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日本はすでに 監視社会だ !

2017-05-04 09:09:35 | ②一市民運動
(424)「『米、日本側に提供』 電子メール監視システム 米メディア報道
      4月25日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12908376.html

●映画「スノーデン」のようなことが、日本でも行われていたとは……。
 一部を引用させて頂きます。

「調査報道を手がける米ネットメディ日本当局が米国家安全保障局(NSA)と協力して
 通信傍受などの情報収集活動を行ってきたと報じた。
 NSAが日本の協力の見返りに、インターネット上の電子メールなどを
 幅広く収集・検索できる監視システムを提供していたという。
 NSAは60年以上にわたり、日本国内の少なくとも3カ所の基地で活動。
 日本側は施設や運用を財政的に支援するため、5億ドル以上を負担してきた。
 見返りに、監視機器の提供や情報の共有を行ってきたと指摘している。
 また、04年の文書では、通信機器を修理・製造する施設を東京の米軍横田基地に
 造る際、660万ドルの建設費のほとんどを日本側が負担したという。
 ここで作られたアンテナなどの機器が世界での諜報(ちょうほう)活動に使われ、
 『特筆すべきはアフガニスタンでのアルカイダ攻撃を支えたアンテナだ』と
 記載されていた」(引用ここまで)

 こんな重大なことを、なぜ他のメディアは放送しないのか!


と、思っていたら、4月30日の「サンデーモーニング」で取り上げていました。
 青木理さんは、
 
「なぜこんな大事なことを、メディアも国会も取り上げないのか」

岸井成格さんは、驚くべき証言をしています。

「もうすでに、日本人のSNSの情報が取られ、アメリカにビッグデータとして
 管理されている。そしていざという時には、そこから情報を抽出するという
 システムが出来てしまっている。
 在日米軍基地には、そのシステムのための要員千人がいる。

 2013年が、一つの転機であった。
 ①スノーデンが秘密を暴露。
 ②「特定秘密保護法」が成立。
 ③アメリカから日本へ、新しいシステムの提供。

 国家ぐるみで個人の監視が始まった。
 そういう時代が来てしまった
 」

映画監督・作家の森達也さんは、次のように警鐘を鳴らしています。

「あらゆるものの監視がはじまっている、ということは 萎縮する。
 ものを言わないことが当たり前
 他と違うことをやってはいけないことに
 当たり前の社会になるのではないか

萎縮しものが言えなくなった時 何が起きる?

 民主主義の大前提は多数決だが
 合意形成するために いろんな意見を言い合う
 その声に耳を傾けながら 合意形成をする
 その過程があって社会全体が 一つの選択をしていく
 (監視社会は)その合意形成ができなくなる
 じゃあ誰がするのかというと
 政治権力が「右にします」「左にします」
 「前に進みます」という指示を出す
 国民のほとんどは それに対して異を唱えない
 異を唱える発想すらなくなってしまう
 」                   (引用ここまで)

今でさえ監視社会が始まっているのに、さらに共謀罪=テロ等準備罪が成立し、
市民の心の中まで監視される社会なんて、真っ平御免だ!
これでは「1984」の世界ではないか!
ビッグブラザーに監視・管理される世界。
これでもあなたは、「自分とは関係ない」と言えますか?????












(画像はお借りしました)


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