映画全盛のころの
映画人、カツドウ屋の服装について
撮影所で働く人々を
カツドウ屋といっていました
撮影所のスタジオは
セットが組まれて
そのセットを照らす
照明器具がスタジオの
天井にギッシリ並んでいます
そのセットで働く裏方さん
スタッフは必ず帽子を被るように
注意されています
頭上から照明器具が落ちてきても
ケガをしないようにです
カツドウ屋の服装は
野球帽やハンチング、鳥打ち帽を
かぶってズボンの後ポケットには
2つ折りした台本と汗を拭く
手ぬぐいをバンドにはさんでいます
「活動寫真の女」は
京都太泰撮影所を舞台に
作者、浅田次郎が活写した小説です
… … …
どうして、浅田次郎氏に撮影所や
四条木屋町の居酒屋の雰囲気が
描写できるのでしょう