サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

拒食と過食(市橋容疑者のわかりにくさ度80点)

2009年11月27日 | それでも世界は回る

【市橋容疑者逮捕】断食から一転、ドカ食い「甘いものが欲しい」

2009.11.27 10:48
このニュースのトピックス英国人女性殺害
市橋達也容疑者市橋達也容疑者

 英国人女性死体遺棄事件で、逮捕された市橋達也容疑者(30)が、2週間に渡る絶食をやめた後、食事や差入れてもらったパンなどを大量に食べていることが27日、捜査関係者への取材で分かった。特にあんパンなど甘い食べ物を好んで差し入れてもらっており、弁護士にも「甘いものが欲しい」と求めているという。

 千葉県警行徳署捜査本部によると、市橋容疑者は10日午後、大阪市内で逮捕された後、お茶などで水分を取る以外は食事に一切手を付けず、絶食状態を2週間に渡り続けた。弁護士への差し入れにも当初は「用意された服装がサイズに合わない」などとスウェットの差し入れを求める程度だった。健康面への配慮から捜査本部が医師に行わせた栄養剤の投与も途中から拒否していたという。

 しかし、市橋容疑者は、千葉刑務所内にある拘置施設への移送が決定した24日昼、突然弁当に手を付け完食すると、以降は食欲が一変。朝、昼、晩の3食の食事をしっかりと食べたうえで、さらにチョコレートなど甘い食物を弁護団に差入れに求めた。1日であんパンを3個食べた日もあったといい「せきを切ったようにモリモリ食べている」と捜査関係者が驚くほどだった。

拒食症から過食症へということなのか、単に自分の中での「抵抗」概念が途切れてしまったことなのか。
市橋容疑者が、いっさいの食事を拒否し、陳述も拒否するとしたら、それは「自殺」の表明のようなもので、もちろん強制的にも栄養剤は注射されるだろうが、何事かではあると思っていたのだが。
今後の彼の陳述がどういう経緯をたどるのかはわからないが、ひとつ気にかかっているのは、彼が逮捕間近の両親のコメントである。
もちろん、突き放した言い方をしているのだが、マスコミへの対応の仕方が、僕には理解できない。
「両親が償え!」という無責任な野次馬発言も多かろうが、いっさい沈黙を守るか、こどもは罪を償うしかありません、とだけコメントするかのどちらかである以外にはないのだという気がしていたが、どこかで客観的な受け答えをしていることには、違和感がともなった。
あと、不謹慎を承知で言えば、市橋被告が捕まったときの写真だけをとってみれば、戦後の被疑者の中で、こんなにイケメン(あくまでも写真写り)はいなかったような気がする。


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