月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

夏きのこコレクション 2010

2010-07-28 22:42:59 | 撮影
きのこスライドショー 右下のポッチでフルスクリーン画面が楽しめますでございます

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一般オープン観察会

2010-07-18 23:07:42 | キノコ
梅雨明けの声が聞かれ、まるで舞台が替わったかのように空が真夏色に変わった。

今日は、「三重県民の森」主催のキノコ観察会に参加した。一般参加のイベントなので、またいつもと違った楽しみがある。キノコがたくさん見つかるといいけど。

公園の管理人さんの先導を受けて公園を進むのだが、行列はちっとも進まない。足を引っ張ってんのは、キノコに気を取られすぎる我らがM先生だったりするのだが、そこはそれ、学校の授業じゃなし、自主性を重んずるということで。

キノコはそこそこ量が見られたので、参加者の声がそこかしこで上がっていた。個々のキノコの状態はやや悪かったけれど、私個人としては、今日は撮影が目的ってわけじゃなし、気楽に散策を楽しむことができた。

最初の写真の小型菌は、イッポンシメジ系にも見えるけど、柄にぬめりがあったからヌメリガサのが近いか?このへん全然わからん……


イグチも豊富に見られた。大半虫食いだったけど……これは大型のコビチャニガイグチのようだ。「こび茶」というのは聞きなれない色名だが、調べてみると語源はどうやら「昆布茶」なのだそうで。なんだ、「こぶ茶ニガイグチ」なのか……ちなみに「色の名前事典」によれば、こんな色。

ほのかに緑味がかった灰茶色だ。渋いけどけっこう私好み。

遠くの方で「かご!かごー!」と大声で竹カゴ係の管理人さんを呼ぶ声。どうやら紙袋に入りきらない大物のお出ましのようだ。

出たー!オオオニテングタケ!直径25センチの大物だ。「うわー、でかい」と参加者は大歓声。こいつのインパクトは見慣れてる者にすら大きいからなー。

おほほ、いいモデルっぷりじゃないの。


なんだかアリがキノコのイボをかじってるようだが。うまいのか?


まずまずの戦果をおさめて撤収、種類調べの時間になった。参加者は人数的にはさほど多くなかったものの、生物全般にそこそこの目を持つなかなかの精鋭ぞろいと見受けたが、それでもキノコには悪戦苦闘していたようだ。収穫としてはイグチ、テングタケ、イッポンシメジなどが多く、ベニタケやキシメジの仲間は少なかった。

M先生のあざやかな段取りで観察会は無事終了。みなさん、お疲れ様でした!
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夏だーーーーーーー!

2010-07-17 23:32:02 | キノコ
炎天下のオオシロカラカサタケ。ずっと狙ってたターゲットだ。太陽がまぶしくて液晶見えへんし、あてずっぽだったけど……狙い通り撮れた。いやー、ツイてる。
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快適きのこライフ~忘れ物~

2010-07-16 21:18:55 | キノコ
I公園、M公園とハシゴして、最後のH公園に到着した頃には3時を回っていた。ここは有料で、しかも閉園が5時。さすがに1時間半で園内を回れるもんだろうか、と思案しながらも、ここで引き返すのももったいない……と思い、入り口のチケット売り場の前でポケットに手をやると、そこで重要なことに気づいた……あ、財布がない。

車の中に置き忘れてしまったようだ。駐車場まで取りに戻っている余裕はない。ふー、あきらめるしかないか。

ただ引き返すのも惜しいので、この公園をぐるりと一周取り巻くようにして設置されているハイキングコースを歩くことにした。雑木林の中を縫う道は単調だが、整備はされており歩きやすい。キノコ的にも比較的よい環境のように思う。

歩道脇にはヘビキノコモドキやコテングタケモドキ、キチャハツなどが、土手にはキクバナイグチやヌメリコウジタケなどが、いくつも並んでいたが、いずれも撮りたくなるようなものではない。今日はこれでしまいか……と思った矢先、鮮やかな色が目に飛び込んできた。



