
けんけんです!皆さん、応援ありがとうございます!
昨日は、夜の8時過ぎにABCに到着し、ツェリンが
美味しいものを沢山作ってくれていましたが、
食べ物が喉を通ると、痛みを感じて、ろくに食べら
れず、そのままバタンキューでした。
さて、沢山の応援をいただいたにも拘らず、残念ながら
痛いほどの風と不安定な雪のために、山頂に近づく
ことは出来ませんでした。しかし、昨日の下山中から
山頂付近には悪魔の爪ような雲が発生し、現在は、
ABCも含め、強い風が吹きはじめました。
もう、山頂は見えません。
昨夜、C1にステイしたカズ王とクムジュンコも無事に
デポキャンプに下山し、間もなくABCに到着すること
でしょう。ツェリンが迎えにいきました。
5日より、天候が崩れる可能性があったので、シェルパ
たちも昨日までにC1以上の装備を全てデポまで下げて
きました。短い期間の中で考えられる最良のタクティクス
だったと思っていますし、今秋のシシャパンマ中央峰の
最高到達点までは達っすることができた上、ラストキャンプ
から氷河のボトムまでその日のうちに滑走して下りて
きたことは大きな出来事だと私は思います。
皆さんには、容易に感じるかもしれませんが、高所で滑る
という事は大変な事なんです。
滑ることは、登るよりも、呼吸のコントロールが難しい。
吐き気や頭痛と戦いながら、2ターン、3ターンしたら、
窒息するくらいに苦しくなって倒れこむ。その繰り返し。
過去のブログも含め、写真をまたアップしていきますので
お楽しみに。
それと、マナスル隊登頂&全員無事下山おめでとう!
カトマンズで会えるといいね。
photo:朝起きて、シシャパンマを見上げたタカちゃんと
ひそかは、「本当に帰ってきて良かったよね。
あの山頂にいたら生きて帰れなかったかも。」って。
まるで活火山のように煙をたなびかせる
シシャパンマです。
昨日は、夜の8時過ぎにABCに到着し、ツェリンが
美味しいものを沢山作ってくれていましたが、
食べ物が喉を通ると、痛みを感じて、ろくに食べら
れず、そのままバタンキューでした。
さて、沢山の応援をいただいたにも拘らず、残念ながら
痛いほどの風と不安定な雪のために、山頂に近づく
ことは出来ませんでした。しかし、昨日の下山中から
山頂付近には悪魔の爪ような雲が発生し、現在は、
ABCも含め、強い風が吹きはじめました。
もう、山頂は見えません。
昨夜、C1にステイしたカズ王とクムジュンコも無事に
デポキャンプに下山し、間もなくABCに到着すること
でしょう。ツェリンが迎えにいきました。
5日より、天候が崩れる可能性があったので、シェルパ
たちも昨日までにC1以上の装備を全てデポまで下げて
きました。短い期間の中で考えられる最良のタクティクス
だったと思っていますし、今秋のシシャパンマ中央峰の
最高到達点までは達っすることができた上、ラストキャンプ
から氷河のボトムまでその日のうちに滑走して下りて
きたことは大きな出来事だと私は思います。
皆さんには、容易に感じるかもしれませんが、高所で滑る
という事は大変な事なんです。
滑ることは、登るよりも、呼吸のコントロールが難しい。
吐き気や頭痛と戦いながら、2ターン、3ターンしたら、
窒息するくらいに苦しくなって倒れこむ。その繰り返し。
過去のブログも含め、写真をまたアップしていきますので
お楽しみに。
それと、マナスル隊登頂&全員無事下山おめでとう!
カトマンズで会えるといいね。
photo:朝起きて、シシャパンマを見上げたタカちゃんと
ひそかは、「本当に帰ってきて良かったよね。
あの山頂にいたら生きて帰れなかったかも。」って。
まるで活火山のように煙をたなびかせる
シシャパンマです。
(日本に戻ってきたらもう一度「お帰りなさい」ですね。)
改めて7000m以上での滑走は
大変なんですね。
でも、楽しいんでしょうね。
やってみたいけど…
「・・沢山の応援をいただいたにも拘らず、痛いほどの風と不安定な雪のために、山頂に近づくことは出来ませんでした・・」って、おいおい!十分に近づいたって!
「皆さんには、容易に感じるかもしれませんが高所で滑るという事は大変な・・」って、
おいおい!容易だって感じてるやつなんて一人もいないよ!
「本当に帰ってきて良かったよね。あの山頂にいたら生きて帰れなかったかも」。なかなか言う機会が少ないセリフですね。こういうセリフを言えるのは、ある意味幸せかもね。
メンバー全員そろい踏みしたら一言ずつコメント欲しいね。
でも、いや、ほんとがんばったよ!すごい!
