サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

光化学スモッグ警報発令の日。

2005年07月27日 | インドア歳時記
7月27日は、東京都で「光化学スモッグ注意報、警報の発令」がスタートした日(1970年)。

いまは、どうなっているんだろう。
「スギ花粉情報」は街角で見られるようになったが。

今後、いろんなセンサー、モニタリング技術が発展すれば、あらゆる空中浮遊物質の測定結果が公開されるようになるかもしれない。

あるいは、社会的影響を考えて、隠されるのかもしれない。

この間の「アスベスト」騒ぎ。僕らの大学時代含めて、いままで、何回かマスコミにも取りざたされ、一応の対応はとったようだが、この間の行政の調査結果の過去の引継ぎなどのアンケート結果を見ると、「知りません」「結果を紛失しました」のオンパレードで唖然とする。

住宅そのものより、車のブレーキに使われたアスベストによる粉塵が、道路脇で計測した結果、一部でとんでもなく高い数値を示し、産業に影響が大きすぎるので、完全代替技術が行き渡った昨今まで、蓋をされたというもっともらしい説がある。

また、神戸震災など、家屋倒壊の被災地では、驚くべきアスベスト数値が出ているようだが、一般公開はされていないだろう。

最近では、ロンドンテロの際、消防団員が地下鉄構内に入りきれなかったのは、剥き出しのアスベストのせいだというびっくりするエピソードも伝わってきた。

地下水に潜り込んでいる工場跡地などの残留廃棄物による汚染も、なかなか、正確な調査データは出てこないようだ。隠蔽である。

「人心不安」を巻き起こすという言い分は、権力、関係者のご都合主義に過ぎない。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