けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

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カトマンズです!

2006-10-10 19:04:28 | シシャパンマ
けんけんです。なんとかカトマンズに到着しました!

ザンムーの国境を抜けるのに、長い行列を作った上に、
ネパール側では、トラックのストがあって、国境手前の
道が閉鎖されていて、AG隊のバスがカトマンズより
ネパール側国境「コダリ」の街に近づくことが出来ず
立往生!
スムーズにカトマンズに着く予定が、相当な時間を
つぶされました。

結局は、そこらを走っているジープを複数雇って、
スト区間の往復をして、荷下げをするしかありません
でした。
しかも、車じゃ通れないところもあるので、ポーター
たちを40人以上雇うところが、3回も出てきて、
カトマンズに到着したのは、真っ暗になってからです。

私たちをホテルに下ろしてから、シェルパ達は倉庫に
向かいバスの荷物を下ろしたので、相当遅い時間に
なったことでしょうし、疲れたでしょう。

さて、本日は昨夜に到着したその荷物を整理し、
隊員の持ち帰り用の梱包と、全ての装備のチェック、
ダメージのある装備をピックアップしましたが、
今日中に終わらせることはできませんでした。
明日は、テントとガスバーナーの点検、酸素マスクの
ダメージのチェックをしていきます。

隊員たちは、みんな元気で、本日の自由行動日を
それぞれ楽しんでいるはずです。


上部キャンプで書いてもらったクムジュンコのコメントを
紹介します!



「悔しくて!」
熱い応援を送っていただいた多くの応援隊の皆様、
そして飯田橋隊のサポートありがとうございました!
体調も良く望んだ今回のシシャパンマ遠征で感じた
ことです。

シシャパンマ遠征隊としては、たんたんと高みを目指し
サミット中止が決定した後は、滑り組みと歩き組みに
分かれてそれぞれにABCを目指して下りてきた。
そんな印象を強く感じます。

私は、C2以上は自力でスキーを担ぎ上げるとなった
時点で、滑りはあきらめました。
下山の日、C3から滑り組より一足先に下りはじめた
カズ王と私をサポートしてくれるシェルパは、既にC3の
荷物を背負ったニマとペンバです。
私たちが長いプラトーを歩いてC2に付く頃に、滑り組は
一瞬合流してそのままABC目指して滑り降りて行き、
ニマとペンバは更にC2の荷物をプラスして背負い、
私たちのサポートをしながら歩くので、重そうな荷物が
気になりながらC1まで下りました。

C1の一泊は強風の中終結したシェルパとカズ王と私。
朝テントの入り口が、雪に埋もれて開かないほどでした。
強風の中更にどんどん下ってセラックを超え、デポCに
全ての荷物が終結され、そこから一人づつ荷物を山の様に
積み上げてABCへ無言で下るシェルパ達を見たとき、
屈強なシェルパ達の強さと優しさでサポートしてくれた
ことが際立った遠征だと強く感じました。

長いABCへの道のりを歩きながらABC直前で、
振り返って見た残照のシシャパンマと輝く月が印象深い
ものでした。

クムジュンコ。

photo:C3から上部に向かって出発するクムジュンコと
    パサン・キダー。
    この高度で彼女が頑張っている事は、とても凄い
    ことだと思っています。

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14 コメント

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本当に本当に。。。 (ばんばんママ)
2006-10-10 19:17:04
ご無事でなにより。

お会いした事の無い皆さんですが、このブログを通じて沢山の勇気と感動を頂きました。

危険な場面ではパソコンの前で祈る思いでいました。

子供達と天気回復を祈って、てるてる坊主を作ったり山の話をしたり、大声で頑張れ~!って叫んだり(*^^*)一緒に夢を見させて頂きました。



7月に息子と富士山に登り、天候が悪く諦め下山してきたときも、けんけんさんやランナーさんの暖かいメッセージに涙し、又頑張ろうと8月に登頂できました。



今回の皆さんもまた必ずチャンスは来ると思います。その時は又応援しますね!!

とにかくご無事でなによりです。

シェルパさん達ありがとう (しのしの@大阪)
2006-10-10 20:04:27
クムジュンコさんのコメントを拝見し

シェルパの皆さんのサポートが

大変なんだということを改めて感じました。



良かった! (ひろこ1号)
2006-10-10 20:33:17
”悔しくて!”って、、クムジュンコ、健在ですね!よかった!

