荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

インテリアの巻、よたび。

2015年01月17日 | 華麗な生活に極めたシンプルを


『ミニマリストです』とは口が裂けても言えない僕です。

先日、手前ぇの事をミニマリストとヌかすオトコのブログを読みました。

そのオトコ、スーツを全部で10着ほど持っていました。

いったいドコがミニマリストなのでしょうね。

単なる衣装持ちじゃねぇか、バカ。

まぁ、そんなバカに比べればシンプルに暮らしてはいると思うんですが、そりゃ紆余曲折はありましたねぇ。

インテリア業界で働いていたくらいですから、インテリアはガキの頃から好きでした。

とくべつ専門教育を受けてはいないので、詳しくはありませんでしたが。

もちろん整理整頓は大好きなので、それはキレイに暮らしておりました。

【POPEYE】や【BRUTUS】のインテリア特集はよく読んだものです。

やがて3・11以降『モノを持たない暮らし』を徹底する様になりました。

そうしますと【BRUTUS】の『居住空間学』なんぞを読むと拒否反応が出ちゃうんです。



『ボク、お洒落に暮らしてるでしょ~。選び抜かれたモノに囲まれて~』ってな部屋を見ると実にヤヴァい。

『モノ・モノ・モノ・モノ・モノ・mon………。ウギャーモノが多過ぎる真鍮のドアノブをインテリアとして棚に飾っちゃうなんて流木をどっかから拾って来て、その辺の床に置いとくなんて信じられん

…、もうモノに囲まれて暮らすなんて無理です。

別にモノに囲まれて生きる事は、全く否定しません。

誌面から推察するに、皆さん僕よりクリエイティブなお仕事を、お洒落にされていらっしゃられるお方々でしょうから、僕みたいなダサオヤジはな~んも言えなくなっちゃいます。

でも、やっぱ無理。

昔は【BRUTUS】もよく買ったものですが、おそらく死ぬまで買う事はないでしょう。



今までアップした画像とあまりに変わり映えしないので、別テイク…と思ったのですが、あんまり違いがありません。

そりゃそうだ。モノがなけりゃ。

相棒の巻、ふたたび。

2015年01月16日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


【相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ】を観ました。

長いタイトルですねぇ。

【巨大密室】と謳ってはいますが、それほどミステリー色が強いわけではありません。

むしろアクション色の方が明らかに強かったと思います。

なにしろカイトくんはともかく、右京さんまでが結構高い場所から川に飛び降りたりするのですから。

さて、物語としてはそれほどの起伏はありません。

警察庁だの防衛省だのの陰謀劇にでもなるのではないか、と思いましたがそれはなし。

レギュラーキャラクターも無理矢理に出番を作っている様にしか見えませんでしたねぇ。

犯人の持つイデオロギーは極めて脆弱、そしてそれに対する右京さんの考えも甘々の理想論でしかない…。

少なくとも警察官である右京さんが【国防】を揶揄するのはおかしい。

それでも、それなりに観られるのは【安定感】でしょう。

良くも悪くも【安定感】がこの映画の持ち味。

ドラマ発の長期シリーズですから当然と言えば当然です。

【寅さん】や【釣りバカ】があれだけ成功したのも、安定して観られるコンテンツだったからに相違ありません。

いまや右京さんは、車寅次郎や浜崎伝助と同ラインという事です。

ゲストキャラクターを演じる役者さんも、伊原剛志や宅麻伸といった【安定感】揃いなのですが、今ひとつ精彩に欠けます。

映画に起用するレベルであるかと言うと疑問で、せいぜいが元日スぺシャル止まりかな、と。

まぁ、なんでも佐藤浩市を出せば良いってものでもありませんが。

そんな中、神戸尊の登場は嬉しかったですねぇ。

カイトくんと神戸くんの出会いは、子どもの頃に観た歴代仮面ライダーの集合を彷彿しました。

この辺の上手さが【相棒】の醍醐味。

悦子の誕生日のお祝いに【Happy Birthday to You】をわざわざ衛星電話口で唄い、それを右京さんに見られ、恥ずかしさの余りに突っ伏したカイトくんには笑えました。

