渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

せんじがら 〜広島市ソウルフード〜

2021年04月07日 | open

前回の有志会の月例県内キャンプでは、
期せずしてあたしがやったホルモン焼き
広島市名物「せんじがら」風のホルモン
揚げとなってしまった。
失敗なのだけど、結果、別物のうまいもん
になったので、結果オーライ。

私は「せんじがら」を知らなかった。
その時、人生で初めて耳にした単語だっ
た。
地元の人に聞くと市内では結構巷のソウル
フードみたいな感じで食べられていると
いう。


私のはあくまでカリンカリンに揚げただけ
「風」なので、勿論、本物のせんじがら
ではない。
しかし、これが殊の外うまかった。
昭和風に言うなら、なんじゃぃこりゃー!
by 優作、みたいに。

大阪ならタコ焼き、東京なら角切り餅の
イソベ焼きとか、東北の芋煮等々、各地
の地物ソウルフードは何だかいい。
讃岐のどじょう汁なんて、初めて食した
時はぶったまげたもの。美味しくて。

でもって、ほんもんのせんじがらの作り方
をキャンプ場でおせーて貰ったが、揚げる
だけ、という。
ただ、お好みで味の素、てな事らしい。
おー!昭和。

つーことで、せんじがらの作り方のサイト
があったので紹介します。
広島市内以外の方も、ぜひご家庭でもどう
ぞ。お酒がうまくなるよー。いやほんと。


シャトレーゼ 三原店

2021年04月07日 | open


三原の住宅街にシャトレーゼが出来たぜ。
珈琲のコメダさんの隣り。
あのあたり、フード街区になって来そうな
予感。


【満開の桜】佐木島 塔の峰千本桜 ~広島県三原市~

2021年04月07日 | open

【満開の桜】佐木島 塔の峰千本桜


地元の人から三原市佐木島の千本桜の
ことを教えてもらった。
いろいろ調べて動画とか観てたら感動
しちゃったよ。凄いとこですね。
友人たちにもメールして伝えたら、
どな
たもがこりゃすげ~と。特に外国人
友人が珍しくメールでなく直電くれて、
感動したよ~、と。

まだ観に行ったことない。
圧巻なんだろうなぁ。

来年こそは是非とも観に行ってみようと
思う。
それまで生きていれば。
人間どこで何があるか分からないからね。
ポコンと階段から落ちても死んじまうし。
毎朝起きたら「あ。きょうもたまたま
生きてたね」
てなくらいなもんで。
いつでも死ねる、いつ死んでも、という
気持ちでないと、生きていけはしない。
人を裏切ったり、家族を裏切ったり、
友を裏切ったりという、恥知らずの
生き方だけはしないと誓ってこれまで
生きては
きたが、死なんてのはそこらに
ゴロゴロ
している。死は日常として人
にはある。
人を裏切ったり、後ろ足で砂かけたり、

そういうこ汚い事して生きながらえる
なんてのは、
なんだかなぁ、と。
人は人それぞれだけど。

桜が美しいのはなぜだろう、てな事なん
だとか思ったりする。


2021年04月07日 | open


藤が咲いた。


白藤はやや遅れてこれから咲く。
今は藤色の藤。
茶色ってなぜか緑茶の色でないよね(笑


ダメなダメなほんとにダメな いつまでたってもダメな日本ね〜♪

2021年04月07日 | open











そのワクチンよ。
老いた家族2名の為に接種予約を所定の
ネット手続きで取ろうとした。
6月末までパンパンで三原市パンク。
その先は不明で全く予約さえも取れない。
これね、行政は。そんなもん。
国策としても無能だから、布マスクに大金
使って、届くのは遅れに遅れ、届いた知ら
せは黒い縁取りがありした〜、のあと
だったりもした。

ダメだなあ、この国。
昔の自民党って、もっとエゲツナイほどに
作為策略めぐらしてぬかりなくやっていた
けどなあ。
あれだろ。
今は自民党も「いい人」ぶってるから策も
出せないんだろ。ほんまのアホになって
もうて。

分割式多徳ナイフ

2021年04月07日 | open

便利グッズ。

多徳ナイフ。


ナイフとフォークで洋式食事カトラリー。


スプーンも付いてる。


缶切りと栓抜き。


トンガリくん。


これ一丁でキャンプの食事はこなせる。

昔からある分割式の機能の多徳ナイフだ
が、最近では廉価に800円程で用品とし
て大手スーパーでも販売されているのが
ありがたい。
缶切りと栓抜きというのが時代を感じさ
せる。この多徳ナイフは相当に登場し
たことが構造から分かる。たしか最初は
軍物だ。
これ一つで一通りの野営食事はできるの
で、装備軽量化絞り込みの役にも立つ。
いわゆる便利グッズ。
5WAYとあるけど、トンガリくんのリー
マーもあるので、実質は6WAYだ。
でもトンガリくんがビクトリノックスの
トンガリくんのようにとんがってないの
で、ホッチキスの針外しとかにしか使え
ない。これは自分で削って先を鋭利にし
ピック機能をもたせましょう。
先が尖って初めて穴グリができるから。

ということで、自分でちょちょいと削って
成形した。






ただの先丸まりの角材のような形状だった
パーツをビクトリノックスのトンガリくん
と同じような形に削りと磨きで造形した。
これで、ようやくサクサク刺せる。


880円。
こりゃ安くて便利だす。


ロードレース

2021年04月07日 | open


開幕戦もてぎはウォーミングアップラン
で転倒してしまったが、第2戦からの
活躍を期待する。




ネオレトロ

2021年04月07日 | open
日産パオ(1989〜1991年)
 
