Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

スーパーとびなわ 1

2008-08-06 00:27:33 | 体育
 『教育トークライン』11月号の「スーパーとびなわA表B表の挑戦」の原稿依頼をいただいている。

 2007年12月のTOSSランドにおける向山洋一氏の「今月のひとこと」は,なわとび運動についてであった。
 そこでは,次のような内容が述べられていた。


●第一の特徴は柄が長いこと。

 グリップが長く,全長が21cmである。そのため,遠心力がつきやすいのである。二重跳びや交差跳びが比較的容易にできるようになる。
 プラスチック製でグリップが長いものが市販されている。しかし,木製のスーパーとびなわと,市販されているプラスチック製では重さが違う。木製のスーパーとびなわは,適度な重みがあり,手に馴染みやすいのである。


●くるくる回るようにハトメが入っている。
 
 回転部はハトメとワッシャーで留められている。そのため,大変回転しやすくなっているのである。
 また,長すぎる場合,はさみで切り取ってハトメで調整するようになっている。
 
 1年生を担任したとき,家で長さを調整してくるよう指示した。
 グリップの中でロープを結んで留めてきた子が結構いた。おそらく身長が伸びたときに,結んだロープをほどくことで長さを再調整しようと保護者が考えたのだろう。しかし,これでは駄目である。
 グリップの中で引っ掛かるため,なわの回転が悪く,しまいにはねじれて切れてしまう。
 また,いったんグリップ内で結んでしまったロープは,変なくせがついてしまい,結局使い物にはならないのである。
 結局1人1人私が長さをチェックし,余分な部分を切ることにした。

 また,このときは一括採用できなかったので,スーパーとびなわを使用できなかった子もいたが,ハトメとワッシャーをつけて,回転がよくなるよう全員分を改良した。