初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画「地獄門」⑦

2011年05月17日 20時58分56秒 | Weblog


コダックが天然色写真用として

コダクローム(外式発色)を

出していました



モノクロ(白黒)写真は高い照明比で

コントラストの強い作品がありました

然色写真としてのコダクロームでは

できるだけフラットなライティングを

奨していました



被写体に当たる主光線と押さえのライトの

比率は1対2とか1対3ぐらいが良いと

われていました




被写体の色彩を忠実に再現するには

フラットなライティングが良い



フラットな照明でも表現される

色彩で写真は鑑賞に堪えると

われていました



総天然色映画「地獄門」でも

コダックよりフラットライティングを

推奨されていました



フラットライティングを原則としながらも

「地獄門」のナイトシーンはコントラストの

強いライティングでした



灯りの消えた屋敷を

青いライトに照らされた

シルエットの描写は好きでした



2011年5月2日 NHK BSプレミアムで

放映されたデジタル・リマスター版「地獄門」では

このナイトシーンのブルーの色を

かなり引き算されていました



現在のカラー映画では自然で良いのですが

昔、作られたブルーの利いた

イーストマンカラーの色彩を

懐かしく思い出します