また、久々に三浦さんを見る事が出来、感無量です。やはり【トリオ・ザ・捜一】でなければ。



以上、なんだかんだと言いましたが、決して駄作ではありません。

相棒ファンなら。




『おやおや神戸くん、白いGT-Rに乗り替えたのですねぇ。僕はずっとフィガロに乗っていますよ』


悦子役の真飛聖。このヒトは顔は長いし、眼は小さい、歳より老けて見えます。

明らかに、ヅカ経由のゴリ押し人事でレギュラーが決まったとしか思えません。

過去の記事。
相棒の巻。

ホームレスの巻。

2015年01月16日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを


ニュースでホームレスの特集を観ました。

いつも思います。ホームレスのオッサンって結構な量の荷物を持っているなぁ、と。

【トランクひとつだけで暮らしたい】などとほざいている僕ですが、あの荷物を見ると『無理だよなぁ、ホームレスのオッサンですら、あんだけ荷物持ってんだもん』と思わざるをえません。

もちろん、トランクひとつで旅する様に暮らすにはお金がかかります。

様々なモノ・コトをアウトソーシングで済ませなければなりませんから。

一方、ホームレスのオッサンは当然お金がありませんから【イザという時のために】モノをため込んでおかなければならないわけです。



生活保護を受けているくせに、酒やギャンブルに興じる様な死んだ方が良いカスに比べれば、ホームレスのオッサンの方が数千倍マシだとは思います。

もっとも、生活保護を打ち切られてホームレスになったヤツも多いんでしょうが。

いろんな理由・環境からホームレスになるのでしょうから、一概に『だらしない』とか『怠け者』と断ずるのは難しいでしょう。

実際、人間いつホームレスになるか分からない、という言葉には一定のリアリティがあります。

さすがに知合いにホームレスはいませんが、自己破産し、なかなか正社員のクチがない50代半ばのオジサンがいますが、若干の危うさを感じずにはいられません。

優等生的な意見ではありますが、就業に関しては、もっともっと行政が腰を入れないと駄目なんでしょう。




派遣労働者・ネットカフェ難民の貧困を扱った【相棒season9】第8話「ボーダーライン」より。

【相棒】シリーズを代表する問題作。絶対に観ておくべき。絶対に。

食の巻、よたび。

2015年01月15日 | 妥協なき生活に極上の飲食を


『一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事』



一日一食は基本的に続けております。

インテリアもシンプルですが、食もシンプルなもんです。

いささか健康が気にかかりますが、健康診断結果はまぁまぁ。

それにしても昼一食という生活を送っておりますと、夜が暇です。

お酒を飲んじゃうとお腹がすきますので、飲酒もしません。

食は生きるため、健康のため、という主題は当然ありますが、暇つぶしという側面もあるのでしょう。

しかしながら、お腹がグーグー鳴るのは結構気持ちの良いものです。

もちろん、そう思えるのも僕がストイックだから。

一日三食どころか、おやつに夜食、なんて飽食生活をしているヤツからすれば、信じられない生活でしょう。

デブはビジュアルが醜いし、健康面でも問題だらけ、身体が重いから行動も鈍くなる。

なにひとつ良い事がないと思いますが、なぜ皆さんデブのままでいられるのか理解に苦しみます。

まさに、食というのはヒトの生き様そのものだなぁ、としみじみ思いましたとさ。



『飲食をしかるべく慎む者は、鋭い五官、冴えた頭脳、丈夫な肉体、優れた記憶力、軽やかな挙動に、これらすべてに恵まれる』ルイジ・コルナロ(イタリアの貴族・1464~1566)

怒りの巻、ふたたび。

2015年01月12日 | 日毎ニュースに正義の理想を
ナイジェリアで年端もいかない少女の自爆が相次ぐというニュースを目にしました。

イスラム過激派組織【ボコ・ハラム】の仕業だとの事。

女性そのものの自爆はあるにせよ、その場合はある程度の年齢であり、【ボコ・ハラム】のイデオロギーに共感したり、夫や子どもを政府軍に殺された恨みのために志願するそうです。

