2月14日の朝日新聞 「声」 に後藤乾一氏が、「大東亜戦争」 の直前に
南原繁氏が詠んだ短歌を紹介している。
あまりに一方的なるニュースのみにわれは疑ふこの民の知性を 南原 繁
そして 「メディアに課せられた重い責任と、政治に向かう市民一人ひとりの知的勇気が、
今ほど試される時はない」 と結んでいる。
後藤氏がお書きのように、私も現在の日本がこの時代に近づきつつあるという危機感を覚える。
そして 人任せの民主主義が、独裁を容認することになってしまうのではないか
との思いがある。この国の変貌を、しっかり見届けていこうと思う。
追記1
ファシズムという言葉を広辞苑で引いてみた。
全体主義的あるいは権威主義的で、議会政治の否認、一党独裁、市民的・政治的自由の
極度の抑圧、対外的には侵略政策をとることを特色とし、合理的な思想体系を持たず、
もっぱら感情に訴えて国粋的思想を宣伝する。
ソチオリンピックで、期待した結果が出せなかった選手を誹謗中傷する書き込みや、
安倍政権の靖国参拝への批判を表現した彫刻の一部が、東京都美術館から撤収されるなど、
もう始まっているのではと危惧するような事柄が、最近やたらと目につく。
南原繁氏が詠んだ短歌を紹介している。
あまりに一方的なるニュースのみにわれは疑ふこの民の知性を 南原 繁
そして 「メディアに課せられた重い責任と、政治に向かう市民一人ひとりの知的勇気が、
今ほど試される時はない」 と結んでいる。
後藤氏がお書きのように、私も現在の日本がこの時代に近づきつつあるという危機感を覚える。
そして 人任せの民主主義が、独裁を容認することになってしまうのではないか
との思いがある。この国の変貌を、しっかり見届けていこうと思う。
追記1
ファシズムという言葉を広辞苑で引いてみた。
全体主義的あるいは権威主義的で、議会政治の否認、一党独裁、市民的・政治的自由の
極度の抑圧、対外的には侵略政策をとることを特色とし、合理的な思想体系を持たず、
もっぱら感情に訴えて国粋的思想を宣伝する。
ソチオリンピックで、期待した結果が出せなかった選手を誹謗中傷する書き込みや、
安倍政権の靖国参拝への批判を表現した彫刻の一部が、東京都美術館から撤収されるなど、
もう始まっているのではと危惧するような事柄が、最近やたらと目につく。