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Bouillabaisse

Bouillyと言う単語とlaisserと言う単語が一つになったと言われる、魚のごった煮ブイヤベース!!

フランス料理は言葉にヒントが沢山隠れている、だからしっかり語学を勉強しないといけないよと思うのは僕の考え!!

たまに専門学校で授業を教えたりするんだけど、料理は文化で、、、だから言葉、気候風土、歴史もしっかり学ばなきゃ行けないと言う事をいつも言います。
いろんな条件が重なるから料理って生まれてるけど、、、その料理の理屈をあまりにも知らなすぎるし、そして学んでなさすぎなんですよね!

僕は、そう言う紐解きをするから料理は面白いと思うし、、、そしてそう言う地方性とか歴史があるから食が観光資源になると考えます。

もちろん技術を覚える事も大事だけど、その技術も、、、しっかり言葉、歴史と一緒に学ばなければいけないのです。文化なのだから、、、

ちなみにこのBouillabaisse

Bouillyはぶくぶく煮る

laisserはそのままにする

なので直訳すると、ぶくぶく煮続ける!!それがブイヤベースのコツです。
なので作るときは乳濁するんじゃないのって言うくらい、ぼこぼこにて味を引き出さなければいけないのです!

そしてこのスープ、どうやって作られるようになったかと言うと元々は漁師の為の残り物のごちそうだったんですよね、、、

骨の少ない味の素晴らしい、いいお魚は市場に出して、、、家計を稼いで!!

自分たちが食べるのは骨の多い魚達、捨てるのはもったいないしと言う事で考えられたのです。

骨の多い食べつらい魚をごたごたに炊いて、そして骨ごとすりつぶし、、、スープと身を味わうと言った料理なんですよね、、、
漁師達の贅沢な一品!

今じゃあこの元々は漁師の料理であるブイヤベースは高級料理として南フランスの港町で、皆我がもの顔で自分の街が、、、ブイヤベースの発祥の地なんて言いあったりしていますが、なんか面白い光景ですよね、、、

日本で、元祖とか本家とか言い合ってるラーメン屋さんみたいに、、、(笑)

ま、本当に料理は文化なんです!!

だからどうしてこの料理が生まれたんだろう?そう言う事を考えることができるようになる事が、、、とても大切だと言う訳です。

そしていろんなクリエイティブ溢れる料理を作る為の第一歩にもなるんだと思います。

原点を知る、、、それが発想の第一歩なのだから!!


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