少女が自爆する場合は、彼女たち自身、身体に取り付けられたモノが何なのか分からないまま、ふっ飛ぶとありました。

もちろん、爆弾のスイッチを入れるのは【ボコ・ハラム】。

要するに遠隔操作で爆発させる、というわけです。

拉致された少女たち、すなわち今後の特攻要員も多くいます。

少女を利用し、相手を油断させ少女もろともふっ飛ばす…。

言葉がありません。

戦争はいけないだの、殺しはいけないだのといった平和ボケの念仏を唱える気すらないです。

殺し合いをしたいのなら、すればよろしい。

ただ、子どもを巻き込むのだけは、なんとかならんのでしょうか。

巻き込むどころか、子どもを利用しているんですからねぇ。

同じ地球に住む人間の所業とは思えません。

イデオロギーはそれほど人間を狂わせるのでしょうか。

まぁ、この国も70年ほど前は若者がジジイを守るために、自爆していったわけなんですが。

2015年、何ひとつイデオロギーがなく、お金、お金って喚いてるニッポン人って、平和で幸せな国民ですよね。

とんねるずの巻。

2015年01月11日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


【夢対決2015 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!】という番組で、とんねるず・木梨憲武が殺意が芽生えるほどつまらなかった、という記事を読みました。

確かに木梨憲武のつまらなさは、近年ヒドかった気がします。

昔に比べますとバラエティ番組自体も観ていませんし、とんねるずの番組はしばらく観ていませんでした。

しかしながら【笑っていいとも!】の最終回、ホントに意味がなく、空気を読んでいないボケばかりをかましているのを観た時は、僕もちょっとムカついたくらいです。



とんねるずが登場した時のインパクトは凄かった。

1980年代初頭の漫才ブームと、やはり80年代後半のお笑い第三世代ブームのはざまに唯一ブレイクしたコンビといっても過言ではないでしょう。

ある一定の年齢層で、一定の地域に住んでいるヒトにしか分からない芸・話術で僕も大ファンでした。

有名な【オールナイトフジ】でのカメラぶっ壊し事件もリアルタイムで観ています。

また【トライアングル・ブルー】では素人の募集がありましたが、高校の友人と応募もしました。

しかしながら、やはり当時は石橋貴明あってのとんねるずです。

ある年の大晦日、【オールナイトフジ】のスペシャル版が生放送されましたが、体調を崩した石橋貴明が番組を休みました。

もちろん、この時、木梨憲武がひとりでネタをやるのですが、これが驚くほどつまらなかったのです。

『新し過ぎるネタ、いずれ評価されるだろう』的なフォローを自分で入れていました。

その後、多くの番組を生み出しましたが、木梨憲武が大化けしたのは【とんねるずのみなさんのおかげです】。

とくに【仮面ノリダー】は、それまでの支持層であった中高生から大きく下回り、児童層の人気を獲得しました。

さて、一見、粗暴な石橋貴明ですが非常に勉強家であり、努力肌のタレントだなぁ、と認識するのに時間はかかりませんでした。

一方、木梨憲武は明らかに瞬発力のみのタレント。

上手く爆発すれば問題ありませんが、不発の時は最悪です。

石橋貴明は『芸はノリタケの方が上。あいつには才能がある』と語った事がありましたが、謙遜過ぎますね。

また、ブラザー・コーンが『タカアキは常識人、ノリタケの方がヤバい』と言っていたのを思い出しました。

まぁ、ふたり共結構イイ歳。

そろそろ潮時かも知れません。

ただ【夜のヒットスタジオ】で希少な蘭を木梨憲武が食っちゃった時は、腹をかかえて爆笑しましたが。




【トライアングル・ブルー】で共演していた川上麻衣子。

石橋貴明から【上海豚】とか【広東カバ】とか【北京象】とか呼ばれていたものです。

15年ほど前、スウェーデン大使館で本人を見かけましたが、顔が小さく、細見のキレいなヒトでした。

芸能人ってやっぱ違うものですね。

ミニマリストの巻、みたび。

2015年01月11日 | 華麗な生活に極めたシンプルを


ミニマリストを目指して日々生活を送っていますが『他のヒトはどうしてんだろう?』と思う事が多いです。

自分の道を迷わず行けば良いのでしょうが、所詮僕もチキンですからねぇ。

ホントなら同好の士とお酒でも酌み交わしながら『もっと捨てたいものですな』なんて会話をし、2軒目のカラオケでザ・ブルーハーツの『爆弾が落っこちる時』でも熱唱したいトコです。

