一方,浜井俊洋氏は次のように述べている。
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マットで開脚前転を行うときは,できるだけ「手は遠くに着く」方がよい。
そして,頭は手の近くに着く。
こうすると長く手を着くことができ,しっかりとマットを押すことができる。
『楽しい体育の授業』№229
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根本氏と浜井氏の主張は,全く反対ではないか。
実際,私が今やってみたところ,遠くに着手しては立ち上がることができなかった。
やはり立ち上がるときの着手は,ももの近くであろう。
では,浜井氏はなぜ上のように書いているのだろうか。
これは,最初の着手のことを言っているのだろう。「脚を開くタイミング」という項目の中に上のような記述があったため,読み間違えたのである。
手を遠くに着き,頭を手の近くに着けば,膝が伸びて腰角度が大きくなり,回転加速が得やすい。やはりこれは,最初の着手のことだろう。
他に根本氏は次のように発問している。
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起き上がる時,手を着くのはいつがよいですか。
ア かかとの着いた後
イ かかとの着く前
ウ かかとの着くのと同時
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解はウである。
着手が遅れると,回転力によって得た力を上体に伝導できず,立ち上がれないのである。
明日ぜひ追試してみたい。
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マットで開脚前転を行うときは,できるだけ「手は遠くに着く」方がよい。
そして,頭は手の近くに着く。
こうすると長く手を着くことができ,しっかりとマットを押すことができる。
『楽しい体育の授業』№229
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根本氏と浜井氏の主張は,全く反対ではないか。
実際,私が今やってみたところ,遠くに着手しては立ち上がることができなかった。
やはり立ち上がるときの着手は,ももの近くであろう。
では,浜井氏はなぜ上のように書いているのだろうか。
これは,最初の着手のことを言っているのだろう。「脚を開くタイミング」という項目の中に上のような記述があったため,読み間違えたのである。
手を遠くに着き,頭を手の近くに着けば,膝が伸びて腰角度が大きくなり,回転加速が得やすい。やはりこれは,最初の着手のことだろう。
他に根本氏は次のように発問している。
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起き上がる時,手を着くのはいつがよいですか。
ア かかとの着いた後
イ かかとの着く前
ウ かかとの着くのと同時
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解はウである。
着手が遅れると,回転力によって得た力を上体に伝導できず,立ち上がれないのである。
明日ぜひ追試してみたい。