もう、わくわくどきどきはらはらでしたよ。三鷹にいながらにして、ブリザードの冷たさを想像したりしました。想像できるものではないのでしょうけど。

とにかく、クムジュンコさん、またお会いしてゆっくりお話聞きたいです。

みなさん、すごい感動・体験をシェアしてくださった。こちらは一方的ですが、お会いしたことのない皆さんがもう、旧知の人のような気分です。このブログのおかげかもしれません。

シェルパの皆様も本当にありがとうございました!
月の光の如く心に染みて。 (SHIGEKO)
2006-10-10 21:45:48
クムジュンコさんのコメントを読めて、うれしいです。

長く苦しい体験の中から感じた思いを、ほんの少ししか理解出来ないかも知れませんが、「悔しい」気持ちにこんなにも共感している今の自分にびっくりしています。

でも、やっぱりご無事でよかった!!!

シェルパのみなさんにも心から感謝します。

一回りも二回りも大きく、優しく深くなられたこと間違いなし。これからも期待していますよ。
お疲れ様 (ながちゃん)
2006-10-10 23:19:37
クムジュンコさん



あなたの最初の言葉が悔しい」だった事にホットしています。それが正直な気持ちだろうと思うからです。私も残念に思っています。

そんな中でもシェルパに対する優しさ、感謝の気持ちに涙しました。



この連休北アルプスで多数の遭難者を出した事で心を痛めています。元気であれば又次があります。

あなたも月に感謝と願いをしたのですね。

力を有難うござしました (N-kazunoko)
2006-10-11 00:06:28
けんけん隊長、隊の皆さんお疲れ様!!

カトマンズ到着安心いたしました。

ご苦労の連続の末の到着、シェルパの方も含め皆さん、本当にお疲れ様でした。

シェルパの皆さんの力って凄いです!“実感”

私も経験ありますが、別れ時には感謝の涙!涙!でした。

ゆっくり楽しんでお帰り下さ~~~い。



クムジュンコさんへ

お会いした事はございませんが、応援をしている間にお友達感覚になっている私です。

クムジュンコさんのチャレンジ精神に、(多分同年代?)これからも山行を続けて行くであろう自分に、更なる力を頂きました。

「夢は見るものでなく叶えるもの」です。ね・・・

もう次の目標が? 敬意を表します。有難う!

じわーー~~っと!! (K-Stone)
2006-10-11 00:19:26
コメント読んでいて眼の奥がじわーー~~っとしてきました。 私のつたない記憶の中の感動が呼び起こされたようです。



隊員の皆さん、そしてサポートしてくださった全ての皆様に「ありがとう}と言いたい気持ちです。

クムジュンコさん、またお会いしたいですね!!



皆様の日本への元気な帰国をお祈りしてます。
降りてからも大変なのですね。 (あっこ)
2006-10-11 08:43:32
トラックのストライキ…。そのような人的なアクシデントにも沢山の対応をしなくてはいけないのですね。公募登山を安全かつスムーズに成立させるのは、大変なことなのですね。

クムジュンコさんのコメントも拝見しましたが、皆様の登頂が成らず、ワタクシめも悔しい思いを致しておりました。お元気でC3まで到達されたので、今度こそはクムジュンコさんの御登頂をお祝いできると、先走ったことを考えていたのでした。次回のエクスペディションがありましたら、その時こそは!
皆様お帰りなさい!! (Kママ)
2006-10-11 09:21:56
お疲れ様でした。抱えきれないほどの沢山の感慨と共に全員ご無事でお帰りになった事に感動、そして神様、仏様、お不動様、シシャパンマの神様に感謝しました。



カズ王様、クムジュンコ様、お二人はいまや中高年の「星」!勇気と希望を沢山、沢山いただきました。クムジュンコ様の「悔しい!」には今なお充分な余力、活力、気迫が感じられ改めてその「凄さ」に感嘆しております。



ケンケン!ブログを通して改めてケンケンの全方向的能力、凄さに感服致しました。脱帽!脱帽!今度会っても気安くケンケンなんて云えないなあ..



飯田橋隊の皆様

長い間のサポート、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。私は今回初めてブログなるものに対面し、リアルタイムで遠征隊の様子を知る経験を致しました。何という世界でしょう!!!!!素晴らしいです。



これからもAGが「冒険愛好家」とともに発展されますように祈ってやみません。

熱き鼓動の果てに (こーしろ!)
2006-10-11 17:44:29
クムジュンコさんへ

春のチョモランマ以降もトレーニングに励まれ

またブログからは体調も良かったと思われる中での挑戦

天候不良で登頂ならずという結果は残念でした

悔しい!というコメントも判るし納得?できるものがあります

振り返って見たシシャパンマ…心中は如何に?!というところですが

今は心も体も十\分休めて下さい

お疲れ様でした!

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