いらないものが多すぎる~

いいとも青年隊の『ウキウキWATCHING』でも良いかも。

昨日までのガラクタを処分処分~

…別に友だちが欲しいわけではありませぬ。

そんな僕ですから、皆さんと同様、ネットに同好の士を求めます。

それにしても、いろんなブログがあるもんですね。

ほとんどが女性で

【アラフォーママのミニマリスト日記】

みたいなタイトルが多い様な気がします。

以前も記しましたが【ミニマリスト】だの【シンプル生活】だの【断捨離】だのヌかす割には異様にモノを買ってるヤツが多い事、多い事。

昨日は無印良品、今日はユニクロ、明日は100均…みたいなヤツ。

過去の記事。
無印良品の巻。
ユニクロの巻。

せめて買い物は、1ヶ月にひとつかふたつくらいに留めないとマズいでしょ。

もちろん、ひとつ買ったらふたつ捨てるってのは当り前ですね。

結局、ダイエットと同じで、言い訳していたら栄光には近づけんのですよ。

あと、極論ですが【家庭】を持ってちゃミニマリストにゃなれねぇと思いますよ。お・く・さ・ん。



それにしても服の処分が進みません。言い訳考えなきゃ。

『言い訳が上手い奴は、めったに他に取り柄がない』ベンジャミン・フランクリン(米国の政治家・1706~1790)

過去の記事。
ミニマリストの巻。
ミニマリストの巻、ふたたび。

クルマの巻。

2015年01月09日 | 日毎ニュースに正義の理想を


トヨタ自動車の象徴であり、昭和の成功者の象徴であったクラウンが、誕生から60年が経ったそうです。

女性が好むという鮮やかな空色と若草色の特別仕様車を、記念モデルとして発売との事。

さすが、ニッポン一保守的な企業です。

部下『う~ん、どうしたらクラウンがナウなヤングに受けるのでしょうか?』

上司『色だよ、色。君ぃ。ナウなヤングは派手な色が好きなんだ』

部下『なるほど~、さすがですね、感服致しました。では早速、ヤングに受ける色を電通に調べさせます!』

てな会話がなされたのかどうかは分かりませんが、それほど大きく逸脱しているとも思えないんですよね。

まぁ、保守的なヒトが保守的な人生を送るために入社する保守的な企業ですから、当り前っちゃ当り前でしょう。

攻めて攻めて、ってタイプのヒトなら光岡自動車に行く様な気がします。

『クラウンはオッサンのクルマ』

ってのは、もう揺るぎない事実として認識されてしまっています。

こうなったらもう無理。

ナウなヤングはオッサンを嫌いますからねぇ。

それをピンクに塗ったくったからって拒否反応が出るのは当然。

アタマの良いヒトの集合体なのに、あまりの保守性にIQが下がっちゃったのでしょう。

秀才も攻めてないと駄目なんすよ、きっと。

ナウなヤングのクルマ離れは深刻らしいですが、必要ないモノは必要ありません。

見栄や根拠なきプライドだけで生きていたバブル馬鹿世代よりゃ、よっぽどマシに思えます。

ナウなヤングよ!クルマなんか買うな!



