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個性を大事に育てることに賛成!な日記

いつのまにか70才になりました。
価値ある温泉の安宿探しと防波堤からの小魚釣りが好きです。

真夏の種まき

2015年08月13日 15時14分30秒 | ビオラ

種まきして5日目・・・

パンジーの種が発芽・・・凄い!

何が凄いかと言うと・・・発芽適温は、20度前後なのに我が家のハウスの中の温度は、40度以上になることもしばしば・・・

過酷な環境でも発芽してくれる種に感謝です。

もうすぐ葉も展開・・・すでに緑になって待機中・・・

普通の花農家は、発芽適温を保てる発芽室の中で種まきしたり・・・

理想的な発芽適温を保つように努力します。

一方・・・ハウス設備の整っていない我が家は、自然のままに・・・

環境を整えるのじゃなく植物自身に環境に適応してもらおうと言う方法・・・

植物自身にお任せ栽培かな?

毎年、過酷な条件で栽培していくと自然に暑さに強い固体が選別されていくと想像・・・きっとそうだと思う。

適温じゃないと発芽率にも影響しますが、遺伝的に暑さに耐える系統になっていると考えてます。

完熟じゃない状態で採種してますが、特別に発芽率が悪いと思えません。

暑さに耐えて発芽した種・・・頑張ってポットに植えて出荷までこぎつけたいですね・・・

試験栽培は、3年ほど経験したので大丈夫でしょう。

 

追記・・・

献血に行ってきました。

心配してた血圧も・・・115・・・安心しました。

今回で、40回・・・次の目標は、50回です。

あと三年・・・頑張って健康維持です・・・献血できる体に感謝して・・・

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自然淘汰

2015年08月08日 23時31分43秒 | ビオラ

パンジーとビオラの種まきしました。

設備の整っていない我が家のハウスは、40度以上の高温になります。

40度と言えば・・・発芽適温の二倍・・・

発芽率は、50パーセント以下になるはず・・・

発芽率が50パーセントと言う事は・・・一粒二円の種が四円になるって言う事です。

発芽率は、生産コストに結びつきます。

普通の生産者は、発芽率を落とさないために専用の発芽室を利用してる事が多いようです。

貧乏な我が家は、自家採種して対抗策を講じてます。

自家採種なら発芽率が生産コストに結びつきにくいですね・・・

高温期に種まきする事によって自然に選別されることに・・・

徐々に暑さに耐える品種ができているはず・・・そう信じたいです。

我が家の播種道具・・・ハガキ状の紙に種を乗せて蒔いていきます。

今年の夏は、過去最高に仕事してるかな?

ビールの消費も過去最高?

今年になって・・・お腹がやや出てきました〔かなり〕

花を作る前に・・・健康作りですね。

 

