西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

シリル・スコット

2007-09-27 08:15:24 | 20世紀音楽
今日は、イギリスの作曲家シリル・スコットの生誕日です(1879年)。
私は、ただ興味があるということでこの雑文を書いていますが、それのもとになる「モーストリー・クラシック」の別冊付録「プチ・モス」には、3つの項目が今日の日付で出ています。その一つが、この作曲家でした。しかし、不勉強ゆえ、全く名前を知りませんでした。手元の、曲名辞典を見るともちろん出ています。その中にある「また東洋哲学・神智学にも興味を示し」という個所に興味を持ちました。そしてネットで検索すると、ドビュッシーやR.シュトラウスらから評価を受けている、と出ています。さらに調べると、あるCD会社では全集の計画があると出ています。
我々が西洋哲学に興味を持つように、東洋哲学に興味を持つ西洋人がいてもおかしくないのですが、やはりどのような人なのかと興味が湧きます。ワーグナーにも、オペラ化はなりませんでしたが、43歳の時に、「勝利者たち」という仏教劇を散文で書いています。シューベルトにも、5世紀頃のインドの劇作家カーリダーサによる「シャクンタラー」という未完のオペラがあります(私は、まだ残念ながら聴いたことがありません。これまでに一部でも発売されたことがあるのかな?)。これから多くその作品が発売されるというので、機会があったら是非聴いてみたいと思っています。



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