『どんなスピードでも自動車は危険だ』ラルフ・ネーダー(米国の弁護士・1934~)


ミニマリストの巻、ふたたび。

2015年01月09日 | 華麗な生活に極めたシンプルを


今年もシンプルに暮らしたいとは思っております。

但し、これ以上、どうしたらシンプルになるのか。

そりゃソファ処分して床生活、ベッド処分して寝袋生活、間接照明を直接照明、そして服を処分すれば良いのでしょう。

そんな事ぁハナっから分かってます。

でもフローリングでの床生活とか、フローリングでの寝袋生活は、やっぱピンと来ません。

そもそも、そんな生活はお洒落じゃないし…。

『お洒落云々言ってたら、ミニマリストにはなれないぜよ』って意見も分かるっちゃ分かるし…。

やっぱ僕にはミニマリストは無理そうだなぁ…。

新年早々くじけそうな僕。

さて、そんなチキンな僕ですから上記の他、冷蔵庫や洗濯機や電子レンジも処分は無理でしょう。

まぁ、逆に言えば、それ以外は概ね処分したわけですけど。

せめてダウンサイジングを試みるくらいですかね。




ミニマリストである有名人と言えば、映画監督の紀里谷和明氏でしょう。

ワンルームの部屋に住み、クルマは持たず、服は3着、ベジタリアン。

所持品はスーツケース1個に収まってしまうとの事。

でも、ホントにソファやベッドや冷蔵庫や洗濯機や電子レンジは持っていないのでしょうか。

この辺は持ってる様な気がしますけどねぇ。

一度で良いから、紀里谷氏が住む部屋の画像を見てみたいものです。

でも、やっぱこのヒト格好良いっすね。

雰囲気があるオトナのオトコって感じです。

やはりストイックな姿勢というのは、モテオーラを醸し出すのでしょうか。

それにしちゃあ、僕は…。

過去の記事。
ミニマリストの巻。



『私が思うエレガントさは、余分なものを取り除くことだから』ハンナ・マリー(英国の女優・1989~

怠業の巻。

2015年01月08日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを


怠業、すなわちサボりの事であります。

僕は自由業というか、自由人なので昼間っからプラプラしています。

いつパンクするか分かったもんじゃありませんが。

いろんなトコに行くのですが、サボリーマンってホント多いっすね。

パチンコ屋・映画館・ビックカメラ等の家電量販店・サウナやスーパー銭湯…。

あれだけのサボリーマンが心を入れ替えて、一所懸命働けばニッポンの景気は飛躍的に伸びるのではないでしょうか。

家電量販店でマッサージチェアに座り、至福の顔しているサボリーマンオヤジを見るたび『この国を亡ぼすのは、決して若者ではない。オッサンだ』と再認識致します。

世の中、不公平というか面白いというか、馬車馬の様に働くヒトもいれば、上記の如く日がな一日遊んでるリーマンもいる。

それで社会の均衡が保たれているだとすれば、これほど理不尽な事はないでしょう。

さて、この怠業スポットに喫茶店・カフェや本屋を入れないのは、ただ時間調整をしているヒトも多かろう、という僕の優しさであります。

僕自身、リーマン時代は喫茶店・カフェや本屋にはちょくちょく入りましたからねぇ。

新卒で入社した会社は住宅メーカー。

『営業は朝出たら、夕方まで帰って来るな』っていう典型的な昔気質の会社でした。

目標達成する月なんてありませんから、月末になると支店長はイライラ。

課長レベルすら、支店長の怒りの流れ弾に当たらぬ様、どこか社外に逃げてしまったものです。

販売チャンネルを持たない新入社員の僕は、来る日も来る日も灼熱の日も極寒の日も雨の日も風の日も、住宅街を飛込訪問したり、ダイレクトメールをポスティングする毎日。

そりゃ、心が折れる日もありました。

喫茶店でずーっと読書してた時もあります。

次に入社した会社は輸入家具商社。

この会社は上記の様な『営業は朝出たら、夕方まで帰って来るな』という前時代的精神論はありませんでした。

さて、この会社でインテリアという仕事に出会えた事で、僕の人生はガラリと変わります。

とにかく仕事が面白い。

小さい会社ですが、だからこそ自分で仕事をコントロール出来るのです。

仕事があれば、社内にいる時間も当然増えるわけですが、別段日中社内にいても文句は言われませんから作業もはかどる…。

快進撃を続けました。

仕事が面白い・時間がもったいない、となればサボる意味がありません。

インテリア業界に身を置いてから、喫茶店・カフェに行く事すらなくなりました。

ただただ仕事仕事。完全なるワーカホリックです。



その輸入家具商社には、判で押したように、朝9時に出社、10時頃に営業に出、夕方4時頃に帰社、6時30分になると帰宅するという僕より10歳年上のオッサンがいました。