日産パオは、1960年代のルノーのような
オールドスタイルがウケて大人気だった。
この頃、四輪車も二輪車も今でいうネオ
レトロのスタイルの車が出始めた。
よく巷間、人口に膾炙されるのは、人々
が高性能化した車についていけなくなった
から、というような事がまことしやかに
言われる。
私はそうではないのではと思う。
時はバブル真っ只中だ。
あのバブル経済時代の市場構造を知って
いれば、そのような見方はできない。
新たなネオレトロ的な車両が登場したの
は、作り手のほうの手駒が各社で同一方向
化してしまい、飽和状態にあったからだ。
そして、おりからのバブル経済による価値
観多用化の徹底という社会背景を受けて、
それに見合ったニュープランで新たな市場
開拓としてネオレトロは提案された。
要するに、メーカーの戦略的な「仕掛け」
なのだ。
よく言われている「人が疲れたから旧式
を求めた」というのはあまりにも観念的
で産業経済的な視点を欠いた的外しだ。
しかし、二輪ジャーナリズムなどはほぼ
全域がそのような書き方をする。
本末転倒だ。
まず、企業側の戦略と具体的な行動があっ
て、それが市場を形成できたかどうかが
来る。
それを結果の成功のみを捉えて、その機種
の人気向上の現象のみを言っても、それ
は、なぜその車が出て来たか、という
説明
にはならないのだ。
飽和状態の中での新規市場開拓、というの
が産業の中での企業戦略だった、そして
何でも最新、最新を求める大衆は、最新の
「古いスタイル」に惹かれた、というのが
本当の図式だった事だろう。
それまでにはなかった市場開拓パターンだ
ったし、それはまさに「真新しい市場開
発」そのものだったのだ。
80年代のその手法が成功することを知った
自動車産業界は、たびたびその手段を時折
使って市場活性化を図るようになった。
四輪車メーカーもそうであるが、特に二輪
車メーカーがその方法をよく使う。
直近でもまさにそのパターンで新車を発表
している。それが人気を博す。
それは決して、買い手側が「疲れたから」
ではない。価値観の多用化が開始された
30数年前の時代に産業界がそれを取りこ
ぼししないように採った戦略と戦術が成功
をみたので、自動車産業界の中で一つの
ビジネスモデルとして定着したからなの
だ。
それゆえ、時を見て、ありきたりの物の
ラインの中に加える事で市場形成を図る
戦術が実行されている。
ありきたりの時期がある程度続くと、古い
スタイルが「新しい物」として機能する事
を自動車産業は80年代に知ったからだ。
そして、人々は新しいその企業生産物を
待っていたと受け入れる。
二輪産業においては、ヘルメットやギア
についてもその手法が作り手によって採ら
れる。
産業構造としては頑としてその構造が存在
する。
 
だが、最新の安全技術やメカニズムがそこ
に投影されている車両は、見た目が古いだ
けで最新の真新しい物だ。
その古い見た目を保ちつつ最新技術をそこ
にいかに反映させるかに製作開発陣の手腕
の如何がみられる。
それは見ていて楽しいし、真に時間的に
古い物を知る人たちには新旧の差異の体感
さえもが「楽しみ」として付加価値にな
る。
そうしたコンセプトとして、「ネオレト
ロ」は有機的に人と企業を繋いでいる。
「価値ある一品」であるといえる。
 
古いスタイルになぜか温かみを感じると
いう人の感性は、一体何に基づいている
のか。
それは、時の流れの中で多くの人間的
良的部分が喪失される事を人が無意識の
うちに感じているからではなかろうか。

変な鋼材

2021年04月07日 | open
 
G.サカイの謎の鋼材H-1鋼。
炭素が無いのに圧延鍛造で硬度を出して
いる。
棟側はロックウェルで50台前半なのに
刃先に行く程硬度が上がり、刃先では
60台中半あたりまでの硬度が出ている
と製造者は説明している。
実際のところ、砥当たりは非常に妙な
感触で、かなり硬度が高いのに砥当
たり
が良い。
変なナイフ。
陸自隊員将校に1丁進呈して、訓練等での
野外テストをしてもらった。装備と
して
装着もして。長期継続野外訓練
にても。
物凄く永切れするという。
雨天行軍でずぶ濡れのままでも、サビは
一切出ない。
そして、いつまでも恐ろしく切れる、と
のことだ。
このG.サカイのH-1鋼材は、成分を
一切
公開していない。特殊鋼の中
でも別な
意味で特殊だ。
 
私の周りにも何人かG.サカイのこのH-1
のブレードのナイフを使っている
人たち
がいる。
やはり、研ぐと柔らかく感じるのに、大切
れする不思議なナイフだという。
硬度配分の配置は日本刀のそれに極めて
近い。
このナイフ、ハードな使用法でも滅多に
折れ欠けしないというのも頷ける。
変わった変なナイフだ。
海釣りなどにはもってこいだが、通常の
アウトドアナイフとしてもかなりのスペッ
クだといえる。
陸でも、ゲームの解体とかもできるので
はなかろうか。鹿とか猪とか。
薪割りは、ホロー断面なので割断性は良く
はない。ただ、鎬の作用ってすごいね。
鎬のエッヂが利いているのが割りではとて
もよく分かる。グラインド断面形状から
木材には刃が食い込み過ぎてしまうのだが、
鎬が楔作用を出していることは体感できる。
ただ、スカンジのようにカッポーンとは
割れない。エビ鉈が凄い割断力をみせる
のも、あれ、鎬部分がなくてつるっぺた
だったらあそこまで気持ちよく割れない
と思う。
このナイフ、
棒叩き以外では、全ての点
で野外ナイフと
して非常に優秀だ。