やった、こりゃハナガサイグチじゃないの。1、2センチしかないような、ちんまいヤツしか今まで見たことなかったけど、これはしっかり大きい。にわかに強くなってきた雨にもめげず写真を撮る。


見上げアングルで。派手なキノコはいくつもあるけど、こいつの原色ぶりは群を抜いてる。

いやあ、最後にいいキノコに出会えた。たまには失敗もしてみるもんだね(しょっちゅうやってるか……)。

私はひとしきり満足して、名古屋をあとにした。
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快適きのこライフ~笹やぶ~

2010-07-15 19:32:51 | キノコ
キノコの発生は全体的にあまりよくはなかった。というより、生えてることは生えてるんだけれど状態がよくなかった、と言った方が正確かもしれない。

そんな中で真夏の到来を告げるキノコ・シロオニタケの幼菌「白ダルマ」を発見。とりあえず撮っておく。これを見なきゃ日本の夏は始まらない、なんて言ってんのは私だけかもしれないけど。

蚊だらけの竹林を突破すると、こんどは道の両側から覆いかぶさるように葉をもたげる笹に難渋した。今すぐカメラを草刈り機に持ちかえて、問答無用に刈り倒してしまいたい……と思うぐらいうっとうしかったが、これも現実か。ズボンと靴をずぶ濡れにしながら道をすすんだ。

この公園も5年ほど前に前に比べると、ずいぶん荒れてきたように思う。林床にササが生い茂り、かつては菌根菌のシロであったところが完全に制圧されている、という場所が数え切れないほどあった。
広大な公園になればなるほど、遊具や芝生などのある広場の整備が優先され、山をぬうように延びる遊歩道の整備はおろそかになる。ましてや公園の管理人や出入りの業者は遊歩道の脇にはえるキノコのことなど思いも及ばない。人が歩けるだけのスペースが確保できればいいや、と道の所だけ草を刈って、そのまま、ということになる。
まあ文句を言うのは簡単だけど、こういう環境を維持するのって、すごい労力いるんよね。私も行きつけの公園をつくって、ボランティアで整備を手伝って、整備した場所に生えてきたキノコをベストアングルで捉えられたら、なんてことを頭の中で思い描いたりはするんだけれど、いまだ実現には至らず。

こういう公園の光景を見るたびに考えこんでしまう。


さてさて、このイグチはモエギアミアシイグチ。珍しいキノコだと思って先日も無理にカメラにおさめたのに、今日はさらに2ヶ所で発見。今年は当たり年なのかしらん。それにしても、緑を帯びた柄に灰黒色の傘というすごい容姿。いちばん綺麗に見える幼菌でこれなんだから、コイツを綺麗に撮るというのは卵を逆さに立てるのと同じくらい難しい。


こんなのも見つけた。珍しい白いイグチ。一本しかなかったのであまり調べなかったが、何ともつかない姿をしている。ただのアルビノ(白色個体)ってことはないよな。

わからないキノコにこの日もたくさん出会い、そして通り過ぎた。
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快適きのこライフ~名古屋にて~

2010-07-14 19:01:25 | キノコ
今年の梅雨は充実したきのこライフを送っている。イグチ好きの私としては、キノコといえば夏の方がメインシーズンなので、少々無理をしてしまうのも道理かな。それもあと残り少し。

今回は名古屋へ。京都やら滋賀やら奈良やら、県外は一通り回ってきたので、最後に残った、という感じだけど。おそらくこの梅雨の最後の遠出になるだろう、面白いキノコに出会えるといいけど。

天気は悪く、雨時々曇りといった調子だったけど、朝方の強い雨をしのいだあとは、なんとか持ちそうな感じだったので、10時半ごろに出発した。ルートは去年と同じ、I緑地公園からのスタート。



林に入るとすぐにイグチやベニタケ、テングタケのお出迎え。朝方の雨が相当に強かったらしく、地面は水びたしだし、キノコもただじゃ済んでいない有り様だったけど(テングタケの鱗片は吹き飛んでしまって種類がわかりづらい)、とにもかくにも幸先は良いようだ。

竹林に侵入するとかっこよく並んでいるテングタケを見つけた。シロテングタケのようだ。基本的には地味で撮りづらい部類のキノコだけど、雨にぬれてヌメリが出ると、俄然、表情が生き生きとしてくる。こういうサプライズがあるから、雨でもついフラフラと撮影にでかけてしまうのだけど。



ぬお~!

