カシ林に大きなイグチがボコボコと。実はこれも不明イグチ。
ただし、このイグチは三重のキノコ会の定例観察ポイントの常連なので、ずいぶん前から存在は把握されている。osoさんのキノコ図鑑に詳しい。
大型のキノコで、傘の直径は10~15センチ、ときにはそれ以上。常緑樹主体の広葉樹林にて。
この林道沿いには広範囲に発生しているが、県外はもちろん、県内の他の場所でも見たことがない。ここオンリー。
傘の質感がかなり特徴的。
傘はややくすんだ明褐色でフェルト状、表面はけばけばした鱗片に覆われている。この鱗片、ほぼ全面に均一に広がっているのが印象的。他のキノコだと、中央が厚めとか傘のフチにはついていないとか、かならず偏りがあるものだけど。
管孔は淡黄色で、成熟するとわずかに緑色を帯びる。肉は白色、青変性はなし。空気に触れると時間をかけて赤みを帯びる。肉質はやわらかめ、特別な味は無い。不快ではない独特の臭気がある。
柄は傘と同色、頂部のみ黄色。上部に縦長の不明瞭な網目模様があるものもある。表面は繊維方向に沿った不明瞭な凹凸あり。
管孔は細かい。やや形や大きさが不ぞろいな印象を受ける。変色性はないが、傷ついた部分は時間をかけて褐色に変色するようだ。柄の周囲で少しくぼむ。
さてさて、何ともつかないイグチで、大まかな分類もしぼりづらい。
管孔がこころもち不ぞろいの角形で、柄に垂生ぎみに残る特徴からアワタケ系?との声があるが・・・。
この管孔、どこかで見たのと似てることに最近気づいた。シワチャヤマイグチの管孔だ。
はじめ淡黄色で古くなると緑色を帯びる、管孔は細かめで傷つくと時間をかけて褐色のシミができる、柄の周囲でくぼむ、など。全体的な印象もよく似ている。
もしシワチャヤマイグチに近縁ということになれば、このキノコもシワチャとともに新分類・Hemileccinum属に所属することになるのかもしれない。(スタンプイグチもw)
三重メンバー内での愛称「パンケーキイグチ」をとりあえずの呼び名にしておく。(個人的にはちょっと焼き過ぎだと思う)
ただし、このイグチは三重のキノコ会の定例観察ポイントの常連なので、ずいぶん前から存在は把握されている。osoさんのキノコ図鑑に詳しい。
大型のキノコで、傘の直径は10~15センチ、ときにはそれ以上。常緑樹主体の広葉樹林にて。
この林道沿いには広範囲に発生しているが、県外はもちろん、県内の他の場所でも見たことがない。ここオンリー。
傘の質感がかなり特徴的。
傘はややくすんだ明褐色でフェルト状、表面はけばけばした鱗片に覆われている。この鱗片、ほぼ全面に均一に広がっているのが印象的。他のキノコだと、中央が厚めとか傘のフチにはついていないとか、かならず偏りがあるものだけど。
管孔は淡黄色で、成熟するとわずかに緑色を帯びる。肉は白色、青変性はなし。空気に触れると時間をかけて赤みを帯びる。肉質はやわらかめ、特別な味は無い。不快ではない独特の臭気がある。
柄は傘と同色、頂部のみ黄色。上部に縦長の不明瞭な網目模様があるものもある。表面は繊維方向に沿った不明瞭な凹凸あり。
管孔は細かい。やや形や大きさが不ぞろいな印象を受ける。変色性はないが、傷ついた部分は時間をかけて褐色に変色するようだ。柄の周囲で少しくぼむ。
さてさて、何ともつかないイグチで、大まかな分類もしぼりづらい。
管孔がこころもち不ぞろいの角形で、柄に垂生ぎみに残る特徴からアワタケ系?との声があるが・・・。
この管孔、どこかで見たのと似てることに最近気づいた。シワチャヤマイグチの管孔だ。
はじめ淡黄色で古くなると緑色を帯びる、管孔は細かめで傷つくと時間をかけて褐色のシミができる、柄の周囲でくぼむ、など。全体的な印象もよく似ている。
もしシワチャヤマイグチに近縁ということになれば、このキノコもシワチャとともに新分類・Hemileccinum属に所属することになるのかもしれない。(スタンプイグチもw)
三重メンバー内での愛称「パンケーキイグチ」をとりあえずの呼び名にしておく。(個人的にはちょっと焼き過ぎだと思う)