Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

鬼ヶ島

2008-11-12 23:31:58 | 特別活動
 私は朝の会でくだらない話をすることにしています。
 調子に乗りすぎて,1時間目にかなり食い込んでいることも少なくありません。
 
 くだらない話のねらいは,子供たちを笑わせることです。
 笑いによって,子供たちの心を開放していきます。
 話のネタはあらかじめ考えているわけではありません。大方の場合,その場で考えます。
 
 昨日は,桃太郎の話題をしました。
 そして,「鬼ヶ島ってどこにあるんだろう。地図帳で探してみたら」と投げ掛けました。

 私のクラスでは,ほとんどの子が地図帳を毎日持ってきています。特に指示をしているわけではないのに,毎日持ってきているのです。

 索引を見て調べますが,「鬼ヶ島」はありません。
 「先生,そんなのあるわけないよ!」「あれは作り話で,本当の話ではないんだ」などと子供たちが言い出したそのとき,1人の男の子が地図帳を持って私のところに来ました。

 香川県に「女木島(鬼ヶ島)」というのを発見したのです。

 どよめき,驚きとともに群がる子供たち。

 帰りに書かせている「おたよりノート」に,次のように書いてありました。

「鬼ヶ島が本当にあることが分かりました。鬼ヶ島には鬼はいるのでしょうか。人が住んでいるのでしょうか。もし住んでいるとしたら,何語をしゃべっているのでしょうか。」

「最初はそんなのないと思いましたが,あったのでびっくりしました。どのぐらいの大きさか実際に見てみたいです。」

「鬼ヶ島が本当にあると分かりました。私はいないと思うけど,本当に鬼がいるのかなあ。」

 そのほか,「鬼ヶ島で鬼の骨が発見されたらしい」「きび団子が岡山県の名物なので,桃太郎は岡山県にいたらしい」などの未確認情報が寄せられました。