月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

スッポンタケの卵を食べてみた

2012-10-28 23:32:38 | キノコ料理
スッポンタケの卵は食べられるという話を聞いたような気がしたので、食べてみた。

スッポンタケは腐食に富む場所に好んで生えるキノコで、数多いキノコの中でも特別あやしい形状を持っている。しかも、直径5センチほどのまん丸な卵から、ある日突然にょきっと生えてくるというあやしいオマケ付き。それでも図鑑では「柄は食べられる」とされているが、キノコの頭が臭いこともあり、積極的に食べたいと思えるものではない。しかし、卵なら!卵なら食える気がする!などと根拠もなく思うわけである。


スッポンタケの卵は三つのパーツに分解できる。

ゼラチン質の皮と、黒いグレバに覆われた頭、芯に当たる茎だ。それぞれ質感が全く異なるので、一つのキノコで三種類の味わいが生まれる超お得なキノコと言えよう。

料理の方法がよくわからんので、茹でて塩ふってかじるという、もっとも素材の味を生かす(グロさも生かす)方法で味わう。

調理後。左手前が茎、右手前が頭(グレバ)、奥が皮。以後別々に試食を行う。

:もっとも問題のある部位。黒いグレバは成熟すると悪臭を放ちハエを呼び寄せるという最悪物質。しかしこの部分は胞子を含み、もっとも栄養に富むのもまぎれもない事実。卵のうちならまださほどニオイは気にならない……ような気がする。これは食べるしかない。
茹でると、なんかぬらむらとしたモノになった。雰囲気はナマコに似ている。茹でた後でもやはりニオイは全然気にならない……ウソです。なんか臭う。青臭いというか、モヤシ臭いというか、そんなニオイ。何のニオイかなー、と何度も嗅いでいたらちょっと頭痛くなってきた。ええい、ここで日和るわけにはいかん。食べるぞー。
恐る恐るちょびっとだけかじる。む。意外に大丈夫。ナタデココ風の歯触りとモヤシ臭、アンドぬめぬめ。そしてそこに栄養があることを感じさせる旨み。いける!大丈夫だ!残りを丸ごと口の中に放り込む。
もぐもぐ。瞬間、モヤシ臭が口腔を満たす。そしてぬめぬめ。ウっ!気持ち悪い!無理、ムリムリムリ!
吐き出すのは嫌なので、無理やり味噌汁で流し込み、一息つく。ぜえぜえ。あー、えらい目にあった。おそるべしグレバ。これは食いもんじゃない。
ただし、きわめて若いものはむちっとした歯触りと豆もやしの豆のような風味があり、食するに値する。

:皮は卵の表面を覆う外皮と、頭部分に接している内皮、その間をうずめるゼラチン質から成る。透明感のあるゼラチン質はかなりの厚みがあり、その透明感はゼリーとして食べられる珍味・オオゴムタケを思わせるもので、もしかしたら高級デザートになるかもしれない、などという期待感を抱かせる。
茹でてみると、ぶよんぶよんの物体に仕上がった。外皮はまさに恐竜の卵の殻のような風合いで、あまりおいしくなさそうなので、外す。これはきれいにはがれる。内皮はモヤシ臭がするので、これも本当は外したいのだが、これはうまくはがれない。
では食べてみよう。
う。ぶにゅぶにゅする。オオゴムタケに近い気がするのだが、何かが違う。食感としては、片栗粉を水に溶いたものを火にかけたもの:インチキわらび餅、に近い。少し組織がゆるく、口の中で溶けていくような感触がある。あと、やっぱり例のモヤシ臭がある。成熟が進み過ぎていたか、少し酸味もある。うん。もういい。すげーウマい(涙目)。だから残りはアナタにあげる。

