田植え前の今の時期は、農家にとって、仕事が詰まって落ち着かないのです。
気温の上昇とともに梅雨も近づいてきて、麦の収穫からすぐに田植えの準備。
我が家は、花だけの経営に4年前になっているので
それほどではないのですが、人並みに忙しくなります。
当時地域の米つくりのお世話をしていましたが、
だんだんと農家が自由に栽培することが困難になっています。
農協も政府も日本の農業をどう考えているのか理解できません。
40パーセント以上の農地を利用せずに、
国際競争力をつけなさいと言われてもね!
農協や政府の発表する農業政策でどれだけ農家が、減少したことか。
今後、大規模農業で生き残っていく人たちは、ビジネスとして考えるのです。
もちろんそれでなければやっていけません、日本の農地を守ってくれなんて期待しないで下さい。
大規模ばかりになってしまえば、もう大規模でなく、さらなる規模拡大を求められるのは、目に見えています。
小手先だけの補助金で、農業の未来を間違った方向にこれ以上誘導しないで下さい。
いいかげんに気付いて欲しいものです!
日本は日本なのです。
日本にふさわしい農業は日本人にしか作り上げることはできません。
農林水産省発表の食料自給率40数パーセント〔カロリーベース〕
ここのカロリーベースの数値を前面に発表して
安心感を与えているのが問題なのです。
本当の食料自給率は10数パーセントしかありませんよ。
近場で育った旬のものを運賃をかけずに
新鮮なうちに消費することも一つの日本的な農業スタイルではないでしょうか?