竹やぶで蚊と死闘を繰り広げながらの撮影となった。すさまじい猛襲。誰も近づかない竹やぶで、むこうにとっても滅多にお目にかかれない獲物だろうから、お互いノーガードの撃ち合いである。が、しかし、敵は所詮虫ケラ。スピードにまさる私の繰り出す攻撃はことごとく当たり、私の足下は瞬く間に蚊のしかばねで埋まった(ウソ)。しかし、油断があったのだろう。蚊に気をとられているうちに、不安定になったカメラが三脚ごと前に転倒。あろうことか、ボーリングのピンよろしくシロテングタケにストライク!

おおお!ガッデム!

すまぬ、シロテン……蚊どもにまさかの不覚を喫し、私はすごすごと逃げ帰るのであった……
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梅雨も佳境

2010-07-13 23:40:01 | キノコ
クロハツが出そろってきた。今年の夏キノコシーズンもいよいよ佳境に入ってきたというところか。
例年、休みの日と天候のタイミングが合わず「ちぇっ、今日が休みだったらなー」などと思いながら仕事をしていたものだが、今年はほとんど毎日、曇りか雨というすばらしい梅雨っぷりで、休みの日はほぼ全て出動している。キノコ撮影の出来不出来なんて、いい被写体に出会えるかどうかにほぼかかっているのだから、これだけの撮影チャンスを恵んでくれた今年の天候には感謝しなければならない。

経験を積めた分、ちょっとは撮影の腕も上がったかなー、とも思いたいけど。自分のレベルはよくわからん。露出を意識するようになったのと、反射板を常用するようになった分だけマシになったとは思う。


キイロアセタケ。私が唯一無視しないアセタケ類。いやー、よくわからないからって見て見ぬフリはいかんとは思うんだがねー。このキノコはきれいな上に、比較的かたまって出てくれるので被写体として優良。


ヌメリコウジタケ、今年は当たりっぽい。レモンイエローの管孔、鮮やかさが過激だ。レモンつながりで、というわけでもないだろうけど、かじると酸っぱい。

そういえば今年はシロハツモドキ見かけんけど、まだ?
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黒いイグチ最盛

2010-07-12 22:33:53 | キノコ
黒いイグチ。今年の発生量は特筆モノ。当たり年かな?基本的にアカマツにつくようだ。



こんな生え方してるのは初めて見る。



同じ公園で見つけたが、これはクロアワタケ(ないしオオミノクロアワタケ)のようだ。柄の網目模様と傘の質感が全然ちがう。

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K公園の惨劇

2010-07-11 23:54:56 | キノコ
今日はあいにくの雨。撮影には当然向かない日だけれど、カンカンの快晴よりははるかに条件がいい、と私は思う。雨にぬれたキノコの表情もなかなか捨てがたいからな……

今日あてにしていたのは一昨日の降雨。南部では、かなりまとまった量が降ったようだが、このあたりではそんなでもない。狙うのはできるだけ南の方で、雨が地表に届きやすい木のまばらなところがいい……うーん、思いつかん。困ったときのK公園で。



そんなに期待はしていなかったのだが、駐車場に降りていきなりの大型テングタケのお出迎えにびっくり。なーるほど、これがハマクサギタマゴタケとかいうキノコか。初めて見る……大きいな、直径15センチくらいある。ハマクサギなるマイナー植物のにおいなど知る由もないが、確かにクサギに近い、ちょっと不快なにおいがある。
タマゴタケを名乗りながら、柄にダンダラ模様がないのは少し物足りないけど、ボコッと音を出して生まれてきそうなこの迫力、まさしくタマゴタケを名乗るのに充分だろう。


