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観光局のあり方、、、

ニースには二つの観光局があります。
一つはこちらのコートダジュール観光局、これはニース国際空港の目の前にあります。それはニース市がコートダジュールのすべての交通のハブで、港と空港があるからです。
ニースの飛行場はフランス第2の飛行場です。モナコも、カンヌもここを通らないといけないのです。
http://www.cotedazur-tourisme.com/
そしてもう一つはニース市観光局です!!
この二つは県庁と、市役所の管轄で同じではありません。
お互いの機関が、相乗効果を生みながらニース市の観光と、コートダジュールの観光を牽引しています。
コートダジュールにはニースと同じように素晴らしい市町村が存在しまう。
サンポール、エズ、カンヌ、ヴァンス、グラースetc、、、
http://www.nicetourisme.com/
日本では県庁と市役所が効率よくやっているところなどはあるのでしょうか?
日本ではどうも縦割りが多くて、、、このような機関はいつもなぜかバラバラ、足踏みを合わせて前に進んでいるような感じは見受けれないですよね!!
日本政府は口では、少子高齢化対策の一つとして、観光立国を目指そうとか、COOL JAPANなどの取り組みでインバウンド政策をとろうなんて言っていますが、フランスと比較すると正直情けないです。
やれてないのが現状だと思います。
また観光局の人間が語学に堪能かというと、元国土交通省で、外務省ではないせいか語学堪能の人がいないのが現実であると思います。
日本の口だけ政策、、、困ったものです。
ちなみにフランスの料理観光専門学校は、観光省の管轄になります。
http://www.lycee-paul-augier.com/
こちらが専門学校のサイトですが、、、
ECOLE HOTELIERE et de TOURISME"Paul AUGIER"
名前のごとく、ホテル料理、観光専門学校でしょうか?
学費はもの凄く安く、こちらで職業を学び、そして語学勉強をしっかりします。
なので、、、観光省が責任もって語学を教えている事もあり、観光局で働く人たちは最低2カ国語をしゃべれるのが現実です。
また、、、営業担当なんかになって来ると4、5ヶ国はしゃべれて当たり前!姿勢が全く違います。
フランスと比較して、観光立国を目指している日本がやらなければいけない事はまだまだ沢山あると思います。
COOL JAPANの国内のイベントも、、、悪くはないのですが、どうも残念に思えて仕方ないです。
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