ちなみに3日に1日は直帰。

毎日毎日、いったいドコに行ってんだろう?って同僚と噂にもなろうってモンです。

そのオッサン『会社で昼飯を食わないのがオレのモットー』とか寝言を言っていました

営業のモットーは『売上を上げる事』で、会社で昼飯を食おうとケーキを食おうと、売上を上げりゃそれで良いって事を理解していない前時代的精神論者だったんです。

もちろん、そのオッサンの売上は芳しいモノではありませんでした。

あのオッサンはいったいどこでサボっていたのでしょう。



新卒で入社した住宅メーカーの入社3~5年目くらいの先輩方は、ホント遊ぶ事しか考えていないバブル脳のヒトたちでした。

でも、面白いんでよくつるんで遊んでいたものです。

ある時『おい、みんなで○○日にディズニーランド行こうぜ』と誘われました。

なんとも大胆な怠業であります。僕の理解をはるかに凌駕していました。

が、日々の飛込訪問に飽き飽きしていた僕は、『行きます!行きます!』とすぐさま返答。

やがて決行の日。

しかし残念ながら、僕は直属の上司である係長と一緒にお客さんのトコに行く事になってしまったので、怠業メンバーから泣く泣く抜ける事となります。

他の怠業先輩メンバーは、予定通り東京ディズニーランドに行っちゃいました。

今思えば、係長は僕や先輩方の異変を察知していたのかも知れません。

まだまだ無垢だった僕を、悪の道に引きずり込ませないために…。



その住宅メーカーは2002年民事再生法を申請。

負債総額は約135億円だったそうです。



『怠惰の時は怠惰を知らず』春日潜庵(ニッポンの儒学者・1811~1878)

