月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

「めっちゃかわいいきのこ展」に行ってきた!

2018-10-27 01:01:09 | イベント
滋賀の能登川博物館で開かれている『めっちゃかわいいきのこ展』に行ってきた!

大阪で開催されていた『きのこ!キノコ!木の子!』展へは予定が合わず行けずじまいだったのだが、こちらには何が何でも行かねばなるまい・・・!
だって自分の写真を展示してるんだもんね~

さて、ほとんどの人には、まず能登川という地名がまず馴染みがないであろう。大ざっぱに言ってしまうと、滋賀県のド真ん中に位置している。滋賀県の真ん中って陸地だったんや・・・

我が四日市からも名古屋からも京都からもややつらい距離・・・しかし、滋賀といえば菌類研究の大家・本郷次雄先生の地元である。いまでは「キノコ文化空白域」の感が否めない滋賀ではあるが、きっと多くの隠れキノコファンが潜伏しているに違いない。そういった人材を発掘する目的もあり、照準を子どもに合わせつつ、あわよくば、大人にも楽しめます!的な、感覚的に親しみやすい展示にするのが今回のコンセプトだ。


能登川博物館。意外と大きくて新しい。図書館と併設されているので、ふらっと訪れる人や子連れの人が多いのが特徴だ。


展示会場入り口。入場は無料だぜい!
入り口前にはなんと、3メートル四方もある巨大ベニテン写真がお出迎え。特製のかぶりもので記念撮影もできるぞ~!


キノコの写真展示は「かわいい」をテーマに選んだ34作品(とか言いつつカエンタケとかいるけど)。
オールA3サイズなので迫力ありますぞ!
解説文は地域学芸員の方に手伝っていただきました~。博物館らしからぬ、ゆるーい感じの文章の中に、なにげなく専門的な内容と微量の毒素がふくまれており、私の写真との相性も良いようです。


奥の間。なんだそのキツネとタヌキのそろい踏みは!ぼんぼりが拍車をかけて雰囲気を和風に(笑)

『キノコって何?』『キノコの名前由来』『きのこ雑学』など
キノコとは何か?という素朴だけど難しい疑問に、できるだけやさしく説明しようという、ちょっと勉強したい人向けの部屋。
斬新なことに、展示に四コマ漫画が使われている。そしてその衝撃的なクオリティたるや!(「高い」とは言っていない)


その他にも、塗り絵が楽しめて子どもも喜ぶ『キノコワークショップ』や、たくさんの写真の中からキノコを探し当てる『キノコさがし』、キノコ図書紹介やキノコ標本の展示などもあり。
大阪や京都のキノコ展のようなアカデミックな重厚さはなくとも、軽さで勝負する『めっちゃかわいいきのこ展』、来て損はさせません。ぜひとも来てくださいね!

会期は11月11日までと残りわずか。月曜火曜が定休日なのでお気をつけあれ~!



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