Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

組み合わせ単元 2

2008-11-17 23:18:06 | 体育
 どのような単元を組み合わせて行うとよいでしょうか。

 1つ目は,同じ場所で行える領域の運動を組み合わせる方法です。

 体育館で行う運動と校庭で行う運動とを組み合わせて行うことは無理があります。プールも同様です。
 したがって,体育館で行う運動と校庭で行う運動とに分け,それぞれの運動を組み合わせていく方法があります。

 2つ目は,異なった領域の運動を組み合わせる方法です。

 同じ領域の運動同士を組み合わせるのは避けたほうがよいでしょう。例えば,「ゴール型ゲーム」のあとに「ネット型ゲーム」を行うなどです。
 同領域では,その運動に必要とされる基礎感覚が共通していることが多いからです。結果として,できない子が達成感を得にくくなってしまい,授業の勢いが失われます。
 ただし,「体ほぐしの運動」で心と体のウォーミングアップを図ってから,「多様な動きをつくる運動」を行うなど,同じ「体つくり運動」の領域同士を組み合わせるなどの例外はありえます。

 3つ目は,季節に合う運動で組み合わせる方法です。

 夏場は体温が主運動を行うときの状態に近いので,ウォーミングアップのための準備運動は必要ない場合があります。
 しかし,冬場はそうは行きません。ウォーミングアップを十分に行う必要があります。
 例えば,縄跳びなどはウォーミングアップにもってこいの運動です。縄跳びを最初に15分ほど行ってから,主運動としてサッカーなどのボール運動などに入っていくと,スムーズに授業が流れると思います。