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真田太平記

2006年09月05日 | 本・映画・音楽レビュー
真田太平記(単行本で全12巻)をようやく読み終えました。
3月末に読み始めて、食傷気味になって読まなかった時期がありながらも、なんとか半年かけて読み終える事が出来ました。

うーん。
それにしても長かった。
すごくおもしろかったけど。

ただ、元々この小説は週間朝日で9年もの歳月をかけて連載され続けた小説なんですよね。9年間も書き続けた池波正太郎も相当なものですが、それをリアルタイムで9年間読み続けた読者もなかなかの根気がいったことでしょう。

というわけで、色々とネタバレになっちゃうので細かい事は書きませんが、やはりこの時代の武将たちの「腹のくくり具合」というか「信念の貫き通し方」はなかなかかっこ良かったです。やっぱり今の時代もそうですけど、誰かに付いていくなら「この人なら自分の全てをかけても良い!」って思いたいですし、誰かが付いてきてくれるなら「この人なら自分の全てをかけても良い!」って思われるくらい魅力がある人間になりたいですよね。

そんな感じで、真田太平記、すっごく長いですけどお勧めです。

コメント
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