2020/11/29 礼拝説教
【テーマ】 イザヤの証
【説教題】 「神様は共におられます」
【聖書箇所】 イザヤ7:14
イザヤ7:14 それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。
マタイ1:23 「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。
○ 今日からアドベント(待降節)に入ります。イエス・キリストの誕生の話を子どもも一緒に聞くことにしましょう。これは教団のCE部がホームページ「こひつじ」で出している教案をもとにしています。
全世界でお祝いされるクリスマスはイエス・キリストのお誕生をお祝いして行われます。死んだ人のお誕生会はしませんから、イエス・キリストは今もなお生きておられるということなのです。
そのイエス・キリストの誕生を語った預言者イザヤの言葉を読みました。
Ⅰ.イザヤは救い主誕生を預言した
A.預言者ってどんな人?
1.「預言者」って知っていますか? 「予言者」とは違うのですが、どのように違うのでしょうか? 「預」と「予」の違いですが、最初に「予言者」から説明すると、これから起こることなど未来を言い当てたりする人です。「預言者」の方は「預」という「預かる」という字が使われています。つまり、「神様の言葉を預かって、その言葉を語る人」です。
2.イザヤという人はこの預言者でした。今から2700年ほど昔の人で、イエス様の生まれる700年ほど昔の人です。そんな昔に神様からイエス様の誕生を教えられて語った言葉が今日の言葉です。
B.イザヤが語ったのはどんな預言
1.イザヤの預言は 主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる とあります。救い主が誕生することは間違いないということです。 しるし とは、証拠となるものです。では、どんな証拠かというと 見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み ということです。結婚していない女性が男の子を産むのです。これが証拠だということです。
2.イエス様はどうやら普通に生まれた男の子ではないということです。特別な男の子と言っても見た目は全く普通の男の子です。では何が特別なのでしょうか? お父さんがいないのです。というか、お父さんは神様です。ですから、イエス様には罪がありません。ここが普通の男の子と違うところです。
3.そして、イエス様はイザヤが預言したように救い主となるということです。何から救ってくれるのかというと「罪」からです。
Ⅱ.イザヤの預言は成就した
A.遂にイエス様が生まれた
1.今年は令和2年です、これは日本の暦で、天皇即位から数え始めます。では西暦では今年は何年ですか? 2020年ですね。これは何から始まって2020年なのでしょうか? イエス様の誕生を西暦1年としたのです。
2.イザヤが預言した700年後にイエス様は誕生しました。そうです。イザヤの預言は成就しました。「預言が当たった」という言い方はしません。なぜならそれはイザヤが「そうなるのではないかな?」と考えて、それが当たったというのではないからです。イザヤは神様から教えられて語ったので、「預言が成就した」という言い方をします。神の子イエスが生まれたのは本当のことなのです。
B.預言は人を救うために語られる
1.預言は占いなどとは違います。占いなどで未来を当てるというのは統計的な判断、つまり人間の判断であったり、時は恐ろしい悪魔の教えであったりするのです。もし悪魔から未来のことを聞いて従ったりしたら恐ろしいです。神様の言葉を聞くようにしましょう。
2.「××さんの占いはよく当たる」ということを聞いたりします。仮に未来を言い当てても救いがない予言は人を不安にさせるだけです。神様が与えた預言は人を励ましたり、罪を悔い改めさせたり、救いに向かう言葉です。その救い主イエス様の誕生をイザヤは語ったのです。
Ⅲ.イエスは私たちと共におられる
A.インマヌエルって?
1.イザヤの語った預言の言葉の中身イエス様のことを見てみましょう。 その名をインマヌエルと呼ぶ とあります。 インマヌエル というのは マタイ1:23 「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。 にあるように、 「神が私たちとともにおられる」 という意味です。誕生した男の子には「イエス」という名前が付けられましたが、その救い主イエス様は私たちとともにおられるということなのです。
2.人々は救い主を神様とはなかなか思えませんでした。何しろ、私たちと同じ人間の姿をしているのですから。しかし、そのようなイエス様を私たちと共におられる神としてイザヤは語りました。
B.イエス様は絶対離れないよ
1.病気をした時など、子どもはお母さんが一緒にいてくれるとすごく安心します。 ともにおられる というのは安心できる関係です。しかもイエス様は神様なので、一緒にいてくれるというのはとても心強いです。
2.私たちがイエス様を離れることがあるかもしれませんが、イエス様の方が離れていくことはないのですから、本当に嬉しい話です。私たちもイエス様を離れないでいつもイエス様と共にいたいものです。
★ イエス様は昔話の架空の人物ではなく、本当におられました。しかもそれだけではなく、今も私たちと共にいてくださる神様です。
【テーマ】 イザヤの証
【説教題】 「神様は共におられます」
【聖書箇所】 イザヤ7:14
イザヤ7:14 それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。
マタイ1:23 「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。
○ 今日からアドベント(待降節)に入ります。イエス・キリストの誕生の話を子どもも一緒に聞くことにしましょう。これは教団のCE部がホームページ「こひつじ」で出している教案をもとにしています。
全世界でお祝いされるクリスマスはイエス・キリストのお誕生をお祝いして行われます。死んだ人のお誕生会はしませんから、イエス・キリストは今もなお生きておられるということなのです。
そのイエス・キリストの誕生を語った預言者イザヤの言葉を読みました。
Ⅰ.イザヤは救い主誕生を預言した
A.預言者ってどんな人?
