Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

杜の都のTOSSデー 2

2010-05-01 11:33:51 | 教師修業
講座1 低学年の盛り上がるネタ
「着陸ゲームで基礎感覚づくり」


 跳び箱を使った運動遊びである。
 
 今回取り上げた運動は,開脚跳びや台上前転などの跳び箱運動につながる動きではない。 

 助走からの踏み切りや高いところからの跳び下り,着地の仕方などを通して,跳び箱運動や陸上運動につながる基礎感覚,基礎技能を身につけさせる内容であった。

 いろいろなまたぎ越しや踏み越しから始め,最後に着陸ゲームを行った。
 講座は,着陸ゲームを始めたあたりから,徐々に盛り上がっていった。
 チーム対抗のゲームとなったこと,仲間との関わりが生じたことがその要因である。

 第1講座であるから,緊張感があり心もほぐれていない。
 それを考えると,講座の組み立てを変えていく必要があった。


講座2 低学年の盛り上がるネタ
「風船を使った体ほぐしの運動」


 第1講座としては,この体ほぐしの方がふさわしかった。
 理由としては,次のことが挙げられる。
(1)スキンシップがある。
(2)特別な技能を要さず誰でもできる。
(3)運動量がある。
(4)チームでの達成感・連帯感を得られる。
(5)動的な動きと静的な動きが適度に組み合わされている。

 これらは,そのまま盛り上がる体育の授業の条件に当てはまる。
 勢いのある授業というのは,(1)から(5)を兼ね備えているものである。