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8ヶ月も観賞できた

2015年06月30日 21時00分32秒 | ビオラ

 7月になろうとしてるのに建物の北側じゃまだパンジーが頑張ってます。

まだ見れるでしょう・・・

ビオラの方がやや優勢・・・

パンジーの天敵・・・ツマグロヒョウモンが、群れて飛ぶようになりました。

この蝶に目をつけられると、卵を産み付けられて生まれた幼虫が葉っぱを、ムシャムシャ・・・強制的に終了ですね。

田んぼの畦の緑が綺麗・・・

ネジバナ発見・・・綺麗なピンク

ラン科の植物として注目されてます〔一部の人の間で〕

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単純発想・・・

2015年03月08日 20時50分00秒 | ビオラ

庭に植えてるパンジーに発見・・・右のパンジーの中心の模様が黒じゃない・・・

最近は、黒じゃないパンジーの品種がありますけど・・・珍しいな~って思ってました・・・

去年パンジーを買って自家採種して出てきた色ですから・・・黒い色の下には赤い色素が隠れているって事が推測されます。

ちょっと上手く説明出来たかな? あくまで私の考えですから・・・軽く考えてください。

タイガーアイとパンジーを交配してます。

単純発想で・・・パンジーの大きさのシマシマを作りたいと・・・

受粉さえすれば可能性はゼロじゃないはず・・・

こちらも同じ発想・・・単純な私ですね。

結果が出るのは、植物の相性しだいですね・・・

真ん中がウサギのビオラ・・・

回りは、ウサギのビオラとパンジーを交配して出来たビオパンジー・・・

高い確率でウサギ型が遺伝してくれました・・・

この色合いが珍しいと言われました・・・

自家受粉して採種しなくちゃ・・・

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そろそろビオラはネタ切れ

2015年02月26日 18時36分38秒 | ビオラ

深い意味も無くビオラ色々・・・

花が多いので採種してます。

好きな色合いです。

虹色スミレ × ウサギのビオラ  花型が小さいのでビオラ・・・

花付きの良いビオラ・・・

茶系のビオラ・・・

パンジー × ビオラ = ビオパンジー

虹色スミレのまま?

我が家で一番のお気に入り・・・

種ができにくいので受粉作業に励んでいます。

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複雑色の仕組み?

2015年02月22日 20時55分16秒 | ビオラ

ビオラの後姿・・・上弁に紫が乗ってます。

正面から見ると黄色・・・

一部に紫がのぞいたり・・・

同じ花びらに二色の遺伝子を持っているので複雑な色合いを表現しそうな予感ですね・・・

明日出荷のチューリップ・・・ちょうど良い感じに仕上がりました。

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茶色のビオラ

2015年02月19日 19時26分54秒 | ビオラ

茶色に紫が面白い・・・自分では、あまり見かけない色合いだと思って・・・採種してます。

花型はウサギのビオラの遺伝子が少々残ってる・・・

花は、安定して開花してますね・・・

株の乱れも今のところ無し・・・

最近の花・・・

やや紫の部分が多くなってきたような?

5月まで観察しないといけませんね・・・

これからさらに進化してくれるのを期待しています。

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太目のウサギのビオラ

2015年02月06日 20時32分21秒 | ビオラ

我が家のウサギタイプのビオラを比べてみました。

大型のグループ・・・上弁が細いものより太いタイプを選別してます。

と・・・言うより細いタイプにならない〔今のところ〕

小型のグループ・・・

紫の大小・・・

白の大小

茶系の大小

黄色の大小

バイカラーの大小・・・

並べてみると花の大きさがわかります。

もはやウサギとは呼べなくなってきてますね・・・

最大と最小を比べたら大きさの違いにビックリ・・・

目立つのはやはり大きな花のほうが有利です。

そんな意味で・・・我が家は、大き目の花形に重点を置いて改良していくのが無難ですね。

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名前の無いビオラ

2015年02月05日 19時33分29秒 | ビオラ

去年一株だけ出来た色合いの集合写真

今年は、二年目・・・何となく分離していきそうですね。

濃い色合いも薄い色合いも、両方とも捨てられません。

それぞれに進化していく予感・・・

薄い色合いのほうが、違う色を交配しやすいかな?

なんて・・・思い通りにならないからこそ楽しいのです。

ジックリ取り組んで・・・数百本・・・数千本・・・そんな中で変化したがっている株を見つけて採種するのが大事だと感じてます。

二年たっても目的の方向に行かない時は、すぐに方向転換・・・一つの事に拘らないのも品種改良を続けられるコツかもしれません。

さて・・・私の気力はいつまで続くのだろうか?

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同じでも違う

2015年01月27日 17時56分56秒 | ビオラ

パンジーの中に紛れ込んでた苗を・・・

植え替えしました。

良くぞ負けずに育ってくれたと思います。

仲間と比べてみるとまぁ~それなりに小さい・・・

植え替えしても花が小さいままだったら良いですね。

この株も二タイプ

パンジー寄り・・・

ビオラ寄り・・・

同じ模様でも極端に大きさが違えば二種類とも価値ありですね。

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小さくても嬉しい・・・

2015年01月26日 17時59分51秒 | ビオラ

パンジーの鉢に珍しい花が・・・

見つけられますか?

この前から紹介している模様・・・

でも・・・今までのものと、かなり違う

どこが違うのか?