1.「預言者」って知っていますか? 「予言者」とは違うのですが、どのように違うのでしょうか? 「預」と「予」の違いですが、最初に「予言者」から説明すると、これから起こることなど未来を言い当てたりする人です。「預言者」の方は「預」という「預かる」という字が使われています。つまり、「神様の言葉を預かって、その言葉を語る人」です。
2.イザヤという人はこの預言者でした。今から2700年ほど昔の人で、イエス様の生まれる700年ほど昔の人です。そんな昔に神様からイエス様の誕生を教えられて語った言葉が今日の言葉です。
B.イザヤが語ったのはどんな預言
1.イザヤの預言は 主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる とあります。救い主が誕生することは間違いないということです。 しるし とは、証拠となるものです。では、どんな証拠かというと 見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み ということです。結婚していない女性が男の子を産むのです。これが証拠だということです。
2.イエス様はどうやら普通に生まれた男の子ではないということです。特別な男の子と言っても見た目は全く普通の男の子です。では何が特別なのでしょうか? お父さんがいないのです。というか、お父さんは神様です。ですから、イエス様には罪がありません。ここが普通の男の子と違うところです。
3.そして、イエス様はイザヤが預言したように救い主となるということです。何から救ってくれるのかというと「罪」からです。
Ⅱ.イザヤの預言は成就した
A.遂にイエス様が生まれた
1.今年は令和2年です、これは日本の暦で、天皇即位から数え始めます。では西暦では今年は何年ですか? 2020年ですね。これは何から始まって2020年なのでしょうか? イエス様の誕生を西暦1年としたのです。
2.イザヤが預言した700年後にイエス様は誕生しました。そうです。イザヤの預言は成就しました。「預言が当たった」という言い方はしません。なぜならそれはイザヤが「そうなるのではないかな?」と考えて、それが当たったというのではないからです。イザヤは神様から教えられて語ったので、「預言が成就した」という言い方をします。神の子イエスが生まれたのは本当のことなのです。
B.預言は人を救うために語られる
1.預言は占いなどとは違います。占いなどで未来を当てるというのは統計的な判断、つまり人間の判断であったり、時は恐ろしい悪魔の教えであったりするのです。もし悪魔から未来のことを聞いて従ったりしたら恐ろしいです。神様の言葉を聞くようにしましょう。
2.「××さんの占いはよく当たる」ということを聞いたりします。仮に未来を言い当てても救いがない予言は人を不安にさせるだけです。神様が与えた預言は人を励ましたり、罪を悔い改めさせたり、救いに向かう言葉です。その救い主イエス様の誕生をイザヤは語ったのです。
Ⅲ.イエスは私たちと共におられる
A.インマヌエルって?
1.イザヤの語った預言の言葉の中身イエス様のことを見てみましょう。 その名をインマヌエルと呼ぶ とあります。 インマヌエル というのは マタイ1:23 「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。 にあるように、 「神が私たちとともにおられる」 という意味です。誕生した男の子には「イエス」という名前が付けられましたが、その救い主イエス様は私たちとともにおられるということなのです。
2.人々は救い主を神様とはなかなか思えませんでした。何しろ、私たちと同じ人間の姿をしているのですから。しかし、そのようなイエス様を私たちと共におられる神としてイザヤは語りました。
B.イエス様は絶対離れないよ
1.病気をした時など、子どもはお母さんが一緒にいてくれるとすごく安心します。 ともにおられる というのは安心できる関係です。しかもイエス様は神様なので、一緒にいてくれるというのはとても心強いです。
2.私たちがイエス様を離れることがあるかもしれませんが、イエス様の方が離れていくことはないのですから、本当に嬉しい話です。私たちもイエス様を離れないでいつもイエス様と共にいたいものです。
★ イエス様は昔話の架空の人物ではなく、本当におられました。しかもそれだけではなく、今も私たちと共にいてくださる神様です。