渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

フィンランド

2020年06月10日 | open



フィンランド、行ってみたいなぁ。




プーッコをヒップサイドに納めて
喜んでるだけじゃダメっすね。


このJ.P.ペルトネン(フィンランド)の
シッシプーッコは物凄く切れます。
切れるだけでなく、扱い易い。
フェザーもかなり良好なフェザーが作れる。
「木を削る」ことにとても長けている良い
ナイフです。頂き物。
フィンランドの文化としては、日本と似て
いるところもあって、記念日などに男子に
はナイフを贈る。贈られた男子はそれを
大変栄誉に思い、そのナイフをとても大切
にする伝統があるそうです。
このモデルは旧式銃剣のように長いけど、
通常ナイフは「大は小を兼ねない」とは
云われるものの、このプーッコに関しては、
細かい作業もカバーする。
でかすぎるけど(笑)。
まあ、コンバットナイフなので。
でも、とてもいい♪ 

ただし、グラインドは棟寄りにベベルが
寄るトラディショナルスカンジだ。刃先
寄りにあるブリティッシュスカンジでは
ない。バトニングにはブリティッシュな
刃先寄りに鎬があるタイプが適している。


ククサ物語

2020年06月10日 | open

The story of kuksa


う~む。
これはいい。


梅雨入り宣言

2020年06月10日 | open


中国地区梅雨入り宣言したとたんに雨で
ありんす。

タング(ナカゴ)の構造

2020年06月10日 | open


バック・バンガードのX線写真。

バトニングはしないに限るでしょう、と
いうタングの構造。


私が作ったこの斬鉄剣のナイフブレード
も、バトニングはしないほうが良い構造。
折り返し鍛錬は刀工小林康宏。鍛造私。
火造は父。整形及び焼き入れと焼き戻し
と鍛冶押し研ぎは私、康清。
という合作。

ベタ研ぎなので、光に透かさないと焼き刃
の頭=刃文は見えないが、鋼組織の熱変態
により、水をかけると水の弾き具合の違い
で面白いように焼刃部浮かび上がる。
これは酸を使うともっと明瞭に焼刃とその
頭=地刃の境目である刃文が浮かび上が
るが、私は酸は一切使わない。

なぜ康清かというと、康宏師から康の
一字をいただいたのと、私の数代前の
江戸期の先祖にキヨスケという人間
いたので、そこから。
康清=安き世、という願いもある。


自衛隊員死亡

2020年06月10日 | open


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まさか、陸上自衛隊は、マスク着用を
命じて行軍訓練させたのだろうか。


日本刀のようなバックのナイフ

2020年06月10日 | open


海外サイトで見つけたけど、バックの
シースナイフで、ブレードシルエットが
スマートで粋なフルタングナイフがある
のよ〜。
バックの公式サイトでは、2020年カタログ
には載ってないから、型落ちか、もしくは
スペシャルモデルかも知れない。

いやあ、これよこれ。
このブレードシルエットが私の理想なの
です。
日本刀の短刀というよりも、私が笹の葉
にした肥後守みたい。
でも鎬地の削ぎ落としは日本刀の大和物
のような造形になっている。

メーカーの笹の葉よりも私は背を削いで
います。メーカーのはアマダイみたいな
シルエットになっていて、イマイチ。
肥後守ノーマルブレードの背を狙い通り
に削り落としたほうが姿がまとまります。
そのシルエットをステンレスで作りたい。
バックのこのトップ画像のナイフは、
まさに外形がその個人的に理想とする
自作ナイフのシルエットラインに近似し
ている。


非売品 マルボロ マッチケース

2020年06月10日 | open


チャララ〜ン!(必殺仕事人のBGM)
アイゴッディット!

標準マッチは取っておいて、ロウマッチ
を自作してこれに入れておく。
一つは野営用。一つは災害用。

厚みはややあるが、ジッポーとほぼ同じ
大きさ。




ハマグリ刃のフォールディングナイフ

2020年06月10日 | open


オールドバックはホローグラインドでは
なくフラットだ。
ホローは有名なカスタムビルダーがベルト
サンダーを使用して削りの技術として魅せ
ることを始めて以降、なぜかナイフの定番
になった。実用性については疑問が残る。

さて、何故ブレード固定のフィクスドナイ
フにはハマグリ刃があるのに、折り畳みの
ナイフにはハマグリ刃が存在しないのだろ
う。

そこで出てくる肥後守。
基本はスカンジだが、平地をハマグリ刃に
するとかなり使える。

私が加工して「笹の葉」と呼ばれる形状
に成形してある肥後守。

この笹の葉型のブレードシルエットでの
ハマグリ刃でロック機構のある折り畳み
ナイフにしたらかなり良いのでは?とは、
ヤマハのXSR700開発総責任者のタツオ
さんが私に語った発案だ。
彼も日本刀大好き、刃物好きだ。

今までにそのパターンのフォールダーは
世に存在していない。
それはいい発想かも知れない。
でも、存在していないというのは、もう
すでに誰か作ってみたけど使えないから
存続しなかったという可能性もある。
ただ、作ってみる価値はあるかも。

手乗りのブンちゃん

2020年06月10日 | open


都内のおらのイトコが飼ってる手乗り
のブンちゃん。
こりは綺麗な子だわー。
文鳥って、なんでクチバシがサクランボ
色なんだろ。

感性の違い 〜ブレードシルエット〜

2020年06月10日 | open



人によって造形物に対する受け取り方の
違いはある。
私はこのバック110系のブレードシルエッ
トはどうもあまり好きではない。
ただ、バック110が歴史的に偉大なモデル
であることも、機能性が極めて高いことも
理解している。
また、この独特なブレード中程から先に
かけての反りと細くなるラインも、アメリ
カ西部で定番だった大型ナイフのボウイか
らの流れであることも理解できる。
しかし、好みというものがある。
家内などは、このワンテンのブレードの
ラインはとてもカッコいいと思うとの事
だ。
ふうむ。私自身は初代ウルトラマンがなぜ
か一時短期間履いていた先が反り返りの
アラジンのブーツみたいで、なんだか好き
なれない。

初代ウルトラマン。この一時期のみ採用
されていた2型の足先は、私はタイムリー
な世代だが、往時の子どもたちにはかなり
不人気だった。カッチョワリー!と。


こういうのは全く好みの問題だろう。
私はナイフのブレードは、日本刀の短刀
の刀身シルエットに似ている北欧ナイフ
ストレートや北米ナイフのドロップポイ
ントや西欧ナイフのケーパーが好きなの
だ。スキナーや先だけそっくり返りのブ
レードラインはあまり好みではない。

バックナイブスでもこういうブレードライ
ンが私は好きだ。


同じワンテンでも、派生バージョンの
バック110スリムプロなどはブレードが
ストレートケーパーぽくて好みだ。


ただ、ワンテンに限ってはブレードの背
はそっくり返り系の形状でないとワンテン
ではないだろうとは思う。好き嫌いの次元
ではなく。ワンテンのスタンダードは反り
返りシルエットかと思う。
それはフルタングの北欧ナイフは果たして
プーッコと呼べるのか、という問題にも似
て。


アール・バック

2020年06月10日 | open


現バック社の3代前の総責任者にして刃物
職人のアール・バック。
なんだか日本の刀鍛冶のような雰囲気を
漂わせているように見える。
やはり、鋼鉄の鍛冶師には国境を越えて
相通じるものがあるのか。

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