
斎藤寅次郎監督の映画台本には
シーンのつながりは書かれていますが
細かいギャグは書かれていません

スタジオのセットで
俳優さんが考えてきた笑いの演技(ギャグ)を
やってみて、それを斎藤寅次郎監督が
OKを出せば本番に採用されていきました

時代劇映画では立ち回りの
シーンがあります

チャンバラのシーンです
敵味方の侍が刀を手に
闘います

映画の台本にはこのチャンバラ、シーンの
ト書きには立ち回りの細かいことは
書いてありません

侍Aと侍Bとその仲間の
立ち回り適当にあって…と
だけです

チャンパラシーンの立ち回りや
斎藤寅次郎監督の喜劇も
スタジオのセット撮影が始まるまで
わからないのです
