時代劇の殺陣(立ち回り)のシーンは
殺陣師の振り付けによって行われます
立ち回りではお互いの身体に
刀が触れないように
注意して演技しているようです。
鞍馬天狗の嵐寛寿郎(アラカン)さんの
立ち回りでは時々、竹光とはいえ相手に
当たることがあったようです
アラカンさんは強い近眼だったらしく
覆面の鞍馬天狗が眼鏡を掛けるわけにも
いかず、ぼやけた眼で立ち回りを行って
はずみでからみの俳優さんの胴にきまることが
あったと聞きました
アラカンさんの殺陣シーンの
からみの俳優さんは、
下着にさらしをしっかり
巻いて、胴を竹光で叩かれても
大丈夫なように防備していた
そうです