:図鑑で「食」とされている部位。中国ではキヌガサタケの茎部分を加工した「スースン」の代用品として用いられるらしい。見た目は漂白したスナック菓子、触った感じは意外に固く、プラスチックか硬質ゴムを思わせる。中央にゼリー状の部分があるのがちょっと気になるが、臭いもさほどなく、なるほどこれならいけそうだ。
茹でてみると、すこし柔らかくなって、秋田名物きりたんぽを想像してしまう。中央のゼリー状の部分のせいか、少しぬめりがあり、箸でつかみづらい。
食べてみる。お。最初、シャクッとした歯触りがあって、さらに噛めば噛むほどにコリコリという食感が持続する。やわらかい数の子と言ったらわかるだろうか。キクラゲのような食材を好む中国では、たしかに珍重されるものであろうなー。ただ、芯の部分のゼリー物質はこの場合、明らかに余分で、そぐわない。あとカタマリで食べると、やっぱりモヤシ臭が気になるので、薄めにスライスしたほうが良かっただろうな、と思った。
うまく調理して、モヤシ臭を取り除けば、じゅうぶん食材として使える。ニオイが取り除ければな……


結論。スッポンタケは

モヤシ臭い

二度と食べるもんか

味評価
茎 C
皮 D
頭 Dマイナー(きわめて若いものはC)

秋のキノコ観察会

2012-10-27 20:32:49 | イベント
今日は三重県民の森にて一般参加のキノコ観察会が行われた。

キノコと言えば秋、ということで、30人を超す参加者が集まった。だけど肝心のキノコが少なくてね……大型菌はわずか、小型菌もしょぼしょぼという有り様。結果的に硬質菌を合わせても25種という結果だった。

大物として、インパクトの高いスッポンタケの卵。あとヌメリイグチがちょろっと、微量ながらハツタケ、テングタケ類、ベニタケ類、エリマキツチグリなど。マンネンタケに美しいものが見つかった。

小型菌はチャツムタケが圧倒的に多くて、他は木材腐朽菌を中心にちょっとずつ。

チシオタケやムラサキシメジなど、季節を感じさせるキノコがこれまた微量ながら見つかったが、秋を代表する菌根菌、フウセンタケ類の姿は極めて少なかった。

幸いと言うべきか、天気は良かったので、おしゃべりや散策をしながら、のんびりとできた。これはこれでそれなりに楽しめるのだった。

ぬめりいぐち

2012-10-26 07:23:17 | キノコ
やっぱりキノコの発生が思わしくない。もともと夏より秋の方が発生量がすくない地域ではあるけれど、去年はそれでももうちょっとはあったのにな。土曜日に観察会を開く予定の公園でもキノコの姿がさっぱり見られないとの話。

このシーズン、比較的有望なアカマツ主体の林に行ってみた。所々、群がって生えている場所があるものの、ここでも全体的に低調、という感じだった。ヌメリイグチの群生が見られたけど、それもこの一角だけ。本気を出せばこんなものではない場所だけにちょっと残念だった。

かわむらあぶらしめじ

2012-10-24 21:27:42 | キノコ
フウセンタケの仲間は判別が難しい。基本的に大半がお手上げだけど、なんとなく安全なイメージがあるので、なんとなく鍋につっこんで食べてしまう。結果、なんとなく大丈夫だったり。この言葉を真に受けて誰かが中毒を起こしても、もちろん私は責任をトリマセン。

このキノコは、褐色の傘にアブラシメジ特有のしわが見られて、柄が白い、ということでカワムラアブラシメジという鑑定だった。柄が紫色を帯びていれば、(ノーマル)アブラシメジということらしい。