女子ーズの巻。

2015年01月07日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


僕は若くて可愛くてスタイルの良いオンナのコが大大大好きです。

一方、ブスでお喋りなババアは心の底から死んで欲しいです。

マトモなオトコなら当り前の感情ですけど。

そんな僕なのでコメディ映画【女子ーズ】は楽しく観る事が出来ました。

桐谷美玲ちゃん、藤井美菜ちゃん、高畑充希ちゃん、有村架純ちゃん、山本美月ちゃんの可愛コちゃん5人がメンバー。

要するにスーパー戦隊モノのパロディなんですが、尺も短いし、とにかく気楽に観られるのが実に良い。

5人揃わないと、必殺技が繰り出せないんですが、なかなか揃わないんですな。これが。

恋に仕事に野暮用に、イマドキ女子は忙しいわけです。

ちなみに彼女たちが招集されたのは『苗字に【色】が入っているから』という理由のみ。

佐藤二朗が彼女たちを招集し、束ねる司令官なんですが、このヒト、ホント面白いなぁ。

声出して笑っちゃいました。

可愛コちゃん5人も頑張りがヒシヒシと伝わって文句なしです。

わざと下手っぴなアクションも萌えるってもんです。

そんな中、劇団の演出家・安田顕にブチ切れる、グリーン役の有村架純ちゃんはサイコーでした。

イエロー役の高畑充希ちゃんってコは存知上げませんでしたが、このコも独特の可愛さがありますね。



この作品、下らないっちゃ下らないんだけど、本気で下らないモノをちゃんと製作しよう、という気概は伝わりました。

下らないからっつって手ぇ抜くのはサイテーですもんね。

結構、パート2観たいかも。


昨年『世界で最も美しい顔100人』8位に輝いた桐谷美玲ちゃん。

て事はニッポンでいちばん美しいって事ですね。

ただ美玲ちゃん、もうちょっとお肉を付けた方が、オジサンは好きだなぁ…。

デビュー直前との事。地元でも評判のコだったんでしょうね。

ロスト・イン・トランスレーションの巻。

2015年01月07日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



行きつけのバーのマスターから借りっ放しになっていたDVDをようやく観ました

【ロスト・イン・トランスレーション】です。

ニッポンでの公開は2004年。実に11年も前になるのですね。

いろんなヒトが高評価を与えている、アカデミー脚本賞を受賞したこの作品。

期待するなって方が無理ってもんです。

ですが、ダメでしたねぇ。

ニッポン人以外なら良いのかも知れません。

【トーキョー】という街を、孤独と倦怠の具現・象徴と捉えている…的なガイジン目線であれば。

ですが、ニッポン人で16歳の時から新宿の居酒屋に出入りしていた僕としては、日常過ぎて【トーキョー】に特殊な感情を持つ事は出来ません。

この作品を良いとするニッポン人がいるとすれば、芸術を理解するフリをした田舎モン、ってトコでしょう。

江戸っ子にゃあ無理ってぇもんよ。



ニッポンを舞台にしたハリウッド映画は昔からあります。

その多くがガイジン目線のため、ニッポンの文化・風俗を間違った、あるいは誇張した描写が目立ちました。

その点、この作品は比較的まともにニッポン人を描いていたと思います。

これは監督のソフィア・コッポラが、一時期ニッポンに住んでいたからでしょう。

それにしても、なぜ【ソウル】でもなく【上海】でもなく【トーキョー】が舞台になったのか。

僕が思うに、いちばん英語の通じない街が【トーキョー】だったから、ではないでしょうかね。



とくべつ何が起きるってわけでもないのですが、尺も100分ほどでしたから冗長な印象はありません。

ただ、改めて申し上げますと、大した作品ではないという事です。

スカーレット・ヨハンソンは良かったですけどね。

若さゆえの、ちょっと緩んだボディがたまりません。



あと、やっぱ『オンナが撮った映画だな』というのがいちばん強い感想かも。



それにしても、どういった経緯でダイアモンド☆ユカイが出演する事になったのかが知りたいです。

ドラマの巻、ふたたび。

2015年01月06日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


年末、何回か【世田谷一家殺害事件(上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件)】ネタのテレビ番組を観ました。

事件発生が2000年。実に丸14年が経っているのですね。

リュウ(遺留品)があれだけ残されているのに、容疑者特定に至らないのはホント不思議です。

ただ、テレビ番組では言及しない(出来ない)ネタが結構ある様ですね。

別に陰謀説とかじゃなく。

とにかく、何とか犯人を逮捕して頂きたい。国民の総意です。

近所に住んでるヒトとか気持ち悪いだろうなぁ…。



以前、YouTubeのサムネイルを眺めていたところ、もの凄ぇインパクトのドラマがアップされていました。

【深川通り魔殺人事件】。あの川俣軍司を主役にすえた1983年放映の実録犯罪ドラマで、主演は大地康雄。



川俣軍司というのは、シャブ中でヒトを殺しまくったキチガイなのですが、逮捕時のインパクトがこれまたもの凄かった。

白いブリーフに白いハイソックスという、ニッポン犯罪史上稀な、電波系連行映像がお茶の間に流れました。

4人もヒトをブっ殺してるのに、シャブ中って事で無期懲役という判決。

この国は良い国です。

皆さーんシャブ喰ってヒトをブっ殺しても、死刑にはなりませんよー

さて、このドラマ自体は未見なのですが、大地康雄の演技が完全にイっているというコメントがまことに多い。

あまりのキチガイ演技がハマっていたため、大地康雄はしばらく使ってもらえなかったとか。

昔って、このテのドラマや映画が多かった様に記憶しております。

もちろん現在でもあるんですが、そのものズバリの実録犯罪ドラマは減ったと思います。

最近だと映画【I am ICHIHASHI 逮捕されるまで】くらいでしょうか。

時代は前後しますが1979年には【戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件】が放映され、犯人・小原保を演じた泉谷しげるの演技が評判となりました。

