けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

C2出発

2009-09-30 15:18:44 | チョーオユー
飯田橋の留守番隊より発信しています。

現地時間午前11時、C2のけんけんより連絡がありました。

レジェンドCXによると7120m。

昨日C2に無事到着した隊員5人は、元気に朝を向かえ
ミズキを先頭に10時前にC2を出発しました。

ここからは全員が酸素を使用、装備もフル装備での出発です。
C3までは約4時間の道のりです。明日のアタックのスタートラインとなる
C3にみんなが元気に到着できることを祈ります

シェルパ達は、C2で利用したアライテントのエアライズWithデラックスフライを
3ハリ持ち上げます。そして6人シェルパのうちの3人は、
テントの数の関係上、もう一度C2に戻ってくるそうです。
そして、明日C2からC3を経由して登頂サポートにつくとのことです。
とんでもない重労働とびっくりしましたが、
彼らにとって、C2~C3は登り1時間半、下り30分くらいなんだそうです。
ということは、私たちが高尾山に登るくらいの感覚??
やはり彼らの力あっての登山隊です。感謝

けんけんはこれから一人でC2を出発
マッハでみんなに追いついて、追い越すそうです。
ん?? 追い越したらあかんでしょ!!


隊員の様子ですが、
まずはフランクさん

朝食、お手洗いでテントを離れた後に、自分のテントに戻ろうとする度に、
「私のテントはどこでしたっけ?? ああこれ!? はっはっはー」
と毎回迷子になるようです(笑)。でも、C2までは無酸素でも
元気一杯で登ってきました!!どちらの姿が本当のフランクさんでしょうか?


次に荻パパ
「私は無事に帰らないといけないんです!何かあったら大変なことになる。けんけん、私は大丈夫でしょうか?」と真顔で・・・。著名なお方ですので、ご家族のことも考えているのかなと思ったら「何かあったら、一族に笑いものにされる・・・」と。

そっちの心配ですか・・・


エンジェルフェイスさん
ガイド、シェルパの言うことを100%堅実に、従順に従う優等生!!
C2まで同じく無酸素で元気に登ってきました。さすがこれまでの経験が生きてます。


ヤカヤンさん
体力が有り余って、元気元気なのにもかかわらず。
C1~C2希望者は酸素が使えると分かると
「使う、使う、お金払っても良いから使う!!」と
そして登山中は「ああ楽チン」とご満悦のご様子。


最後にクリちゃん
皆さんのご想像通り、高所にいることを忘れているかのごとく
笑顔でぶっちぎって登っています。もちろん無酸素です。
C3までも酸素吸わなくても良いのでは?恐るべし・・・。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (フランク孫×3)
2009-09-30 18:33:30
みなさんお疲れ様です

本当のフランクは「はっはっはー」の方ですよ(笑)

みなさんに多大な迷惑をかけることや突然の大きな声でみなさんを驚かせることもあると思いますがおじいちゃんをよろしくお願いします(笑)
返信する
おじいちゃんへ (フランク孫×3)
2009-09-30 18:41:28
がんばれーがんばれー

無酸素なんてすごいよ!!!
でも無理はしないでねー
返信する
いよいよだね (OSAMU)
2009-09-30 18:42:03
フランクさん
荻パパ
エンジェルフェイスさん
ヤカヤンさん
クリちゃん
全員頑張って!
返信する
朗報待ってます! (kana-cat)
2009-09-30 19:51:44
皆さんどうかご無事で登頂してくださいね!
日本から「晴れろ~!」の念、送っております(笑)。

クリさん、絶好調ですね!やはりプレ登山の効果でしょうか?なかやんさん、ご無沙汰してます。ボリビアでご一緒したkana-catです。お二人のご活躍、後続(できるのかしら・・・)にはとても心強いです!山頂からの眺め、堪能してきてくださいね。
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