あと2週間で今年も終わりなんて信じられません。
毎日一年間を自分なりに反省しながら振り返ろうと思います。
今回は仕事について・・・
園芸業界も人並みに不況の風にもまれています。
その中で何か新しい道を模索している毎日です。
生産の現場も、大きい農場と、小さな農場に分かれると思っています。
我が家の場合は、過去規模拡大を目指しましたが、性格的に無理だと判断して10年ほど前から規模縮小に努めてやっと家族3人の経営に落ちついています。
もし昔のままの経営規模だったら現在存在することは出来なかったでしょうね。
小さな経営ですが、将来の不安は付きまとっています。
何より日本の経済に安定要素が見つかりません。
そんな中で、今年初めて挑戦したホオズキなかなか難しかったです。
春のコスモスも立派な出来でしたが、季節感がなくいまいち!
秋のヒマワリも予想外の安い価格でした。
反省は、これくらいにして明るい話題です。
今年の春に我が家で生まれた品種をを種苗登録申請しました。
まだ正式に許可は下りていませんが、受理はされていますので、販売することは出来ます。
園芸業者を通じて生産者に栽培希望者を募ったところ、全国で6名の生産者の希望があり夏には苗の発送をして試作試験をお願いしました。
その後来期のラベルの追加注文も入っているそうで良い評価に一安心です。
各地の生産者に頑張ってもらって皆さんの住む町の花屋さんに並ぶように願っています。
ペチュニアにも今年は楽しませてもらいました。
まだ販売での実績はあがっていませんが、必ず成果の上がる品種だと信じています。
そして何より昨年より始めたブログを通じて園芸を生活に取り入れている方達との交流が、他の生産者にない強みだと実感しています。
消費者は、植物のことなど何も知らず流行に躍らされているなんて思い込んでいた自分が恥ずかしいです。
すみませんでした
植物を消費して楽しんでいる人たちの気持が少しでもわかることが出来て、とっても感謝しています。
生産者としては、まだまだ未熟な私ですがこれからもよろしくお願いします。
ほんとに皆さんの園芸知識に驚いて感心しまくりの一年でした。