河村・アブ・ラシメジという中東系のハーフがいるんじゃないかと想像してみる(意味不明)。

三重のキノコの発生状態は思わしくないようだ。昨日雨が降り、今朝冷え込んだので、少し期待してみたい。明日偵察してみる。

『アリストピア』

2012-10-19 22:57:09 | キノコ本
『アリストピア』 文:天沼春樹 画:大竹茂夫

冬虫夏草フリークとしても知られる大竹茂夫氏の、率直に言ってブキミな絵本。

少女はいつまでも止まらない地下鉄から、いつしか迷宮へと迷い込んでいった……という調子で始まるストーリーは、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をモチーフにしたもの。キノコの上の青虫やらチシャ猫やらトランプの女王やら、ちょっとイッてしまい気味のキャラクター達はまさしく奇想の画家の世界観にふさわしい。

まあそのアリスをもってしても、この絵柄は濃すぎる がな。

それぞれの絵に微妙に統一感がないな、と思ったら、大竹さんの連作の中から、天沼さんがピックアップして、アリスをモチーフにしたストーリーと文章をひねり出した、ということらしい。うん、よく頑張ったと思う。この絵に負けないくらいのテキストなんて、そうそう書けるわけないもん。逆にいえば、テキストを無視して大竹さんの画集として楽しむこともできる。


うわ。やめてほしい。奇想、というより来そう。グロい。気色悪い。(←褒め言葉です)こういうのって、逆にまじまじと眺めちゃうんだよねー。子供に見せたら意外に喜ぶかもな。


冬虫夏草やキノコをモチーフにした絵がちらほらと。特に冬虫夏草は日夜研究しているだけあって、かなりリアルに描かれている(種類まで同定できる)。


……現世とも幻ともつかない世界はキノコの暗黒面の魅力をじゅうぶんに引き出す。なにリアルなんてものは、あたかもそれが全てだみたいに威張ってるけれども、一度壊れてしまえばなんとも頼りないものなのだよ。さてそこのお嬢さん、ちょっとこっちへ来ないかね?

むらさきなぎなたたけ

2012-10-19 20:36:22 | キノコ
ムラサキナギナタタケ。

マツ林に見られるキノコで、形は棒状、身もフタもない感じ。最近の新分類体系では、従来のシロソウメンタケ科から仲間はずれにされてしまい、所属未定ということで、路頭に迷っているようだ。カワイソー。

ちょっと古くて、しかもムチャクチャ暗いところに生えていたのを無理っこ撮ってみた。三重じゃあまり見かけないからかなり頑張って撮った。写真の出来は悪いけどな!突き刺さっている松葉を取り除きたいところだけど、このキノコ、相当脆くて、触るだけでバラバラになってしまうので、気にしないことにする。

図鑑には食えると書いてあるが、や、食えんでしょ、これは(物理的に)。

いぼてんぐたけ

2012-10-18 17:42:07 | キノコ
イボテングタケ。ノーマルテングとイボテンは肉眼的特徴では区別できない、っていう話を聞いたけど、我々アマチュアには肉眼的特徴がすべてなのだ!まあ見た目も発生場所も典型的だからいいんじゃない?

テングタケより大型でいぼがいぼ状(笑)、つぼが何重かの輪っかを残す。針葉樹につく。

ほこりたけ

2012-10-16 22:16:19 | キノコ
ソニーのコンデジ・RX100で撮影。けっこうきれいに撮れるな、使えるかも。

この日は曇りで光に乏しく、撮影にも苦労したが、こういう日はコンデジの方がいいかもしれない。

ただ、使い慣れないカメラにはストレスがつきもの。まずカメラのサイズがコンパクト過ぎてホールドしにくい。知らないうちに関係のないボタンやダイヤルをいじってしまって、設定を元に戻すのに苦労する。オートフォーカス、狙った所にピントを合わしてくれない、などなど。

そもそもまだ使い方が分かってなかったりする。

神戸キノコ観察会

2012-10-15 20:20:21 | イベント
デジカメ歳時記のいりささんからお誘いを受けて、神戸キノコ観察会に参加してきた。

早起きして向かった六甲山地の公園には20人以上の人が集まり、大所帯での観察会となった。三重と同様、神戸の地も渇き気味のようで、ちょっと期待できない状態だったけれど、とにもかくにも出発進行。



