Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

同一動作の原則

2008-02-03 00:40:12 | 教師修業
 根本正雄先生は,「子供をまとめ動かす時に,同一動作の原則を応用していくと効果がある」と述べています。

★同一動作の原則
 集団を一体化させるため、全員に同じ動作をさせて子供を動かす。

 そして,「8時だヨ!全員集合」のオープニングで,いかりや長介さんが観客席に向かって「オイッス」と呼び掛けている場面について分析されています。

 「オイッス」は1回で終わることはなく,「声が小さいぞ」「元気がないなー」などと言って,何度か観客と応答を繰り返します。「オイッス」「オイッス」と同一の言葉を繰り返すことによって,舞台と観客席とが一体になっていったのです。
 これは、同一動作の原則を活用し,集団の一体化を図っていたのです。

 元筑波大学付属小学校の林恒明氏は,
1.声を出させる。
2.拍手をさせる。
3.挙手をさせる。
という同一動作を授業に取り入れていました。

 声,拍手,挙手という同一動作を,私も授業に取り入れています。
 
 例えば,集合時のカウントダウンは全員に声を出させています。また,長縄跳びの回数を全員で数えるというのもそうですし,シンクロ跳び箱などで声を出すのもそうです。
 
 示範した子がいた場合には,必ず拍手をさせています。
 
 体育以外でも,例えば私のクラスで賞状などを渡すときは,全員で「ちゃ~んちゃ~ちゃちゃ~んちゃ~んちゃかちゃかちゃんちゃんちゃ~ん」と歌っています。

 あまり意識していませんでしたが,さまざまな場面で同一動作の原則を取り入れていることに気づきました。

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