【第4時間目】
新しい課題の提示である。
「ハードルで速く走るには,どこから跳んでどこに着地するのがよいか」である。
一般には,遠くから跳んで近くに着地するのがよいとされている。比率は2:1程度である。
これを子どもたちにどのように認識させるか。
今回もカラーコーンを使った。
カラーコーンとハードルを,次のように3種類置いた。
A…コーンの先端部分をハードルに合わせる(本記事の写真)
B…コーンの真ん中をハードルに合わせる
C…コーンの底の部分をハードルに合わせる
Aの場合,近くから跳んで,遠くに着地することになる。
Bの場合,飛ぶ位置と着地位置との距離がほぼ1:1の割合となる。
Cの場合,遠くから跳んで,近くに着地することになる。
3つのコースを全て跳び,どれが一番跳びやすく,速く走り抜けられるかを検討させた。
子どもの予想で多かったのは,Bである。
結果は次のようになった。
A…1人
B…16人
C…15人
Aは危険であるという意見が多かった。
遠くに着地するために,コーンを踏みそうになる。また,跳ぶときにハードルにぶつかりそうになるのである。
これが誤りであることは明白である。
新しい課題の提示である。
「ハードルで速く走るには,どこから跳んでどこに着地するのがよいか」である。
一般には,遠くから跳んで近くに着地するのがよいとされている。比率は2:1程度である。
これを子どもたちにどのように認識させるか。
今回もカラーコーンを使った。
カラーコーンとハードルを,次のように3種類置いた。
A…コーンの先端部分をハードルに合わせる(本記事の写真)
B…コーンの真ん中をハードルに合わせる
C…コーンの底の部分をハードルに合わせる
Aの場合,近くから跳んで,遠くに着地することになる。
Bの場合,飛ぶ位置と着地位置との距離がほぼ1:1の割合となる。
Cの場合,遠くから跳んで,近くに着地することになる。
3つのコースを全て跳び,どれが一番跳びやすく,速く走り抜けられるかを検討させた。
子どもの予想で多かったのは,Bである。
結果は次のようになった。
A…1人
B…16人
C…15人
Aは危険であるという意見が多かった。
遠くに着地するために,コーンを踏みそうになる。また,跳ぶときにハードルにぶつかりそうになるのである。
これが誤りであることは明白である。