7000mから滑走って考えられない。
私なんか4000mぐらいで孫悟空の輪っかで締められるように頭いたくて、泣き言いってたもん。
早く合流して皆で無事&お疲れ会をできるところまで降りてください。
皆様ご声援ありがとうございました。
10月1日快晴、無風?のなか現地時間10時前後に大蔵、小川、山梨の3メンバーとシェルパ5名が登頂出来ました。皆様の声援のおかげと感謝しております。また先行隊の日本マナスル・ガイド登山隊(山本篤隊長)のルートのおかげ、および天候の読みがうまくいき、28日からの1週間の好天の間に登頂できたことが、本当に幸運と思っています。2日にBCにもどったとたん天候が悪化、いままだ山中にいる4名のチェコ?隊の安否が気遣われています。昨日から本日にかけては頂上台地は強風が吹き、雪煙が渦を巻いています。
この秋のマナスルでは、いまのところ先のガイド隊と我々の隊のふたつの日本隊だけが成功です。輝かしいマナスル登頂50周年の年に成功したことは嬉しい限りです。他隊は引き上げたり、続行していますが、山はいっきに冬将軍が訪れた感があります。
今後の予定はあす、BCを引き上げサマの集落に下り、暫く静養してから、11日に予約してあるヘリコプターでカトマンズに戻る手はずです。帰国は16日朝7時半TG642です。 隊長大蔵
登頂メンバーより一言
山梨柾巳;ありがとうございました。10月1日10時35分(日本時間13時50分)にあこがれのマナスルの頂に立つことが出来ました。大蔵隊長他メンバーの皆さんシェルパたちの、強力なリードと助力、そして皆様がたからの励ましのおかげと感謝しております。沢山の応援メッセージやお祝いメッセージをいただきまして、幸福感に包まれながら下山準備をしております。山梨メはなんと果報者なのだろうか?と感謝して下ります。皆様本当にありがとうございました。 BCにて
小川武;皆様のおかげをもちまして登頂相成りました。お礼申しあげます。それにつけても背中がかゆい!!!!
ここ数年の私にとって都合の良いモットーは
<高所では何が起きても不思議じゃ無い>で
す。ましてや天候はどうしようも無い、の筆頭です。そしてたいていのガイド隊は天候回復をゆっくり待つ余裕はまず無いでしょう。
いつかまた、クライアントを再結集されるこ
とを祈ります。日本で惜杯をふくみつつ。
カトマンズでマナスルの大蔵、小川両氏に
会ったならばどうぞ祝杯を。
ところで謙信は、とっくに歩き始めましたが
ひどい人見知りです。だれに似たのか?。
<ランナーさま>この場を借りて..
南極で、シャクルトンのあの名言について故大田さん、近藤さんをまじえ話題になったの
を覚えておられますか?。
朝日新聞9月21日付けオピニオン面に関連
記事があり、山でのリーダーに重ねて読みま
した。
隊員の皆様が登頂できなかったのは、応援隊(いや、ワタクシ1人か!)の応援が足らなかったためだと勝手に思っております。本当に申\し訳ありませんでした。猛省であります。
高所に於ける滑走とは如何なるものか、お陰様で良く分かりました。大変だろうとは想像していましたが…。
マナスル隊さんには、『おめでとうございます!』であります。
なんだかカタクルシくなりました。とにかく皆さん、もう安全圏でしょうから残りの時間も充分楽しんで下さ~い!!
今までどこに隠れて(?)いたのですか。
シシャパンマ劇場、ほとんどフィナーレですよ。
シャクルトンの名言って何でしょうか?
もしそれが
In appreciation for whatever it is that makes men accomplish the impossible.
(人間に不可能なことを成し遂げさせる何ものかに感謝を捧げて) とのことでしたら、
それはシャクルトンの言葉ではありません。
シャクルトン達の南極での奇跡の生還をドキュメンタリーにしたアルフレッド・ランシング氏の言葉です。彼の著書「エンデュアランス号、漂流」の序文に書かれています。
なお、
シャクルトン氏の言葉(?)として有名なのは南極行きの隊員達を募るために彼がロンドンの新聞に載せた広告文です。
MEN WANTED for Hazardous Journey,Small wages,bitter cold,long months of complete darkness,constant danger,safe return doubtful. Honor and recognition in case of success ---Ernst Shackleton.
(求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保障なし。成功の暁には名誉と賞賛を得る。 アーネスト・シャクルトン)
この広告文に5千人以上の志願者が殺到したそうです。