間に合わなかったかな、と。
というよりか、農水省ブース一帯のテント群の存在に気づいてませんでした。すいません。
確かに寒かったですね。ブースの守りをしている人にはつらかったでしょう。