モト ツーリング 2020年7月号 (発売日2020年06月01日)
MOTOツーリングは、編集部が現地まで実走しツーリングに役立つ現地のナマ情報をお届けする、いわばツーリストナビゲーションマガジンであります。...
雑誌/定期購読の予約はFujisan
私がプロデュースする刀工斬鉄剣
小林康宏の一番弟子の娘さんが紙面
を担当するライターをやっている
雑誌。
康宏師から連絡を貰ってから年間
購読契約を私は結んでいる。
最新号の内容、面白い!
こういうのを待っていたのだよ!
民俗学と歴史散歩で走り旅をする
というのは異様な程にぴったりと
来る。
これ、新しい二輪の楽しみ方の
カテゴリーになるのではなかろ
うか、という程に。
世の中にはいろんな楽しみ方が
あるが、「訪ね歩き」「探査
の旅」にモーターサイクルは
非常にマッチする。
多いのが、「食べ歩き」に関与
する二輪と四輪の旅だ。列車
の旅とは一足違う。
食べ歩き、それもいいだろう。
珍しい物や食べたい物を目指
してひた走るのは古くからの
車乗りの一つの行動パターンだ。
ミシュランガイドは、その
ために発刊された。ミシュラン
のタイヤをすり減らしてでも
走って行きたい店をまとめる
のが最初のミシュランガイド
の目的だった。
史実には人の歴史あり。
実は神話や民間伝承譚にさえ
実在の人びとの息遣いが感じら
れる。
そうした民間の歴史性をアカデ
ミックに解明しようとするのが
民俗学だが、その民俗学的な人
の歴史の足跡をたどるアプローチ
に車両が使われるのは、私個人は
とても嬉しい。
というか、なんか妙に合うのよ
ね。
なんでだろ。特に二輪の場合は
機動性が
高くてフットワークが良いから
かなあ。
四輪にしても快適に目指す所に
行ける利点があるよね。
「モトツーリング」の最新号の
この特集はとても興味深い。
→「幻の湖が存在した!」
そうかあ。
ミステリーハンターぽいから楽しい
のかも。
今号で展開されているレポートは
これはライターのきちっとした
視点だろうが、出雲のことを的確
に捉えている。
出雲はヤマトに懐柔されたのだ。
こういう歴史の謎を探る二輪旅
というのは、これ、本当に新し
い独立したジャンルになるか
と思うのですよ。
モトブログとかではヒットしなさ
そうだけどさ(笑)。
なんか、今回の号は濃いぞー。
梅原猛の柿本人麿論の「水底の歌」
探訪を二輪で行く、みたいな。
上掲リンク先ページには試し
読みページもありますので、
ぜひどうぞ。