サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

レベル7(余震とともに気分が晴れない度80点)

2011年04月12日 | それでも世界は回る



  • (産経新聞) 2011年04月13日 08時00分

     □「レベル7」に怒りも


     「疲れ切っているのに…」。福島県を中心にした地域で、東日本大震災の被災者らを不安と疲労が襲い続けている。相次ぐ強い余震。12日も震度6弱の余震がいわき市などで観測された。さらに、福島第1原発事故の評価尺度「レベル7」との発表や、突然の計画的避難区域の指定も動揺を誘っている。


     ■「ドーン」突き上げ


     「ドーン」という突き上げとともに、震度6弱の余震が福島県いわき市、茨城県北茨城市を襲った。12日午後2時7分ごろのことだ。避難所内では悲鳴が上がり、あわてて外に出た人も多かった。


     福島県いわき市の主婦、平根春美さん(50)は「地震、地震で眠れない。またガソリンが不足しないか気になる」と話した。


     いわき市内の幼稚園、小中学校は15日までの臨時休校を決めた。「地震のたび、原発がどうだったかが気になる」と、沢渡(さわたり)小学校の福羽由佳子教頭。沢渡小では遠足や運動会などの屋外行事も中止となった。


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    レベル7の評価にようやくなったとはいえ、ネットの社会では震災直後からチェルノブイリに比肩されていたから驚くには当たらない。
    まあしかし、幹事長会見では「あーいえばこういう」の弁護士出身らしいもっともらしい話のそらしかたで、呆れるのも通り過ぎている。
    それより余震である。
    東京でも毎日のように結構な余震があるが、なんだか気分が落ち着かない。
    しかし被災地の人のことを考えると、連日数十回の体感地震がありそれも結構な震度である。
    震災から1ヶ月が過ぎ、これからの日々はまだまだ長い。
    復興予算の議論もはじまってまずは4兆円、総額は30兆円近くに膨れ上がっているらしい。
    瓦礫の撤去にボランティアや自衛隊の方々が汗を流しているすぐそこで、復興人夫を1日10万円で土建屋がかき集めているという話も入ってくる。
    新聞・テレビは、感動物語ばかりを取材して、現地の人からも迷惑がられているらしい。
    海外からの観光客は激減し、東京でも繁華街はまるで元気が無い。
    せめて菅首相が退いてくれれば、少しは気分が変わるだろうに・・・僕らの周辺では、そんな気分が蔓延している。


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