Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

有田先生と勉強する会 2

2008-01-16 00:11:45 | 教師修業
 今まで参加してきたセミナーで見た模擬授業は,その時間内で完結するものが多かったと思います。1話完結型です。
 
 しかし,私は逆に完結しなくてもいいと割り切りました。
 検討会で説明が長くなったのはなぜかを考えてみると,「はてな?」の答えを説明してしまったからです。1話完結型を目指すには,説明するしかないのです。そうではなくて,「はてな?」は「はてな?」のまま残しておけばいいと割り切りました。勉強会のテーマは「『追究の鬼』を育てる指導法を学ぶ!」なのですから。
 そのように割り切ると,コンテンツ作りも一気に進みました。

 当日,会場に着くと,授業順が1番であることとスマートボードを使用することを聞きました。
 セミナーのトップバッターが私ということになります。これは責任重大です。また,スマートボードを実際に使うのは初めてのことです。


★講座1 模擬授業に挑戦!参加者による模擬授業公開

 セミナーの開始時刻が近づくにつれ,緊張感が高まってくる……と思ったのですが,比較的落ち着いていられました。むしろリラックスして,自然体です。いったいどうしたのでしょうか。緊張よりも,有田先生に授業を見ていただけるというワクワク感のほうがまさっていたように思います。

 授業をしていて,参加されている先生方が一生懸命に考えているという,手ごたえのようなものは感じました。
 ノートに考えたことを書かせて,それをチェックし,それをもとにして意図的に指名していこうと思っていました。
 ところが,誰が何を書いていたかを記憶しておくことができず,結局「挙手-指名方式」になってしまいました。先生方も会の初めということでエンジン全開というわけにも行かず,積極的な挙手はありません。「断髪令に民衆は従ったか」という発問の場面で,話し合いを深めることができませんでした。