左がこれまでのもの 花は、普通のビオラサイズ・・・今度見つけた右の花の小ささが際立ってますね。

この株だけ植えなおしても小さいままだったらかなり貴重な遺伝子です。

こんな発見をすると嬉しくなりますね・・・

さて・・・この花に受粉させるとなると小さすぎて大変だ~

 

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ベースにする株

2015年01月24日 23時51分14秒 | ビオラ

特別に個性的じゃないけど・・・花つきの良い株は貴重な遺伝子を持ってますね。

まあまあですけど・・・色合い優先で・・・

花型と色合いと・・・花つきの良さ・・・理想的な品種です。

欠点は・・・自家受粉しても種になる確率が低い事・・・

でも種取をあきらめるとさらなる進化は望めません。

 

まずは・・・株の性質を基にして色合いが変化するように交配を試みますけど・・・弱い株に面白い花が咲くことが多いかな?

思い通りにならないところが交配の楽しみですね・・・

私が花作りをはじめた、40年前・・・これからの品種改良は、遺伝子操作が主流になると言われてましたが・・・

ほとんど実用化してませんね・・・野菜では進化してますが、人が食べるものですから・・・なかなか広まりません。

遺伝子操作された食材が加工されて、日本に入り込んでるかも?

人工的なカプセル状の種も実用化すると言われてましたが・・・最近聞きません。

園芸的に品種改良の科学的進歩がないのは、ありがたい事です。

いまだに古典的な交配作業に頼ってますからね・・・成果が出るのは偶然に近いと思います。

花の品種改良では、種苗会社も個人の農家も同じチャンスがあると・・・

そんな理屈をつけて自己満足しています。

色んなことを考えないと続ける気力を維持できません。

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茶色系ビオラが二種類

2015年01月15日 20時07分24秒 | ビオラ

茶色系のビオラ・・・

一株だけ出現・・・採種中ですけど、市販品種にもありますね。

ただこの形は無いような?

あいまいなのでイマイチ気合を入れて採種してません。

形は、無難にまとまってますね・・・

この色も一株だけ・・・

この株は、気合を入れて採種する予定です。

鉢の色を合わせたら上品に仕上がりそうです。

市場性を考えると、色の濃い物を優先するんですけど・・・最先端での競争じゃ負けるとわかってる・・・

で・・・ず~っと・・・控え目の位置で勝負します。

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普通の方向性

2015年01月14日 18時55分46秒 | ビオラ

今回からパンジーの採種をしています。

30株ほど第一候補を選んでさらに選別・・・

手前に見えているものが不採用の株たち・・・決して劣っているわけじゃない

 

色んな可能性を吟味して・・・最終的に6株ほど残しました。

濁った色ですけど・・・この株からピンクと黄色が分離してくると予想・・・

うまくいけば・・・微妙な色合いのピンクと黄色が出来てくるはず・・・あくまで予測です。

手持ちの中で赤と黄色のコントラストがハッキリしてたので残してます。

しばらくは、ハッキリしない色合いが続くと予想・・・

定番・・・

定番・・・

今のところパンジーの交配に新しい品種を入れる予定はありません。

品種を増やしても作りこなす余裕も技術もありません・・・

パンジーだったら普通の品種でもそれなりに売れてくれると・・・楽観・・・世の中、甘くないのはわかってますけど・・・

もともと保証の無い仕事ですから・・・今まで通り・・・勝手に夢見て取り組みます。

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仕事のやり方

2015年01月04日 20時17分40秒 | ビオラ

このパンジーの姿・・・変でしょう?

花弁が取り去られてます。

雌しべの中心が徳利みたいに窪んでいるのがわかりますか?

雌しべの周りを取り囲んでいる茶色い部分が雄しべ・・・

花粉は、残している花弁の根元に集まる構造になってます。

その花粉を取って雌しべの穴に押し込む作業がやりやすいように花弁を取ってました・・・

でもね・・・作業したあとが味気ない・・・楽しくないんです。

最近は、花弁を取らずに交配作業をしています。

交配した後も賑やか・・・観賞しながら作業が出来ますね・・・

受粉が成功すると花弁が萎むんですけど・・・

花弁が萎みにくい固体も存在します。

花弁がしっかりしてるのに・・・種が育ってる・・・

植物にとって良いのか・・・悪いのか・・・わかりませんけど・・・ちょくちょく見かける現象です。

新年になって・・・数時間の仕事始めは、ビオラの交配と採種でした。

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