低学年の「走の運動遊び」の技能について,学習指導要領解説には,次のように示されている。
距離や方向を決めて走ったり,手でのタッチやバトンをパスする折り返しリレー遊びをしたり,段ボールや輪などの低い障害物を用いてのリレー遊びをしたりする。
[例示]
○30~50m程度のかけっこ
・いろいろな形状の線上等を蛇行して走ったり,まっすぐに走ったりすること。
○折り返しリレー遊び,低い障害物を用いてのリレー遊び
・相手に手の平を向けてタッチしたり,バトンを渡したり受けたりすること。
・いろいろな間隔に並べられた低い障 害物を走り越えること。
1年生の走る様子を見ていて私が感じているのは,全力で走る感覚が身についていないということである。
全力を出し切るということが分からない子が増えているのではないだろうか。
本人は全力で走っているつもりなのかもしれないが,見ている側にはそれが伝わらない。
全力を出さなくてはならないような状況を作り出し,提供していく必要がある。
方法のひとつは,リレーである。
チームの対抗戦ということになれば,手を抜くことは許されない。勝敗がはっきりとしているので,チームに参加しているという充実感などもある。また,応援も自然発生的に起こる。
もうひとつの方法は,走力の近い者同士が走るということである。
走力の離れた者同士が走れば,遅い子は初めからあきらめてしまうし,速い子は手を抜いて走ることになる。いずれの場合も緊張感に欠け,全力走にはならない。
そのため,走力の近い子同士で走ることが有効となる。
距離や方向を決めて走ったり,手でのタッチやバトンをパスする折り返しリレー遊びをしたり,段ボールや輪などの低い障害物を用いてのリレー遊びをしたりする。
[例示]
○30~50m程度のかけっこ
・いろいろな形状の線上等を蛇行して走ったり,まっすぐに走ったりすること。
○折り返しリレー遊び,低い障害物を用いてのリレー遊び
・相手に手の平を向けてタッチしたり,バトンを渡したり受けたりすること。
・いろいろな間隔に並べられた低い障 害物を走り越えること。
1年生の走る様子を見ていて私が感じているのは,全力で走る感覚が身についていないということである。
全力を出し切るということが分からない子が増えているのではないだろうか。
本人は全力で走っているつもりなのかもしれないが,見ている側にはそれが伝わらない。
全力を出さなくてはならないような状況を作り出し,提供していく必要がある。
方法のひとつは,リレーである。
チームの対抗戦ということになれば,手を抜くことは許されない。勝敗がはっきりとしているので,チームに参加しているという充実感などもある。また,応援も自然発生的に起こる。
もうひとつの方法は,走力の近い者同士が走るということである。
走力の離れた者同士が走れば,遅い子は初めからあきらめてしまうし,速い子は手を抜いて走ることになる。いずれの場合も緊張感に欠け,全力走にはならない。
そのため,走力の近い子同士で走ることが有効となる。