予想していたよりキノコの数は多い。多いのだが、撮れるようなキノコがなかなか見つからない。なにせ、撮影をしようと小道具を準備するはしから蚊の猛攻にあい、それに耐えながら撮らなければならないのだから(手持ち撮影はガード不能)、おのずと被写体を選んでしまうわけで。
写真はモエギアミアシイグチとおぼしきもの。大型のイグチは生長しきってしまうと撮影がかなり難しい。

撮影モーションに入って蚊に十ヶ所くらいくわれて、イマイチだから退散して、というのを十回くらい繰り返して、もはや、かゆ過ぎて腕のどこがかゆいんだかわからなくなった頃合いにようやくいいのを見つけた。ヒルに噛まれることを考えれば蚊に百回くわれることなど大したことはない。ここは耐えねば……


若いアカヤマドリ。これで私の献血が報われた……

さて駐車場に戻ってみると、最初に撮ったタマゴタケ群落が壊滅し、見るも無残な姿と成り果てていた。途中ですれちがったヤンチャ三兄弟の仕業か……ああ、なんということを。これも公園キノコの定めか。ハマタマさんよ、また今度頑張ってくれ~。
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キクバナ夢舞台

2010-07-09 19:19:05 | キノコ
カレーキノコの林を突きすすむと、ゆるやかにカーブを描きながら伸びる遊歩道に囲まれた部分が、窪地になるように造成がしてあって、これまた面白そうな環境になっている。窪地にもまた遊歩道があり林があり、せせらぎなんかもあって、池もそこにあった。

池……想像していたより小じんまりとした池だ。公園によくありがちな、アヒルや錦鯉が泳いでて岸はコンクリと柵でガッチリ固めて、というような池ではなくて、より自然に溶け込むような工夫がなされているようだ。
いや、それにしても自然すぎる。遊歩道と池の境がよくわからない。それどころか、遊歩道が池の中まで続いている。これは一体どういう演出なのだ……

どうやら遊歩道が水没してるだけのようだ。よく見るとベンチも沈んでる……ちょっとここの設計には問題があるようだ。個人的にはこういうの好きだけど。

キノコは池のわきにある土手にたくさん生えていた。

白いキノコとは……ヤマドリタケがド腐れてカビに侵され、真っ白に変色したものであった。まあ確かに白いですな。

赤いキノコとは……


こちらは健在、ベニイグチさんのようで。今シーズン初見。

赤といえばこんなイグチも見つけた。


ちょっと気の早いキクバナイグチ。で、これがどこに生えてたかっていうと……


ココ。

プッハッハッハ、なにやってんだお前ら……

もうこれが見れただけで満足。監視員さんにお礼を言って公園をあとにした。


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カレー天国

2010-07-08 21:28:43 | キノコ
最初に回った東の敷地と林で隔てられているこの西の敷地には、まったく別の環境が用意されていた。芝生広場を中心として、遊歩道が施されており、その脇には、いかにも栄養のなさそうな赤土にシイ、カシ、ナラがちょちょちょいと植え込んである……

おおおっ!ちょっと感動してしまった。これって菌根菌的に最高の環境じゃございませんか!パッと見、殺風景で豊かな自然とかけ離れてしまっているこの自然が、実は人間に搾取され続けて痩せてしまった過去の里山の環境とそっくり。このやせた環境では、木は菌根をつくるキノコと仲良くして水や養分を確保せざるをえない。当然キノコがたくさん生える、というわけで。

