asahi.com(朝日新聞社):「愚か者一覧」中学校廊下に掲示 青森の教諭処分 - 社会
2010年12月20日12時20分
青森県の中学の男性教諭が昨年7月から11月にかけて、担任をしていた同県黒石市の市立中学2年の学級で宿題など提出物を出さない生徒の実名を「愚か者一覧」などとするリストに書き出し、廊下に掲示していたことが分かった。男性教諭は今年1月、訓告処分を受け、4月から別の中学で教諭をしている。
県教委によると、男性教諭は宿題などを出さない生徒との交換ノートに「病気なのか」「ダメ人間」などと書き込み、それでも提出しない生徒名を「愚か者一覧」や「愚か者ベスト10」といったリストにして、保護者面談などの日に廊下や黒板などに張り出したという。
保護者が再三苦情を言っても掲示を続けたため、学校側に連絡し、ようやく掲示をやめたという。黒石市教委はこの教諭を校長とともに訓告処分とし、県教委に報告した。男性教諭は「配慮に欠けた指導で生徒や保護者の信頼を損ねた。反省している」と話しているという。
この教師が、生徒との交換ノートにどういう言葉を書き連ねていたのか、また普段の生徒との関係がどうであったのかはわからないが、宿題などを出さない生徒を、「愚か者」と呼んで、あるいは廊下や掲示板に張り出して、なにが悪いのだ?
僕も学生時代に、しょっちゅう宿題をずるしたが、それで名前を張り出されたとしても、自分に非があるのだったら、チェッと思うだけだ。
恥かしければ、次回から頑張って宿題を提出すれば、いいだけのことだ。
保護者が苦情を言うとしたら、もし張り出された中に自分のこどもがいるとしたら、自分のこどもに「親が恥ずかしいじゃないか」と言えばいいだけの話だ。
どうして「配慮に欠けた指導」になるのか、このニュース記事だけでは、さっぱりわからない。
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