アカマツが健在の林は環境としてはキノコにとって理想的な感じだったが、やはりキノコは少なく、特に秋のキノコがあまり見つからない。ヌメリイグチやハツタケ、フウセンタケ類などが少量ずつ。タマシロオニタケやテングタケなど、夏のキノコが細々ながら、まだ発生を続けているという感じだった。

そんななかで、木材腐朽菌の類は比較的元気で、ナラタケ、ハタケシメジ、チャツムタケ、ヒメカバイロタケなどがそこそこの量で発生していたので、みな歓声をあげて楽しんでいた。キノコに気をとられてくっつき虫だらけになる人が続出(^_^)
結果的には50種類くらいあっただろうか。少量ずついろんな種類が見つかった感じ。キノコの種類は三重とわりと似通っているなあ、という印象があった。



そのあと連れて行っていただいた別の場所では、ナラタケが爆生中だった。食べるにはちょっと遅いっていう状態だったけど、予想外の余禄にみんな大喜び。写真のは、なぜか地面から生えているナラタケの群生。

はじめての参加だったにもかかわらず、気さくに話しかけてくださる神戸キノコの方々とたくさんおしゃっべりもできて、ずいぶん楽しめた。わざわざ遠出した甲斐があったというもの。

お誘いくださったいりささん、神戸キノコ観察会の皆さん、ありがとうございました。




みししっぴあかみみがめ

2012-10-13 21:53:49 | 動物
「キノコと全然関係ないじゃん!」

「いや、これは……すし屋のカッパ巻きみたいなもんでして。」

「なに?それ。」

「一服の清涼剤というか、枯れ木も山のにぎわいというか……ほら、カメとカッパで甲羅つながりってことで。」

「………」(白い眼)

「ダメか……。」

子供の科学サイエンスブックス 『きのこの不思議』

2012-10-07 19:14:13 | キノコ本
『きのこの不思議 きのこの生態・進化・生きる環境』 保坂健太郎

誠文堂新光社「子供の科学・サイエンスブックスシリーズ」として今年出版された一冊。

著者は若手の菌類研究者・保坂健太郎氏。世界をまたにかけたキノコ採集とDNAによる系統分析で脚光を浴びている、現在ホットな人物だ。

(『はじめに』より引用)
『きのこの研究は名前を知ることで終わりではありません。むしろ、それ以外の大きな謎がたくさん隠されている、それがきのこの世界なのです。
この本では、まずきのこの生き方や体の構造、色や形の謎について説明します。それから、僕自身が行っている研究内容について、世界中での野外調査の様子を紹介しながら、体験してもらいます。最後に、実際にきのこを研究するためにはどうすればよいかを紹介します。』

うおっ、なんか志(こころざし)が高い!研究者育成が目的なのか!ちょっとワクワクしながらページをめくる。

生態、分類、進化、分布……以降、トリュフの謎や、キノコ化石など、並の図鑑では知ることができないようなきのこの秘密が明かされていく。ふおー、スゴイぜ!

保坂センセイ!ひとつだけいいですか?

子供にはムズカしすぎます!

『きのこでユニークなのは、菌糸が融合した後も、核は合体せずに、別々に居続けることです。』(二次菌糸の説明)
『アミノ酸配列は種間で異なるだけでなく、生物種が進化の過程で枝分かれした(分岐した)年代に相関がある、というのが基本的な考えになります。』(分子時計について)

ちょっと待った、これ小学生向けじゃなかったっけ?漢字に全部ルビふってくれるような本なのに、しれっと書いてあることが実は高校レベルって恐ろしい本だよなー。そういえば昔、NHKでやってた番組を思い出す。『ジーンダイバー』だったか。見た目は「子供の科学」的な甘めのSF実写×アニメなのに、シナリオがめちゃくちゃ気合入ってて、出てくるネタも、ゲノム解析で時空ワープとか生物コンピュータとか、超高度だった。もちろん意味分かんなくて、でもまあわかんなくても雰囲気はわかるっていう内容だったのが良かったんだけど。