いやー、こんなポイントまで隠し持っているとは、おそるべし滋賀。

さっそく歩いてみると……あるある。うじゃうじゃ生えてる。しかもめちゃくちゃ偏った種類構成で。とにかく多いのがカレーのにおいがするキノコ「ニオイワチチタケ」。そこらじゅうがカレーのにおいで充満している。それでも、誰もカレーを食っていないのにカレーのにおいがするという怪異現象の真相に気づいている人は、少ないようだ。

けっきょく、見かけるキノコの半分がカレーキノコで、残りをカレバキツネとニョロニョロが二分するかたち。毒ではないが、さりとて食べる気のおきない連中の大歓迎には苦笑するしかない。


これは……イタチタケの子どもだろう。


あっ!やっ!こんなキノコは見たことも聞いたこともないから。写真だけ撮っとくから。


私の挙動があまりに怪しかったせいか(そりゃそうだ)、駐車場に陣取ってヒマそうにしていた監視員のおじさんが接近してきた。話を聞いたところによれば、悪いことをする学生がいて、そういうのを監視しているのだという。

(悪いこと?ある種のキノコを眼を血走らせながら採取している……とかじゃないよな)と内心いやな想像が頭をかすめたが、まさかな、と思いなおし、正直にキノコを探している旨を告げると、意外にも好反応で「ああ、キノコならあそこに赤いのがあった、白いのもあったな、あれは毒なのか?」「危ないから見かけたら踏んづけるようにしているんだけど」などといろいろとしゃべったり質問したり。

ひと通り話し終え、私は「キノコたちをむげに踏みつけないでほしい」というニュアンスをほのめかしながら(弱い)、ほやほやの現地情報「池の方に大きくて白いのと赤いのがある」(漠然すぎる)を頼りに池へむかった……
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カレバキツネひとり舞台

2010-07-07 20:17:11 | キノコ
ちょっと睡眠不足、家に用事がたまっている、発生状況がかんばしくない、それでも梅雨とあればキノコ探しにスクランブル発進してしまう、それがキノコ人の悲しいサガ。

今回は、先週訪れてなかなかの感触を得た滋賀県の某所に再び殴りこみ。なんとこの場所、我が家から40分で着いてしまうので、県内で小さなポイントをはしごするよりよほど効率がいい。限られた時間の中で訪れるには、うってつけの場所だ。さてさて、今回はどんなキノコと出会えるやら。

キノコの発生状況は、予想したとおり前回よりはるかに悪かった。イグチは大半崩れてしまっているし、ベニタケやテングタケにしたって干からびてるか腐ってるかの二つに一つ。この高温高湿という環境が、美しい状態のキノコを一日として保たせないようだ。一週間前に見つけたばかりのテングタケやヤマドリタケモドキの群生が、キノコはもちろん残骸まであとかたもなく消えていたのには唖然としてしまった。

そんな中、頑張っていたのがカレバキツネタケ。まさしく孤軍奮闘、園内のあちこちで群生するのが見られた。一応食べられるらしいが……毒と言われても食べたくなるキノコがあるように、食えると言われても食べる気にならないキノコもある。コイツはわたしにとっちゃそんなヤツだな。でも被写体としては優等生。



あと、こいつも多い。


私は勝手にカレエダタケモドキだと思いこんでいるが、確証などどこにもなく。これほどまで頻繁に見かけるキノコだと言うのに、実は正体がわからんとは!通称「にょろにょろ」。ムーミン谷にもたくさん生えてるようなので。ついでだから「にょろにょろ」を正式名称に格上げしようじゃないか!

ニョロニョロ科ニョロニョロ属ニョロニョロ

え?ダメだって?

結局かなりの距離を歩いたけど、満足に撮れそうなのはカレバキツネタケばかりだった。それでも量的に少ないとはいえ、ひと回り遅れで発生を開始するキノコがちらほらと姿を見せるようになってきたので、これからが楽しみだ。テングタケ類ではコテングタケモドキやヘビキノコモドキ、ベニタケではアイタケやクロハツ、イグチではオニイグチやミドリニガイグチなど。

特にイグチではなかなかの種類数が見られた。


オオコゲチャイグチ


ダイダイイグチ


ふむふむ、いい感じじゃないの。あれ?向こうにも公園続いてるんだ。行ってみよ……







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大公開!偉大なる反射板

2010-07-06 23:01:16 | 撮影
コンパクト!超廉価!堅すぎず柔らかすぎず!好きな角度で使える!しかも防水加工!

