先日,算数で三角形・四角形の定義について指導したときのことです。
黒板に三角形と四角形の図をかいて,「三角」「四角」と板書しました。
「今までは三角とか四角とか言っていましたが,これから算数ではそういう言葉は使いません」
このように私が言うと,子どもたちから「さんかっけい」「しかっけい」というつぶやきが聞かれました。
「では,これからは何と言えばよいでしょうか。だれか黒板に1文字付け足してくれるかな」
勢いよく手を挙げる子どもたち。黒板に書けるとなると,いつもにも増して挙手に力が入ります。
子どもが「形」という字を付け足して,板書が「三角形」「四角形」になりました。
「新しい言葉だから難しいよ。これはなんと読むのかな。さんはい」と言うと,子どもたちはそんなの簡単だという感じで「さんかっけい」「しかっけい」と読みました。
「えっ?」と大げさに驚いて見せ,「さっきは『さんかく』『しかく』だったんだから,『さんかくけい』『しかくけい』じゃないの?」と聞いてみます。
「また先生のうそが始まった!」「だまされないよ!」「ふざけないで!」と子どもたち。
聞いてみると,「さんかくけい」「しかくけい」と読むのだと思う人は0.5人(半分だけ挙手していたため),「さんかっけい」「しかっけい」と読むのだという人が31.5人という結果でした。
「それじゃあ教科書で調べてみよう」と投げ掛けます。
「ん?」「あれ?」と子どもたち。
何と教科書には「さんかくけい」「しかくけい」とふりがなが振ってあるではありませんか!
「たまには先生も本当のことを言うんだね」と感心されました。
※国語辞典などで調べると,「さんかくけい」でも「さんかっけい」でもどちらでもいいようです。
黒板に三角形と四角形の図をかいて,「三角」「四角」と板書しました。
「今までは三角とか四角とか言っていましたが,これから算数ではそういう言葉は使いません」
このように私が言うと,子どもたちから「さんかっけい」「しかっけい」というつぶやきが聞かれました。
「では,これからは何と言えばよいでしょうか。だれか黒板に1文字付け足してくれるかな」
勢いよく手を挙げる子どもたち。黒板に書けるとなると,いつもにも増して挙手に力が入ります。
子どもが「形」という字を付け足して,板書が「三角形」「四角形」になりました。
「新しい言葉だから難しいよ。これはなんと読むのかな。さんはい」と言うと,子どもたちはそんなの簡単だという感じで「さんかっけい」「しかっけい」と読みました。
「えっ?」と大げさに驚いて見せ,「さっきは『さんかく』『しかく』だったんだから,『さんかくけい』『しかくけい』じゃないの?」と聞いてみます。
「また先生のうそが始まった!」「だまされないよ!」「ふざけないで!」と子どもたち。
聞いてみると,「さんかくけい」「しかくけい」と読むのだと思う人は0.5人(半分だけ挙手していたため),「さんかっけい」「しかっけい」と読むのだという人が31.5人という結果でした。
「それじゃあ教科書で調べてみよう」と投げ掛けます。
「ん?」「あれ?」と子どもたち。
何と教科書には「さんかくけい」「しかくけい」とふりがなが振ってあるではありませんか!
「たまには先生も本当のことを言うんだね」と感心されました。
※国語辞典などで調べると,「さんかくけい」でも「さんかっけい」でもどちらでもいいようです。