森毅さんの「異説 数学者列伝」(ちくま学芸文庫)をぱらぱら眺めていて,えらいことに気付いてしまった。
71ページの Leibniz の肖像画に付された名前の綴りが間違っているなどという,そんな小さな話ではない。
Wiener を除いて,昔の数学者は目がよかったらしいのである。
なぜならば,どの肖像画を見ても,Wiener 以外はメガネをかけていないのだから。
ああ,そうだね。
写真を撮るときにメガネを外していた可能性はある。
Hilbert先生の写真はこれまでメガネをかけているものしか見たことがなかったが,181ページの写真ではメガネをかけておられない。
(余談だが,ちょっと探してみたらこの写真は「幾何学基礎論」(ちくま学芸文庫)の表紙を飾っているのと同じ写真だった。)
しかしそれは Hilbert先生の逸話(例えば高木貞治「近世数学史談」(岩波文庫)の付録を参照)を思い起こせば,うっかりメガネを掛け忘れたものとも想像され,例外的な事例であろうと思われる。
それに,写真ならばストロボの光の反射を嫌ってメガネを外すということもあるかもしれないが,もっと古い時代においては肖像画なのであるから,メガネをあえて外す理由が見当たらない。
え?コンタクトレンズかもしれないって・・・?
それはないない。
コンタクトレンズってかなり最近になってからようやく実用化に至ったんでしょう?
Newton や Leibniz の時代にあるわけないじゃん。
71ページの Leibniz の肖像画に付された名前の綴りが間違っているなどという,そんな小さな話ではない。
Wiener を除いて,昔の数学者は目がよかったらしいのである。
なぜならば,どの肖像画を見ても,Wiener 以外はメガネをかけていないのだから。
ああ,そうだね。
写真を撮るときにメガネを外していた可能性はある。
Hilbert先生の写真はこれまでメガネをかけているものしか見たことがなかったが,181ページの写真ではメガネをかけておられない。
(余談だが,ちょっと探してみたらこの写真は「幾何学基礎論」(ちくま学芸文庫)の表紙を飾っているのと同じ写真だった。)
しかしそれは Hilbert先生の逸話(例えば高木貞治「近世数学史談」(岩波文庫)の付録を参照)を思い起こせば,うっかりメガネを掛け忘れたものとも想像され,例外的な事例であろうと思われる。
それに,写真ならばストロボの光の反射を嫌ってメガネを外すということもあるかもしれないが,もっと古い時代においては肖像画なのであるから,メガネをあえて外す理由が見当たらない。
え?コンタクトレンズかもしれないって・・・?
それはないない。
コンタクトレンズってかなり最近になってからようやく実用化に至ったんでしょう?
Newton や Leibniz の時代にあるわけないじゃん。
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