牛乳パック最高!
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偉大なる反射板

2010-07-05 22:32:07 | キノコ
さて、時間が余った。どうしよう。

今から大きなキノコスポットを回るには遠すぎるし遅すぎる。ここはしょうがないから、ハズレ覚悟で近くのポイントをはしごすることにしよう。

最初のポイントは距離的に程近い緑地公園。広い敷地をもち、地形が変化に富んでいる上、手入れもなされている。ただ、その割にはキノコ密度が薄く、ヤマビルがいるのも難点(ちなみにこの日も噛まれた)。



アカカバ発見ー。午前の観察会で間違えたばかりだったのでしっかり観察する。なるほど、条線がないし表面は透明感がなくてぼこぼこしてる。そしてそんなことよりなにより、クサ~い。

予想通りキノコ密度は薄かったけど、それでもイグチやテングタケがチラホラと見られた。



赤黒くて美しくはないけどアカヤマタケ、だと思う。でも傘ってこんな繊維状だったっけ……



この日多発していたヤマドリタケの仲間。ヤマドリタケモドキではないしコガネヤマドリでもない、その中間的な感じの、この地域でよく見られるイグチだ。感覚的に命名するなら「キアシヤマドリ」と言った感じだけど、この名前はもう取られているようなので、「黄色っぽいヤマドリタケ」でいいことにする。ここんとこ弁当の献立に窮しているので、主義に反して採集。インゲンと煮付けにしてしまった。

最後にもうひとつだけまわったポイント。いつも期待を裏切り続けるろくでもないポイントだが、今回もしっかり期待を裏切ったのはさすがと言ったところか。



マツの下の土手にニガイグチモドキだけはウジャッと生えていた。完全逆光でドラマチックな演出をはかってみたが……被写体がいかんせんニガイグチモドキ。「いやー、これでも黒つぶれしないなんて、反射板って偉大だわ」という感慨を大にしただけであった。
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キヌガサタケを探そう

2010-07-04 22:23:06 | キノコ
今日は去年キヌガサタケを見つけた場所にみんなで集まって観察しよう、という企画に参加した。

前日までは「抜け駆けして早朝一人で撮影するのもいいな」などと考えていたくせに、朝起きてみたら完璧なる寝坊。集合時刻にすら間に合わん……。とにもかくにもカメラを片手に駆けつけることにした。

現地に着いてみると、すでにみなさん例の竹やぶに集まって、例のものを探しているご様子。しまった、完全に遅れをとった……って、あれ?

どこにもあらへん!


残念賞!ご丁寧に×(バツ)ってか。

しょうがないので、そのへんにショボショボ生えてるので楽しむことに。



ウッドチップのハタケチャダイゴケ。周辺の草には、雨で飛び散ったおはじきミサイルが所かまわずへばりついていた。

未熟なモモの実が落っこちて腐ったものに見えたのが、実は腹菌だった。


雨で濡れてるせいなのか変な色。こんなの初めて見るぞ。クサッタモモノミホコリタケとして新種登録を……(←完全に無視して頂いてけっこうです)かすかに網目が透けて見える。

皮肉なことに天気はみるみる良くなって、気持ちの良い梅雨の晴れ間に。純粋な散歩として楽しむとしても、なかなか快適な日だった。


日差しが出てくると地味なキノコにも表情が出てきて面白い。




今日の戦果。といっても手前のブツは朝早くTさんが別の場所でせしめたもの。抜け駆けはずるいな~。
あんまりマジメに採集しなかったのでなんともいえないが、キノコの発生は全体的に今ひとつのようだった。



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