Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

シュートゲーム 4

2008-02-18 23:52:45 | 体育
 2月8日以来のシュートゲームである。悪天候のため,10日ぶりとなった。

 変更点は,次の通りである。
 ①円の半径を約5mから約3mに変更
 ②コーンを4つ置いていたのを,1つに変更
 ③コーンに当たったら2点,内円を通過したら1点とする

 ①について。攻撃の工夫が生かされなかったのは,コートが広すぎたためである。コートが広すぎるため,パスを回しても敵がすぐに追いついてしまうのである。
 ②③について。得点の機会を増やすことで,ダイナミックなゲーム展開ができるようにした。円を通過したら得点になるので,コーンは1つでもいい。

 前回までで特に大きな課題として残っていたのは,攻撃の作戦の工夫である。特に,ボールを持っていない子の動きである。
 15日に公表された新しい学習指導要領案では,ゲーム領域で「ボールを持たないときの動き」「ボールを受けるための動き」という言葉が,低・中・高ともに入っていた。ここは重要な課題である。

 子どもたちに,次のように投げ掛けた。
「攻めの作戦を考えなさい。特に重要なのは,ボールを持っていないときにどこに動くかです」

 あるグループが考えたのに「パスパス作戦」「ぐるぐる作戦」というのがあった。この2つの作戦は,ネーミングが違うが内容は同じである。
 味方同士ですばやくパスを回し,敵をまどわす。そしてスペースを見つけたら,すぐにシュートするというものである。
 子どもたちの様子を見ていると,パスをもらうために声を出したり,積極的に動いたりしていた。
 円を小さくしたことにより,パスも通りやすくなり,この作戦は十分に機能していた。
 
 一方,作戦を考えていなかったチームがあった。このチームは負けた。作戦を考えずにやみくもに蹴ったたけでは負けるのである。どんなに力が強くても,しっかりと作戦を立てたところには勝てない。戦術の重要性を学んでほしい。
 
 今日の試合結果は,8対2,6対6,4対2,3対1となった。
 前回までと比べて得点がぐっと増えた。
 これは,ルールの変更が大きかったと思う。

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