先の【深川~】も【吉展ちゃん~】もギャラクシー賞を受賞しております。

また、1982年には宇崎竜童主演による【TATTOO<刺青>あり】が上映されております。

これは1979年に三菱銀行北畠支店で起きた強盗および人質・猟奇殺人事件を映画化したもの。

やはり宇崎竜童の演技が評判となりました。

一方、ビートたけしは昔からこのテの実録犯罪モノに多く主演しております。

【千石イエス】【金嬉老】【エホバの証人】【三億円事件】などがありますが、もっとも印象に残ったのが【昭和四十六年 大久保清の犯罪】での大久保清役でしょう。



いろいろ作品を挙げましたが、いずれの作品も現在のVTR撮影では絶対に表現出来ない映像で描かれ、そしてその後味の悪さは心にべったりとこびりついております。

被害者遺族の方々の感情もありましょうから、なかなか事件を映像化しづらいのはよく分かります。

ただ、ふたたびフィルム撮影での実録犯罪ドラマを観てみたいのも正直な気持ちでもあります。

危機管理の巻、ふたたび。

2015年01月06日 | 日毎ニュースに正義の理想を


新年から笑かしてくれました。

なにかってぇと、新潟県のかぐらスキー場で遭難したスノーボーダーです。

あの記者会見は、号泣議員・ののちゃんを彷彿させて頂きました。

このバカデザイナー・練子広寿(45歳)の特筆すべきは、皆さんおっしゃる様に、あのヘアスタイル。

ドレッドにしては太くありません?

なんか、ウツボを巻いてるみたい。

どことなくターバンっぽくも見えますね。

逆に、隣にいたブスなババアふたりはインパクトなさ過ぎ。つまんない。

さて、20代の若いヤツらならともかく、いい歳ブっこいたオッサン・オバハンが、調子ブっこいてコース外滑って遭難。

死ねばいいのに。

いや、ホントに登山だのスキーだのスノボだの関係なく、雪山に行くヤツはほっとくべきです。

『自分だけは大丈夫だろう』

平和ボケ・ニッポンに住む、平和ボケ・ニッポン人の世界でいちばん脳味噌がトロけた思考。

ネットなんかだと『とにかく助かって良かった。今後は気を付けて欲しい』的優等生意見が散見されます。

が、僕は優等生じゃないのでハッキリ言いましょう。

死ねばいいのに。

お願いです。死んでください。

こういうバカは、もっともっと世間の目に晒すべきです。

平和ボケのいい歳したバカが、好き勝手な事をしてヒトに迷惑を掛け、税金をムダ遣いしてしまうとどうなるかを『これでもか』と吊し上げるべきだと思います。

平和ボケ・ニッポン人の危機管理の甘さに、僕はホントに悲しくなります。

ヒトに迷惑かけんな!

家にいろ!

ホント、バカは死んでください。お願いです。死んでください。

過去の記事。
危機管理の巻。

羨望の巻、ふたたび。

2015年01月05日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


綾瀬はるかちゃんが松坂桃李と付き合っているとか。

お互いの所属事務所は否定したけど『ホントにー???んー???』という感じらしいですね。

それがホントだったら、いいなぁ、松坂桃李。

羨ましいなぁ、松坂桃李。

なんでも、昨年公開された【万能鑑定士Qーモナ・リザの瞳ー】とかいう映画で共演したのが、縁だとか。

なんだ?その映画?知らん!

松坂桃李があのたわわに実った…、あのたわわに実った…。

それをあんなコトやこんなコトしちゃうんでしょうか。

いや、するに決まってる!

なぜなら、オレなら絶対にするから!

ぐぉーーー!

羨ましいーーー!



なになに、綾瀬はるかって29歳なんですね。

いつの間にやらアラサーだったんだ。

まーアラフィフの僕からすりゃあ、どーでもいーです。

あんなコと付き合えたらなぁ。

いいなぁ、松坂桃李。

羨ましいなぁ、松坂桃李。

やっぱ、ガッキーにしよ。




『嫉妬とは何であるか。それは他人の価値に対する憎悪を伴う羨望である』阿部次郎(ニッポンの哲学者・1883~1959)