that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

真田庵

2006年11月26日 | なんとなくアレなやつ
家離り旅にしあれば秋風の寒き夕に雁鳴き渡る



ここは和歌山県九度山は真田庵。
かの有名な真田昌幸が幽閉されその生涯を閉じた場所だ。

先日の「その時歴史が動いた」でも紹介されていたのでご存知の方もいる事だろう。



慶長5年、関が原に向けて徳川家康はその本体を二つに分けた。
一つは徳川家康が率いる本体。これは三河経由で関が原へ。
一方の徳川秀忠隊は信州方面を。

徳川家康は難なく関が原に到着するのだが、秀忠隊は信州は上田城に篭城した真田昌幸を攻めあぐねいて、結局、関が原の合戦には間に合わなかった。

その後、家督を継いだ秀忠は、早速、真田昌幸の処刑を命ずるのだが、真田信幸・本多忠勝が、隠居した徳川家康に必死の説得を試み、最終的には紀州は九度山への流刑のみで事なきを得たのだった。

しかし、以降も徳川秀忠の逆鱗が収まる事はなく、真田昌幸はその生涯を九度山で閉じる事となった。



真田昌幸の墓参りをしながら、色々と考える。
自分も真田昌幸みたいに強いリーダーシップを持った人間になりたい。
なりたいけど、思うばかりで結果が伴わない。
自分には何が足りないのか、何をすればいいのか。
真田昌幸は何を想い、何を行ったのか。

そんな諸々を考えながら、ふと顔をあげるとそこには南天が。



冬はもうすぐそこに。

そう考えると、神戸に来てからまだ半年しか経っていない。
半年で結果を出すのも難しいこの業界。
そんなに焦らずゆっくり一歩ずつ前に進めばいいのかなぁ。

また思い詰まったら真田庵に行ってみたいと思います。

コメント
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