月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

みえ県民の森 きのこ観察会

2015-07-06 22:03:15 | イベント
菰野町にある「みえ県民の森」で開催されたキノコ観察会に参加してきた。

この2年はタイミングが合わず、キノコ不足で迎えねばならなかったこの観察会だが、今回こそはたくさんのキノコが発生するなか迎えられた。心配だった雨も、うまいことやんでくれた。

今回は家族連れが中心の25名ほどが参加。子どもの姿が目立った。

野外を歩いてみると、たしかにキノコの数は多い。特にベニタケの仲間やアセタケの仲間、カレバキツネタケなど菌根菌の姿が目立った。一方で、テングタケ類はぼちぼち、イグチ類はほとんど姿が見られない、といった感じで、夏の花形キノコの出番はもう少し先かな、という印象も受けた。

さて、今回のメインイベンターは某毒キノコ。

近年、ニュースで話題になり、ちょっとした騒動も起こしたヤツだ。なかなか実際の姿を見られないので、これは幸運。参加者も興味深々で先生の話に耳を傾けていた。


戦果。ベニタケ類がことに多かった。クロハツやアカカバイロタケ、ニオイコベニタケ、ドクベニダマシなど。テングタケは並テングタケ、コテングタケモドキ、ガンタケなど。名前のつかない小型菌の姿も目立つ。他にオチバタケ系、キツネタケ系が多い。
大物ではアカヤマドリ、ヘビキノコモドキといったあたりだ。オオオニテングタケは少数ながら発生していた。

ひとつだけ見たことのない珍しいテングタケがみつかり、種類を調べている。根元がかぶら状で、触ると黄色く変色する白っぽい中型テングタケ(シロオニタケ系?)。後日アップする予定。


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