きました通信

行ってきました、見てきました。おもしろ看板と まちあるき情報を集めています。酒のアテづくりも ぼちぼちと。。。

吉野山。

2007年05月04日 | 徒然まちある記
ずうーっと 座り仕事が続いていたので、きのうは山歩きに
吉野山へ行ってきました。

  

天王寺から1時間半。 
ここまで来て、むだって言われてもなぁー 



銅の鳥居から、中の千本へ。。。

  

山歩きと言いながら、奥の千本まで歩くのは きついので 
ここからは バスで。。。

(金峯神社)

バスは 金峯神社前が終点。この神社は 吉野山の神様です。
 「金峯」というのは、このあたりから大峯山へかけての
総称で、古来地下に 黄金の鉱脈があると信ぜられて、宇治
拾遺物語その他にも、この山に登って黄金を得たという話が
あります(吉野町)。

せっせと山歩きに通ったら、そのうち金脈に当たるかも 

 金峯神社のすぐ下にあるのが、「義経の隠れ塔」。



この建物は もともと大峯修行場のひとつで、この塔に入って
扉を閉じ、真っ暗な中で 呪文をとなえるのだそうです。

で、義経が吉野に逃れてきたときに この塔に隠れ、追っ手から
逃れるために、屋根を蹴破って 外へ出たため、それ以来、
「義経の隠れ塔、蹴抜けの塔」と 呼ばれています。



金峯神社から少し奥へ入ると、 西行庵があり、
このあたりが 奥の千本。 桜の時期に 何度か吉野に
来ましたが、たいてい中の千本どまりで、こんなに 奥までは
上がってきませんでした。
このあたりなら、つい最近まで、桜の花も あったんじゃ
ないでしょうか。



小さな庵のまわりは なあんにもない静かな所で、西行さんは
ここで 歌を詠んでいたそうです。
世をはかなんで 隠遁生活を送ったそうですが、なんというか
今で言うと 引きこもりだったのかも。。。



本格装備の 山歩きの一行は、さらに奥へ。



きれいな空気で ストレスも解消、生き返りました 


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2 コメント

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霞の奥は (sanpo63)
2007-05-04 09:34:49
 話には聞きましたが、順を追って教えていただくとよく判ります。中の千本と奥への分かれ道「吉野みやげ」。金峰神社や義経の隠れ塔、西行庵、そして美味しい空気で生き返り。
 東京にいて吉野山の景色をみる・・・「むだ」ではありませんです。なんでも興味を持つ塾年といたしましては、なんともうれしい風景です。
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sanpo63さん (kimasita)
2007-05-04 19:09:18
桜が満開のときに お見せしたかったのですが、
気が付いたら 奥の千本も 桜は
おわっていました。

でも、桜の時期は 人が多くて、人を見に行くような
もんですから、こうやって 新緑の 人の少ない
季節のほうが いいかもしれません。

冬の風情もいいそうですから、
一度ぜひ 雪化粧の 吉野にきてください。
ご案内しますよ。
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