そうか、それと同じなんだな。

子供だからって、甘アマな内容を書いていては子供に向上心がわかないし、できる子なら読んでてなんだか舐められているような気分がするに違いない。いや、それより何より、わからないからこそ燃えるのだ。ここはあえて子供に媚びずに難しいことをストレートに書き、その未知へ好奇心をかきたてる。ついでに学者のカッコ良さもアピールしちゃえ。「ボクも大きくなったらキノコ学者になる!」そう言わしめるために!

……て、ゴメン、自分でも言ってる意味がわかんなくなってきた。

本の後半では、「はじめに」での公約通り、センセイの研究生活を披露。ニューカレドニアやパプアニューギニアも探索!なんだかすげー内容だ。子供に読ますにはもったいない。こんなトコじゃなくて、一般書で書いておくれ。でもなんか研究生活がすごい楽しそうに書いてあるので、これを読んでキノコ研究者の道を志す子供も本当に出てくるかもしんない?



小学生の理科・副読本ライクなその外見に反して、まったく侮れない内容。うっかりすると大人でも厳しい。

それにしてもこれで本当によかったんだろうか、誠文堂新光社サン。子供のキノコ英才教育向けに本出すなんて、もう採算度外視もはなはだしい気がするんだけど……まあいいや、本自体は面白いからそれでかまわん事にしよう。



世界各地のキノコ紀行。もっと詳しい話聞きたい。あと、保坂先生が黄色い服好きなのがよくわかった。

きのこ撮影メモ・アングル

2012-10-05 19:45:53 | 撮影
アングルは写真の命。感覚的なものだけに言葉で説明できない部分も多いけど、最低限、守った方がいいポイントはある。

○撮影スタンス
これは装備から撮影方法全般まで言えることだけど、図鑑に使われてるような生態写真を撮るか、見て楽しむアート系の写真を撮るかで大きくスタンスが違ってくる。

前者は、傘・柄・ひだなどの特徴や発生環境など、できるだけたくさんの情報を捉えられるように、三脚を使い、少し距離をおいて絞って撮る。
後者は、形式を問わず、きれいとか不思議とか、感じたことが伝わるように撮る。絞りを開放気味に使い、ボケ味をいかす撮影が典型的。ほとんどゼロ距離まで近づいて接写したり、逆に大きく引いて撮ったり、特殊なレンズや小道具を使ったりと、極端な撮影も可。

基本的には好きなように撮ったらいい。それが各自の個性になる。 

○カメラ位置
キノコ撮影は原則ローアングル。高い位置から撮ってしまうと、柄の部分が完全に影になってしまい、何を撮ったのかすらわからない写真になってしまう。

狙うなら傘の真横か、それより少し高い位置で構えるのが基本。柄を捉えたうえで、なおかつ傘の表情もしっかり押さえられる。
傘より低い位置から撮ると、今度は傘の裏のひだが少しのぞくような絵になる。難易度が上がるけど、キノコがもっとも立体的に見えるアングルなので、積極的に試すといい。

○フレーミング
練習あるのみ!カメラやレンズ、さらには個人の好みで全然違ってくるので、どんな時にきれいに撮れたかってのを、おさらいしながら積み重ねるといい。


ありがち残念写真その1。
キノコの足もとが隠れちゃうと、種類の同定に困るばかりでなく、キノコのフォルムの魅力が半減してしまう。不自然にならない程度にお掃除して、足もとが見えるようにすること。


ありがち残念写真その2。
背景に棒状、直線状のものがあると、とても目ざわり。あらかじめ取り除くこと。小さいキノコを撮るときは松葉なんかでも気になる。
ただ、掃除をしすぎると、今度は逆にさびしい絵になるので注意。